米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/1 30日は上半期の締め日。米株爆上げ、これが日米の差だ...

 6月30日(金)は期しくも上半期最終日で、米3大株価指数は月末・週末の不安を蹴散らすように大きく伸びています。朝方発表の「5月の米個人消費支出(PCE)物価指数」の伸びが鈍化したことで、米国のインフレに対する懸念が幾分和らぎました。
 これをキッカケに、半年間の『買い需要』が炸裂したかのようです。週明けが楽しみです。それに控え、日本株はマイナススタート。プラス転換することなく沈みました。米国株の動向を片眼で様子見して、追随しか出来ない哀れな市場です。


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  • ダウ工業株30種平均は続伸して、前日比285ドル18セント(0.8%)高の3万4407ドル60セントで終えました。ダウ平均の6月の上昇幅は1499ドル(4.6%)。月間の上昇幅としては昨年11月以来の大きさでした。
  • ナスダック総合株価指数は反発、前日比196.592ポイント(1.4%)高の1万3787.923で終えました。昨年4月以来の高値を更新しています。ナスダック指数の6月における上昇率は6.6%、2023年上半期では31.7%の大幅な伸びでした。
  • S&P500種株価指数も続伸。前日比53.94ポイント(1.2%)高の4450.38と昨年4月以来の高値で終えています。6月は6.5%、2023年上半期では15.9%上昇しています。

アップル銘柄の時価総額が、再び3兆ドル越えへ・・・

 アップル株の時価総額が2022年1月以来、1年半ぶりに3兆ドル超えとなり、完全に復調したようです。シティグループが29日付の公開リポートで、アップル銘柄を投資判断「買い」で銘柄調査を開始したことも好感されて、今日も高値、2%高で終えました。
 時価総額最大の人気株が上昇すると、市場全般に灯りが点ります。そして「世界のカネ余り現象」は、依然として続いていることにも今更ながら驚きます。

MYポートフォリオ

 ジリジリとタバコ銘柄の構成比率が上昇している「我がポートフォリオ」ですが、ハイテク系銘柄の株価上昇が顕著になると、タバコ銘柄が売られる傾向は変わりません。
 しかし、ここ数日間のハイテク銘柄とタバコ銘柄の相関関係は幾分、タバコ銘柄の買い見直しに傾きつつあるようにも見えます。タバコ銘柄がほぼ『底値にタッチした』と捉えてもいいのでしょうか。私の感覚で申し上げると、嫌われ者タバコ株は安値過ぎます...。


編集後記

 Amazon Primeで米国映画「ディープインパクト(1998年)」を久し振りに観ました。ネタバレになるので詳細は申し上げませんが、感動もののストーリーです。画中、テレビのニュース番組の画像が映る際、テレビ機器の製造メーカーとして「Panasonic」の文字が、銀幕に映えている光景、25年前が何とも懐かしく感じました。


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今週もお疲れ様でした。土日連休を精一杯お楽しみ下さい。

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