米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

10/12 NY市場は、時間経過と伴に下げ始める・・・

 寄り付き後は快調な出足となりましたが、時間経過と伴に平均株価が下げ始める展開となり、3大株価指数は前週末終値からマイナスで着地しました。今トレンドのエネルギー銘柄及び銀行銘柄へも売りが活発化して、相場の重石になったようです。「機関投資家の持ち高調整」との声が市場参加者から出ています。
 また、例の如く、欧州市場が閉まってからNY市場が下げ始め、欧州投資家やトレーダーに意趣返しするところなど、凝った演出もありました^ ^。



株価が下げに転じた事由としては、次のように推測しています。

  1. 商品相場の価格上昇度合いが激しく、インフレ懸念が根強いこと。
  2. 主要企業の7月~9月四半期決算発表が今週から始まるので、様子見姿勢が強まったこと。
  3. ユーロ、円ともに「ドル高」傾向で、多国籍企業にとって逆風となっていること。
  4. ダウ平均が3万5千ドルに近づいてきたことで、警戒心が擡げて来たこと。
  5. 為替市場と債券市場が「コロンバス・デーの祝日」で休場していたので、株式市場への参加者が少なかったこと。


10/12 NY市場は、時間経過と伴に下げ始める・・・

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は884,609.04ドル(円貨換算額100,235,050円)、手許資金と合わせると971,832.47ドル(円貨換算額110,118,337円)。株式評価損益額は前週末から6,898.27ドル減、前月末から10,319.33ドル増、年始から118,854.77ドル増の145,318.34ドル(円貨換算額16,466,021円)。ポートフォリオ内のETF構成比率は98.89%でした。また、手元現金は今回の売却で8万7千ドルを超えています。


10/12 Myポートフォリオ時価等

本日の主な取り引き

売却

 手持ち現金の更なる確保を目指して、パフォーマンスが芳しくない今年度追加したETFの売却を決意しました。一旦、引いて待機します。
 「XLU」は、金利高と原油及び天然ガスの原材料高騰が強烈で、今後もパフォーマンス改善が見込み難いと判断しました。
 「SPTM」は、インデックス指数の補助として取り組みましたが、インデックス銘柄の構成比率が所期の目標を達成したことが理由です。なお、現在、これら以外にも売却対象にする銘柄を分析・調査中です。

  • S&P1500 コンポジット ストックETF(SPTM)404株
  • 公益事業セレクト セクター SPDR ETF(XLU)534株

購入

 ヘルスケア銘柄の拡充を目指して「メルク MRK」を新規購入しています。財務基盤もしっかりしていて配当率も3%を維持、増配を続けている優良企業です。昨今は、新型コロナの錠剤タイプの治療薬開発で名を馳せています。昨日は、プリストルマイヤーズ株とファイザー株を取得しています。
 コロナ禍を見据えると、健康に関する意識の更なる高まりがあり、身体維持に関してマネー投下を厭わない風潮が助長されています。よって、ヘルスケア企業と同セクターの成長は止まらないと見ています。

  • メルク(MRK)45株


10/12 本日の主な取り引き


手持ち現預金について

 私事ですが、来年春ごろ迄には「屋移り」を検討していることもあり、何かと現預金が必要になる場合に備えて、銘柄整理と売却を当分の間、続ける意向です。本日の売却で概ね5百万円近くのキャッシュを手にしました。なお、激しい株価下落に遭遇すれば、すかさず『買い出動』に馳せ参じる意向です。

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