10/23 広告関連株が軒並み下落するも、ダウ平均は最高値を更新!
ダウ工業株30種平均は最高額を更新
ダウ工業株30種平均は、8月16日以来、2カ月ぶりに過去最高値を更新しました。第三四半期が市場予想を上回る増収増益だったアメックス株は5%高、1銘柄でダウ平均を60ドル余り押し上げました。しかし、同決算内容でインテル株が12%下げるなど、強弱入り混じっていましたが、物色買いが勝った感じです。
ナスダック総合株価指数は下落
写真・動画共有アプリのスナップ株が27%安と大幅に沈みました。前日、同社が「アップルの新たなデータ収集制限」が「デジタル広告事業に重しとなっている」と公表したことで売りに売られました。
同業のフェイスブック株とツイッター株が各5%安、アルファベット株も3%安となるなどデジタル広告関連株が軒並み下落しています。更に、アマゾン株も3%の連れ安となっています。これだけ主力銘柄が下げると致し方ない印象です。
【留意事項】
なお、これら企業の株価は大きく下げてはいるのですが、ここ直近までかなりの株価上昇をみせていますので、52週間隔で見る限り、さほど割安感を感じません。
広告件数の減少は利益に直結しているので、企業の屋台骨に与える影響を注視する必要があります。ボラティリティが高く、軽く見過ごせる問題なのか否か、相手先がある問題なので、暫く時間の経過が必要と判断しました。
S&P500種株価指数
8営業日ぶりに反落して週末を終えました。WTI原油先物価格は何と84ドルを超えてきました。米国10年債券利回りは幾分値下がりして1.64%と反落。次週は1.7%台を目指して駆け上がるとみています。
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は941,667.85ドル(円貨換算額106,822,801円)、手許資金と合わせると$1,004,277.31ドル(円貨換算額113,925,218円)となりました。
株式評価損益額は前週末から13,626.49ドル増、前月末から39,515.61ドル増、年始から148,051.05ドル増の174,514.62ドル(円貨換算額19,796,938円)です。ポートフォリオ内のETF構成比率は84.68%でした。なお、本日付で個別銘柄を2銘柄を追加しました。
本日の主な取り引き
インテル株の新規買い
インテルが前日発表した第3四半期決算自体は問題なくも、CEOが『先行きの不透明感が厳しい』と言及したことで、株価が前日のアフター市場の段階で9%も下落。よって、Myポートフォリオでは、早くから取り込みを決めていました。
50ドル台で始まった売買取引は、時間経過とともに軟調となり、終了近くには49ドル台へ11.67%安まで拡大しました。買値平均49.81ドル(購入手数料含む)で181株を買い入れています。手数料込みで50ドル未満の買値を目指していたので、結果はオーライでした。
しかし、昨日のIBM株と並んで、往年のIT業界のスターであるインテル株が、経年劣化をこうも宣伝されるのを目のあたりにすると、時代を感じてしまいます。名声が落ちてしまって残念ですが、CPU専業メーカーとしての潜在能力に期待を込めて買い進みました。次週以降、売りが継続するなら、買い下がりの買い増しで対処します。
マクドナルド株の新規買い
消費関連銘柄の下落に歩調を合わせる形で、小売りのマクドナルド株が安値に沈んでいたこともあり、5株ですが新規買いを決行しました。今までチャンスがなかったこともあり、スルーしていたので久し振りの所有となります。
なお、関連の有無は不明ですが、バイオ・植物肉の「Beyond Meat, Inc.」が11%を超える株価下落となっていました。トレンドという『賞味期限が切れた』のかも…。
IBM株の買い増し
寄り付き後に反落するも、前日終値を超える反発を見せた「IBM株」でしたが、思惑的な売り物に再度押されて低迷・・・。結果、買い下がりで41株を買い増しすることができました。
AT&T株の買い増し
先々に大規模のスピンオフを抱えるAT&T株ですが、ベライゾンと並び米国通信業の雄なので、さすがに『25ドル台の株価は売られ過ぎ』と判断しています。25ドル半ばの平均株価で87株を買い増しできました。
ギリアド株の買い増し
第3四半期決算発表(10/28)まで売買を見送るのが王道ですが、バイオ医薬品業界の往年からのスターである「ギリアド株」故に、先回りしての追加購入を決断しました。
アメックス株の売却
市場予想を上回る2021年7~9月期決算を発表したクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)株が大幅に上昇、所期の目的を達したので売却しました。変動率の高いクレジットカード銘柄の長期保有は考えていません。
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