米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

10/24 週別・月別の投資状況分析リスト他...

 前週の「10/17 週別投資状況分析リスト他...」で、「次週は、ホップ・ステップ・ジャンプのホップ段階になりそうです・・・」と予想しましたが、まさに『年末の株高に向かうホップ段階が始まった』ことを感じたのは私だけでしょうか?

週別・月別の投資状況分析リスト

 新たに作成した資料です。週次と月次を合わせたもったリストとなります。いままでのリストの基になるデータがメール配信されて来なくなったので、作るしか仕方がなかったのです。前提条件は、いつものように「当該週の週始め及び「当該月の月始め」から下記銘柄を保有していたと仮定した場合です。


10/24 週別・月別の投資状況分析リスト

平均株価が上昇している時、ETFは無敵の強さを誇る

 下段リストはETFでまとめたものですが、月次損益が4万4千ドルを超えています。率にして104.43%の上昇です。週次では同9千8百ドル超、率にして101.59%です。これだけの上昇を得られれば不満はないでしょう。
 平均株価の動きに収斂する特性を持つのがETFです。大きく利益を得ることはできませんが、負け続けることも無いと言えるでしょう。

個別株は、売買のタイミングが運命の分かれ道

 上段リストは個別株でまとめたものです。概ね、先週あたりからMyポートフォリオで買い集めている銘柄群です。IBMやINTCなどは四半期決算内容が芳しくなく、先月末株価から直近日の株価が大きく値下がりしている銘柄です。通信のAT&Tやヘルスケア銘柄なども先行きの不透明感が強く、株価が軟調であることが見てとれます。逆に、MRKは月初から右肩上がりに株価上昇度が高い銘柄であると言えます。
 よって、個別株の売買はタイミング次第で右にも左にも弾かれる特性があります。株価上昇で大きく利益が出せることがありますが、買値の半値以下に株価が落ちるリスクも目の前に横たわっていると言えるでしょう。

週間・月間の売買状況

 例の如く、全株を売却した銘柄はリストから除外しています。左のリストは「週間取引状況」、右のリストは「月間取引状況」となります。平均株価が上昇している中、ETFの購入は中々できるものではなく、ご覧のように今週はXLP3株のみとなっています。

思案六法

 次週も平均株価が上昇傾向となれば、ETFの追加購入は見送りが妥当ですが、見送っているだけでは事が進まないので、何か対策が必要です。この時点で、貴方は買い向かいますか?


米国株セクター別の構成比率グラフ

 前週のETF売却で得た資金を個別株へ振り向けています。購入対象の企業の条件は、次の点に合致していることが望ましいです。

  1. 原則、オールドエコノミーの大企業であること。
  2. 配当貴族の銘柄が望ましく、少なくとも『塀が高く、堀が深い』企業で、継続的に配当支払いができること。
  3. 株主に顔を向けていて、積極的に自社株買いを行っていること。
  4. 一時的な株価値下がりが続いて、割安に放置されていること。

10/24 米国株セクター別の構成比率グラフ

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