米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

10/15 NY市場のセンチメンタルが一変した・・・?

 3大株価指数は寄り付き後から大きく値上がりして、上下することなく久しぶりの一直線を描くチャート模様となりました。一般的に、このような時は、市場を覆っている様相が一変したことを表しています。
 但し、ダウ平均値が3万5千ドルを超え切れなかったことがポイントで、明日の週末金曜日の「終値」でタッチできるか否か、この動向次第で次週以降の展開が少しは読めるのではないでしょうか? ここを超えることができると、ダウ平均値3万6千や7千ドル台までが視野に入りそうな気がします。


10/15 3大株価指数チャート

良好な第三四半期決算発表が相次ぐ

 朝方、金融の「バンク・オブ・アメリカ」と「モルガン・スタンレー」が公表した第三四半期決算内容は、市場予想を上回り、昨日のJPモルガンと同様、株式市場に安心感を与える役割を果たしました。明日発表の「ゴールドマン・サックス」も期待出来る内容と見られています^ - ^。
 また、医療保険の「ユナイテッドヘルス・グループ」も、市場予想以上の決算内容と『通期予想の上方修正』のダブル効果を市場に与えるなど、市場予想を連続して上回る米主要企業の決算発表が相次ぎ、投資家心理が一気に改善したようです。更に、朝方発表の米経済指標を受け、過度なインフレや景気減速への懸念が後退したことも、買い安心感に繋がったようです。


10/15 市場のセンチメンタルが一変した・・・?

「ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス株」のチャート

 ドラッグストアの「ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス」の株価は何と7%強の値上がりで終了しました。朝方、発表した2021年6~8月期決算が市場予想を上回ったうえ、併せて発表した医療サービス企業への出資拡大など成長戦略も好感されたようです。寄り付き後、大きく売られた同銘柄は、買い戻しスイッチが入るや否や大きく値を飛ばして、2千9百万株の大商いで引けました。
 WBA株はダウ平均の構成銘柄ですが、数年前にダウ平均算定企業として採用された段階では、株価が70ドル台であったこと。皆、既に忘れていることでしょう。配当率が4%台まで迫る時がありました。また、コロナ禍前にはWBAの低株価に業を煮やした某ヘッジファンドが、WBAの株式非公開に向けてTOPに動くプラン(コロナの非常事態宣言で中止)がありました。近々、大きく株価が動くかも知れません!


10/15 「ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス株」のチャート

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は868,352.62ドル(円貨換算額98,714,326円)、手許資金と合わせる985,915.80ドル(円貨換算額112,078,908円)。株式評価損益額は前週末から3,606.78ドル増、前月末から20,824.38ドル増、年始から129,359.82ドル増の155,823.39ドル(円貨換算額17,714,003円)。ポートフォリオ内のETF構成比率は92.51%でした。


10/15 Myポートフォリオ時価等

本日の主な取り引き

 今後も続く四半期決算発表の内容次第や市場の受け取り方次第で株価の方向性がガラリと変わります。今日は、株価総揚げ状態となったこともあって、序盤過ぎから傍観姿勢となりました。


10/15 本日の主な取り引き

売却

 バークシャーハザウェル株を全て売却。前日、購入した銘柄ですが、ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス株(WBA)の購入金に充当するために即売しました。

購入

 高配当の小売業のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス株(WBA)を、前日終値から2ドルマイナスの指値を多数入れて待機。予測どおり、寄り付き後程なくして売りが優勢となり147株を購入。新規買い200株を目指していましたが、そこまで到達できずに、急に株価が反転・高騰して対処できなくなりました。

追加購入

引き続き売られていたヘルスケア銘柄と通信銘柄の買い増しを行っています。

  • ブリストル マイヤーズ スクイブ株を9株
  • メルク株を30株
  • ベライゾン コミュニケーションズ株を12株

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