米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

10/29 1カ月半ぶり、NASDAQが過去最高値を更新・・・

 『苦しい時のGAFAM頼み』・・・。GAFAMを筆頭とするハイテク銘柄がNY市場を牽引したようです。メインエンジンが点火すると相場の勢いが違います。
 今週に入り、方向性が定まらない展開となっていたNY市場でしたが、今日を最後にGAFAMの四半期決算発表が全て終わるので、引け後の好決算発表を期待した「連れ買い」が時間を追うごとに強くなった模様です。



長期金利、原油先物相場も安定し・・・

 前日に大きく低下した長期金利が上昇、JPモルガン・チェースなど金融株の買い直しを誘いました。また、不安定であった原油先物相場が上昇し、石油銘柄の反発買いも見られ、市場に安定感が漂った感じです。
 ヘッジファンド等は価格変動を好みますが、投資家総体としては何にもまして「価格の安定」を最重要視します。特に、金利と原油価格が不安定であると、これを『ダシ』に相場操作を仕掛ける投機家が大勢いることから、株価上下変動も激しくなり、投資家は市場から一歩身を引くことになりかねません。

お気に入り銘柄が安値に・・・

 いつでも買い出動ができるように、お気に入り銘柄のリスト一覧を作成しています。四半期決算発表があって、好決算であれば必ず株価が上がるのかと言えばそれは嘘です。銘柄によっては「材料出尽くし」の後解釈が付いて株価が下落します。自然に株価が下がることはなく、力ずくで株価を引き下げようとする輩、集団、扇動するものがいるからです。このように見てみると、決算後は「株価が上がる銘柄よりは、下がる銘柄が多い」のです。

今回、決算発表前に買い過ぎてしまった?

 お気に入りの「ビザ株、マスターカード株、アルカリア株」の決算は良好で株価は少なくとも平行線とみていましたから、今回の下落が起こるとは想定範囲外だったです。よって、決算発表時期でこれら銘柄の新規・追加購入は無しと考えて、他銘柄の選考に進んでいました。
 しかし、これら銘柄が希望買値付近まで下がって来たので、些か慌てて買い入れています。IBM株、インテル株、マクドナルド株を損切り売却したのも、今回の想定外が発生した故です。事前にETFを売却して資金確保を行なっていたのに…です。決算発表前に些か株式を買い過ぎてしまったようです。

アマゾン及びアップルが時間外取引で株価が急落・・・

 市場終了後、アマゾンが発表した第3四半期決算の売上高と利益が市場予想を下回り、会社発表の第4四半期の売上高見通しも市場予想を下回ったことで、アマゾン株価は時間外取引で終値から5%近く下げています。
 なお、同刻に発表したアップルも売上高が予想を下回り、時間外取引で終値から5%超の下げとなっています。共に決算への失望売りです。NY市場の両雄が芳しくなかったことで、こりゃ、明日の市場騒乱が見ものです。(2021/10/29 07:35 時点)


10/29 1カ月半ぶり、NASDAQが過去最高値を更新・・・

マスターカード(MA)が急上昇から急落へ...

 マスターカード(MA)が四半期決算を発表、売り上高は市場予想を上回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となりました。寄り付き後、350.49ドルまで急上昇した後、328.87ドルまで急落しました。今、NY市場にはビザ(V)と同様、クレジット銘柄の株価を何が何でも引き下げたい輩がいるらしいです。近く、反動の反発が来そうな気がします^ ^。

マスターカード(MA)とバックト(BKKT)が提携

 また、これに先立ち、マスターカード(MA)は、デジタル資産のマーケットプレイスを運営するバックト(BKKT、米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社で先週月曜日に特別買収目的会社(SPAC)と合併して上場済み)との提携を発表しました。協力して幅広い暗号通貨ソリューションとサービスを展開するとのことです。

提携内容

 マスターカードの暗号通貨パートナーのエコシステムを拡張し、暗号通貨機能への迅速なアクセスを提供。マスターカードのネットワークと同社のデジタル資産プラットフォームを通じて、マスターカードのパートナーは暗号通貨ソリューションを提供できるようになる。

 ユーザーがバックトのプラットフォームを搭載した保管ウォレットを通じてデジタル資産を購入、売却、および保持や、ブランド化された暗号デビットカードおよびクレジットカードの発行がもできるという。(みんかぶ 2021/10/26 00:30)

(7-9月・第4四半期)

● 売上高:$4.99B (市場予想:$4.95B)
● EPS:$2.37 (市場予想:$2.18)

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は991,732.94ドル(円貨換算額112,611,276円)、手許資金と合わせると1,008,881.74ドル(円貨換算額114,558,521円)となり、前日から幾分改善となっています。
 株式評価損益額は前週末から5,993.92ドル増、前月末から45,509.53ドル増、年始から154,044.97ドル増の180,508.54ドル(円貨換算額20,496,744円)の過去最大値となりました。なお、ポートフォリオ内のETF構成比率は81.52%でした。


10/29 Myポートフォリオ時価等

本日の主な取り引き

 マスターカード(MA)の四半期決算発表がありました。ビザ(V)が難癖を付けられて株価下落を余儀なくされているので、同業の同社が注目されていました。
 発表内容はビザの決算内容と大差なく、市場予測を上回るものでしたが、昨日、ビザ株を強引に引き下げた勢力は、このマスターカード株にも矛先を向けて圧力を掛け続けていました。今、「その他金融セクター」に向かって、相当数の下げ圧力が掛かっています。

10/29 本日の主な取り引き

売却

 大きく値を下げた「ビザ(V)株」「アルトリア(MO)株」「マスターカード(MA)」を積極的に買い進むにあたり、IBM株を泣く泣く損切り売却しました。バランス的にはスッキリした感じを受けます^^。

追加購入

「ビザ(V)株」と「アルトリア(MO)」の追加購入を可能な限り実行しました。一方は低配当、他方は高配当と極端に姿勢が異なります。

新規買い

「マスターカード(MA)」を7株、新規購入しています。7株に止めたのは、明日も「株価が下がる」と見ているからです。


10/29 個別銘柄の保有リスト

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