11/10 上がる材料がなく、一旦下げに向かった
NY市場の平均株価は、上げに上げまくっていましたから、この辺りで一旦、小規模の下げに向かうのが自然です。これを『株価調整』と呼んでいます。特段、下げる原因や要因は全くなく、次の上げに向かうパワーを溜める「踊り場」と考えるしかありません。
この調整期間は、早ければ一日で終わりますし、数週間程かかることもあります。しかし、NY市場は東京市場と異なり、この期間の長短を自分自身のパワーで乗り越える力があるので、思うほど日数を必要としないかもしれませんよ。
標準時間の変更
日本に住む我々は、基準時間が返答する経験がないのでコメントし難いですが、1年の内で「冬時間(標準時間)」と「夏時間(サマータイム)」を切り替える国では、毎度のこととはいえ、過ごし方や考え方の切り替えが必要となることでしょう。取引時間は昨日から変更になっているので、市場参加者達の馴れも必要です。
Myポートフォリオ時価等
株式評価総額は969,152.39ドル(円貨換算109,397,922円)、手許資金と合わせると1,027,899.91ドル(円貨換算額116,029,342円)でした。
株式評価損益額は前週末から▼2,145.09ドル減、前月末から13,637.10ドル増、年始から168,970.84ドル増の195,434.41ドル(円貨換算額22,060,636円)。なお、ポートフォリオ内のETF構成比率は84.82%でした。為替相場(円/ドル)は112.88円/ドル。ここ数日間、円買いが続いています。こんな円貨のどこが魅力的なのでしょうか? 実需からでしょうかね。
日本株で「テルモ」を新規買い
第2四半期決算内容が好調なテルモですが、通期予想据え置きがアナリスト達の気に障ったのか、5000円割れとなっています。テルモはご承知のとおり、心臓血管外科領域の機器、特に長寿には欠かせない技術を持った人気銘柄の一つです。
同社は、2021年7月、持続血糖測定器「デクスコムG6シージーエムシステム」を全国の医療機関向けに販売すると発表しました。米国デクスコム社が開発・製造しており、テルモは、18年にデクスコム社と提携し、持続血糖測定器の国内での独占販売権を取得しています。
CGMとは、糖尿病患者の血糖管理をサポートする医療機器。センサーを腹部などに貼り付け、皮下の間質液中のグルコース濃度を連続的に測定する。所謂、インシュリンポンプとも呼ばれているものです。
この米国デクスコム社の株価は、のぼり竜の勢いで上昇中でする。血糖値管理が半ば自動化できれば、全世界の患者側から拍手を持って迎えらることでしょう。期待値の高い企業、技術です。
個別銘柄の新規買い
- ペイパル ホールディングス PYPL
- ビザ A V
ペイパルが第3四半期決算を発表して、20%近く株価が下落。壮絶な売り対象銘柄となりました。ここまで売られることも無かろうとの思いで、ペイパル36株を新規購入しています。私はペイパル決算を使用したことがありませんから、利点等は全く分かりません。
また、連れ安となっていたビザ(マスターカードは左程株価が落ちず)を55株買戻し購入を行っています。しかし、何か事があると売られ易いビザ株ですが、私は何故か気に入っているのです。
ペイパルの第3四半期決算
ペイパルの第3四半期決算では、1株利益は予想を上回ったものの、営業収益は予想額に届きませんでした。アクティブ顧客アカウント数は予想範囲内に留まったようです。
ガイダンスでは、第4四半期及び通期とも冴えない見通しを示しています。通期の1株利益と営業収益をされざれ下方修正しています。最大の理由は、以前の親会社であったイーベイとの取引が減少したことです。第3四半期でのイーベイとの取引は45%程減少しました。アナリスト達からの期待値が高かった同社ゆえの反動売りが激しくなっているものと推測されます。
同社から「アマゾンと提携して、米顧客が同社の決済アプリのベンモで支払うことが来年からできるようになった」との報告がありました。しかし、アナリストからの評価は冴えず、決算を受けて目標株価の引き下げが相次いでいます。なお、ペイパルは「バフェット銘柄の内の1つです」。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.11ドル(予想:1.07ドル)
・営業収益:61.8億ドル(予想:62.3億ドル)
・アクティブ顧客アカウント数:4.16億件(予想:4.16億件)
・アクティブ顧客アカウント増減数:1330万件(予想:1330万件)
・支払取引件数:49億件(予想:49.4億件)
・営業利益率(調整後):+23.8%(予想:+24.4%)
・総取扱高:3099.1億ドル(予想:3136.6億ドル)
ベンモ:600億ドル(予想:646.7億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):約1.12ドル(予想:1.28ドル)
・売上高:68.5~69.5億ドル(予想:72.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.60~4.70ドル(従来:4.70ドル)(予想:4.72ドル)
・営業収益:253~254億ドル(従来:257.5億ドル)(予想:257.6億ドル)
・アクティブ顧客アカウント増減数:+5500万件(従来:5200万~5500万)(予想
:5400万)
個別銘柄の追加購入
株価軟調な取引となったにも拘らず、次のディフェンシブ銘柄が値を下げていたこともあり追加購入を決断。これら銘柄は高配当率でもあり、『塀が高く、堀が深い企業』であるため、買い下がりを実行しました。
- アルトリア グループ MO
- AT&T T
- ベライゾン コミュニケーションズ VZ
Myポートフォリオ構成比率分析グラフ
手元資金を8万1千ドル程があっという間に減少する程、クレジットカード銘柄を再び買い参入してしまいました。「しばらくMyポートフォリオの維持と管理に注力していきます」発言をした途端の出来事で、どの口が申し上げたのでしょうか?
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