2/4 NY原油先物90ドル台、メタ株(旧フェイスブック株)が急落...
NY原油先物相場は5営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の3月渡しが一時、1バレル=90ドル台をつけました。これは2014年10月以来、約7年4カ月ぶりの高値水準です。ここまで来ると、三桁(100ドル)到達は固いです。
米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落、前日比518.17ドル(1.5%)安の3万5111.16ドルで終えました。ナスダック総合株価指数も5営業日ぶりに反落して、前日比538.729ポイント(3.7%)安の1万3878.818で終了しています。
メタプラットフォームズ株が26%安でハイテク株へ激震...
決算と併せて発表した業績見通しが市場予想を下回る銘柄が売られて相場を押し下げています。特に、前日夕方に決算を発表した交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)が急落、他のSNS銘柄にも波及してハイテク株全般に売りが広がった模様です。
なお、メタは2022年1~3月期の売上高見通しが市場予想を下回り、前日終値から26%安で引けました。この日の下げで、メタ社の時価総額は2370億ドル(27兆2000億円)減少しています。上がるのも下がるのも激しいのが米国です。
そもそも実態の乏しいSNS銘柄は主に広告収入で成り立っているので、ひょんなことから急騰や急落を繰り返します。当該株式を保有されている方は「いつもの事」として、余り気に留めないことです。そして、長期保有に適するか否かを検討されることもお勧めします。資産として見た場合、私はSNS銘柄に良い印象を持っていません。
米国インフレの波が、アマゾンのプライム年会費にまで及ぶ
米国アマゾン・ドット・コムは3日、米国でのプライム会員年会費を20ドル引き上げ139ドル(約1万6000円)とすると発表しました。値上げは2018年以来です。
昨年10-12月(第4四半期)決算の発表資料によると、年会費の変更は2月18日付で、既存会員については3月25日以降の更新から適用されます。月額の会費は12.99ドルから14.99ドルに引き上げとなります。つまり、定期課金の値上げです。次は日本のプライム会員がターゲットです。現行500円からの値上げ幅が気になります^^。
手許待機資金と配当予定総額...
現時点の手許の現預金はドル貨で$33,805.50、円貨で¥3,886,957です。保有する株式銘柄の配当(分配)予定額はドル貨で$39,442.17、円貨では¥4,535,060と前日から小幅増加しています。なお、AT&Tの予定配当額は、既に減配発表後の配当予定額に変更しています。
売買の詳細
保有していないハイテク系銘柄の株価下落が数多い日であったため、追加購入はETFの定期銘柄(JEPI株、QYLD株)だけに止めました。ディフェンシブ銘柄は以前と比べて大分と高値まで買い上げられています。
こまごま銘柄の蒐集
メタ株の急落では4株を拾いました。そして、軍需系銘柄のハネウェル インターナショナル株が52週最安値を更新する株価下落となったこともあり、広く追加購入を行っています。保有しがいのある銘柄が株価下落でたくさん現れて来ているために目移りします。
- ALLY アライ フィナンシャル 1株
- BEN フランクリン リソーシズ 11株
- BHP BHP グループ ADR 34株
- CHRW CHロビンソン ワールドワイド 18株
- CINF シンシナティ ファイナンシャル 6株
- CSCO シスコ システムズ 3株
- FB メタ プラットフォームズ A 4株
- GILD ギリアド サイエンシズ 3株
- HON ハネウェル インターナショナル 34株
- IBM インターナショナル ビジネス マシーンズ 2株
- IVZ インベスコ 8株
- K ケロッグ 47株
- LHX L3ハリス テクノロジー 11株
- LYG ロイズ バンキング グループ ADR 15株
- MBT モバイル テレシステムズ ADR 15株
- MCY マーキュリー ゼネラル 34株
- MMM スリーエム 30株
- PBR ペトロレオ ブラジレイロ ADR 51株
- UVV ユニバーサル 13株
- VEON ビオン ADR 123株
- VIV テレフォニカ ブラジル ADR 16株
- WBA ウォルグリーン ブーツ アライアンス 10株
- WU ウエスタン ユニオン 30株
- XLP 生活必需品セレクトセクターSPDRファンド 10株
ハイテク株下落の陰で、ディフェンシブ銘柄への移行が進む
Myポートフォリオの株価推移をみる限り、今日の米国株式市場で発生した【ハイテク株下落の陰】で、ディフェンシブ銘柄への移行が進んでいる感じがしています。投資家は身構えているのが分かります。
編集後記
米国株は本市場の前後に【プレ株式市場】が開かれています。【時間外取り引き】とも呼ばれている例のあれです。現地夕刻の時間外取引で、メタ株を含むSNS銘柄の株価が何と急騰、間違いなく『下落ではなく急騰』しています。このような所に、株価形成のいい加減さが滲み出ています。
SNAP株の上昇が最も大きいので、次の報道記事が影響しているのかもしれません。邪魔くさいので調べていませんが、これで他のSNS銘柄へも買戻しが入っている様子です。
本日の市場で、SNAP株等へ買い向かって安値拾いされた方、今夜の米国市場を楽しみにしていて下さい。売り方の買戻しでメタ株も値を上げるやも知れません。
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