米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/3 前週との保有株式数増減リスト

7/3 前週との保有株式数増減リスト

 一週間の売買分をまとめて銘柄別に掲載します。月単位のデータは参考値で、翌月の「月分析欄」でコメントします。なお、売却済みの銘柄は非掲載です。

前週との保有株式数の増減

① 個別銘柄の増減株数は▼241株、評価増減額が▼12,766.48ドル。
 全てマイナス展開でした。漸く株価が戻り始めた「ギリアド株」115株の売却を進め、「ファイザー株」も60株の売却を行いました。これは、ヘルスケアETF「XLV」のポートフォリオ採用に伴う個別からETFへの移行に伴うものです。保有していたJNJ株とABT株売却も同様です。煙草銘柄のMO株とPM株の売却は、ポートフォリオ内の構成比率削減の対策です。原油銘柄も然りです。長らく保有していた多国籍企業の売却を進め始めています。


② ETF銘柄の増減株数は△380株、評価増減額が△17,805.74ドル。
 増加傾向となっています。ヘルスケアETF「XLV」をポートフォリオに新規採用した初期購入43株が最も大きな取り引きでした。次に、ハイテク系全盛となった反動で生活必需品セクターが売り対象になったこともあり、セクターETF「XLP」の買い増しを強めました。ポートフォリオ内の構成比率から見て76株を追加購入しています。


簿外管理のETFは10銘柄

簿外管理のETFは10銘柄

 上図は簿外管理リストです。左のドーナッツ型グラフはETF、右は参考までのS株(日本株)です。7/2時点で簿外Bの評価額は1万1千ドルを超えています。50ドル前後の価格帯のETFを選別しているので、比較的買い増しし易いのがメリットです。
 米国内の中小企業群、新興国、米国除く先進国、リート債券、高配当銘柄等、多様なETFを内包しているので、価格変動で市場の動向を把握することができたりします。予算的には、今段階では5万ドルを上限として管理する考えです。

簿外管理の目的

 何度も繰り返しになりますが、簿外管理を設けている目的は「即応体制を敷く」ためです。よって、7/2に簿外A(個別銘柄)を全株売却・撤退したのも、ETFシフトに沿う対応を支援するためでした。
 ポートフォリオへ新規銘柄を組み込むとシステム作業が煩雑になったり、構成比率的に他銘柄がはじかれてしまったりすることがあります。よって、思案することも多く決断が鈍ります。その解決策として設けています。

最近の上海、香港市場の株価下落

 中国株は保有していませんが、最近の上海市場と香港市場の株価下落は気になっています。米国株式市場が絶好調で「おこぼれ」に与かっている他国の株式市場が大半ですが、ここだけは異なる風景に何かを感じたりします。海外資本が国外へ逃げている可能性が高そうです。
 何はさて置き、世界支配力を保ち続けているのは米銀なので、低価格のXLFを見直しましょう。きっと、貴方に富を届けてくれます。