今日のNY市場を見る限り、新型コロナ変異株（デルタ株）の再伝播で、世界経済が停滞・変調する懸念は払拭されたかのようです。「デルタ株よりNY市場から中国株ADRの排除」が、最重要視されています。上海市場や香港市場の株価が下げて終わった日は、NY市場では寄り付き後から怒涛の売りが発生しています。

３大株価指数は揃って過去最高額を更新

　米国企業の安定した好決算が背中を後押しするかのように、経済正常化の恩恵を受けやすい「景気敏感株（エネルギー、資本材等）」や「消費関連株」が買い物色されています。特に、クルーズ船株や空運株の買いには驚きました。先を争って、正常化後の適正株価まで買い上げる動きが見られ始めました。

• ダウ平均は、前日比82.76ドル（0.24％）高の3万5144.31ドル。
• ナスダックは、前日比3.72（0.03％）高の1万4840.71。
• S&P500種は、前日比10.51（0.24％）高の4422.30。
• 米国債10年利回りは、前日比0.010（0.75％）高の1.295。7/27 06:20現在
• WTI原油先物は、前日比0.12（0.17％）高の72.19。7/27 06:20現在

ポートフォリオ評価損益額は過去最高額を更新...

　７月２日以来となりますが、評価損益額が過去最高額を更新しました。一旦下がっても、ジリジリと最高値に迫って来る地力の強さは米国株最大の特徴です。これを是非とも皆さん方に体験していただきたいです。

• 株式評価損益　ETF銘柄　$147,709.34
• 株式評価損益　個別銘柄　$7,480.09
• 株式評価損益　合　　計　$155,189.43