8/31 ハイテク銘柄が市場を牽引...
FRB議長の「ジャクソンホール会議でテーパリング示唆」から数日を経た月曜日。市場はどのような方向性に進むのかを興味を持って眺めていました。結果としては、次のようなものでした。
- 債券が買われ(利回り下落)たこと。
- ドル為替価格は動ぜずであったこと。
- 原油先物価格は幾分上昇したこと。
ニューヨーク株式市場の動向
NY市場では、景気敏感銘柄の多い「ダウ平均」が下落したものの、ナスダックスやS&P500種が上昇して引けました。原油銘柄と金融銘柄の株価下落が目立ちました。もう一押しあれば、買い出動に出張るのですが、今の価格は中途半端な印象を受けます。明日以降に期待大です。
- ダウ平均は、前日比55.96ドル(▼0.16%)安の3万5399.84ドル。
- ナスダックは、前日比136.39(0.90%)高の1万5265.89。
- S&P500種は、前日比19.42(0.43%)高の4528.79。
- 米国債10年利回りは、前日比0.032(▼2.42%)安の1.280%。8/31 06:45現在
- WTI原油先物は、前日比0.38ドル(0.55%)高の69.12ドル。8/31 06:45現在
ポートフォリオ時価等
株式評価総額は942,508.23ドル(円貨換算額103,609,930円)、株式評価損益額は前週末から2,823.92ドル増の173,421.71ドル(円貨換算額 19,064,249円)と、共に大きく値を上げて過去最高額を更新しました。ポートフォリオ内のETF構成比率は幾分下がって90.27%でした。なお、某生命保険の満期返戻金を確保できましたので、投資用の手元現預金が大幅に増加しています。
本日の主な取り引き
久し振りに、値下がり傾向にある「COWN コーウェン インク A」14株、「CXSE ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーETF」5株、「FXI iシェアーズ 中国大型株 ETF」3株を簿外管理で新規購入しました。なお、売却した銘柄はありません。
簿外管理と枠外管理
枠外管理で収載しているアクティブETFが動意付いてきたようです。「BOTZ グローバルX ロボット&AI ETF」4株を追加購入しました。今、このETFに注目しています。
銘柄別一覧グラフ...
現預金(赤棒グラフ)を組み込みました。頼もしい限りです。また、9月末の中間配当を目指して『日本株』(S株対応)への投資を再開しました。
気になる時事記事
中国テクノロジー株上昇、アリババや快手が高い-割安銘柄の物色続く
中国のテクノロジー株が30日の香港株式市場で値上がりしている。先週は週間ベースで今年1月以来の大幅上昇だった。割安になった銘柄を物色する動きが続いている。
ハンセンテック指数が一時1.5%上昇。アリババグループやライブストリーミングを手掛ける快手科技の上げが目立つ。引け後に決算を発表するフードデリバリーの美団は、先週末の終値を挟んだ値動き。
中国のテクノロジーセクターを巡っては、国内金融トピックで誤解を招くソーシャルメディアのアカウントを一掃する取り組みが始まったほか、ライブストリーミング運営企業を規制する信用格付け制度の設置案など新たな材料が相次いだが、ハンセンテック指数は値上がりしている。(ブルムバーグ 2021年8月30日 13:02 JST)
「宴」は続く、年内テーパリングでもカネ余り相場変わらず
・・・FRBが金融正常化にこれほど時間をかけるのは、米国だけでなく世界の経済が脆弱になったためだ。新型コロナへの対応で政府や民間は債務を急増、「利上げに耐えられない社会になった」と、野村証券のチーフ金利ストラテジスト、中島武信氏は指摘する。
・・・低金利とカネ余りを背景とした金融相場の「宴」はまだ続く可能性が大きい。しかし、実体経済から乖離(かいり)したマネーは常に不安定さを伴う。バブル発生や大幅な株価調整のリスクも膨らみ続ける。
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