米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/3 主要3大株価指数が揃って「最高値」を更新...

 2日の米国株式市場は、ダウ工業株30種平均は4日連続の上昇、ナスダック総合株価指数も続伸、S&P500種株価指数の上昇は7日間連続となりました。更に、これら3指数は揃って過去最高値を更新しています。まさに、釣りの言葉でいうところの『入れ食い』状態です。

7/3 主要3大株価指数が揃って「最高値」を更新...

株式資本主義

 この一年程で「株式を持つ者」と「株式を持たざる者」の資産格差が際立ってきました。現代は株式資本主義なので、株式を持たない者はどこまで行っても資産形成で差をつけられたまま終わります。早く気づいて手を打たねばいけません。「手を打つ」とは毎年利益をあげ続ける多国籍企業の株式を所有するだけです。株を所有するに学歴などは関係ありません。株式を購入して単に保有するだけで、勝者となる確率が俄然高まります。

個別銘柄の売却

 今日は雇用統計の発表を控え、株式市場が開く前から個別株売却を進める腹積もりでした。売却結果は、株式数が293株、売却額が概ね14,241.52ドルとなりました。かなりの規模でポートフォリオ内を動かしたことになります。
 狙いとしては、① 手持ち現金の確保、②ETF構成比率の引き上げの2点です。上がり続ける相場は無いですから、この付近で現金の確保を目指したこと。そして、価格変動幅の大きい「個別銘柄」から「ETF銘柄」へのシフトを加速させたかったことに尽きます。もちろん、個別銘柄の購入は0株です。

ETF銘柄の購入

 簿外Bで管理しているETFの追加購入を主に実行しました。56株の買い増し、購入金額は概ね2,462.42ドルです。他はヘルスケアのXLVを9株・1,154.61ドルが目立ったぐらいで、高値圏にある今、買い増しに動くのは勇気が必要です。ETFトータルでは78株、購入金額が概ね4,348.16ドルでした。売却額と購入額の差は、証券口座に投資用資金として一時保管、次週以降の軍資金として活用します。
 ETF構成比率は79.92%、前日(78.30%)から1.62%上昇。個別銘柄の売却とETFの購入のダブル効果で大きく上昇しています。

6月の米国雇用統計

 景気動向を映すモノサシとして、雇用統計で最も注目される「非農業部門雇用者数」は対前月比85万人増で、アナリスト予想(70万6000人増)を上回りました。失業率は5.9%で、前月(5.8%)から上昇、アナリスト予想(5.6%)よりも高い数値でした。
 株式市場での受け止め方は、テーパリング(量的緩和の縮小)の早期実施はないとの思惑が渦巻き、債券購入の動きが活発化、長期金利が一斉に低下しました。

「休むも相場なり」

 この相場の格言は、江戸時代の米相場で活躍した本間宗久氏が唱えた「売るべし、買うべし、休むべし」という言葉が由来元であると言われています。四六時中、相場の事を考えてて市場に身を置くと、回りが見えなくなって大損するからだといわれています。特に、大きな損益を出した時などは必須です。いつの時代でもクールダウン(休むこと)は大事です。皆さんと共に私も肝に銘じます。