5/20 依然、売り止まらない米国市場...
- 記録的なインフレを背景にした景気の先行きへの警戒感
これが事実であろうがなかろうが、米国の主要都市では数値的にどえらいことになっているので、暫くは「インフレ亢進」を材料にした【売り】が幅を来たすことでしょう。
市場参加者は、株価の下落傾向がどこまで続くのかを見極めたい気持ちが強く、損を回避する担保としても、背中を後押しする「政府高官等の発言」が必要です。
何度でも言うように、【強気のワナ】が幅を利かす相場が続く...
- 「売り方の買い戻し」や「買いたい症候群の欲望」で相場が反発する。
- これを見た投資家の安心感から、新規の株式買いが入る。
- その後、再び売り仕掛けによって株式が下落する。
- 新規の買いが入った分、その投げ売りを巻き込んで次の下落幅は更に大きくなる。
- これが【強気のワナ】と呼ばれる動きの一例である。
- 株価チャート上では、大波・小波の「右肩下がり」が延々とみられる。
マイポートフォリオ
今日の株式市場では、PC販売の雄であるDELL株、ネットワーク機器の雄であるシスコ株も売り対象に巻き込まれてしまいました。また、メンソレータム香料除外の問題が再熱、タバコ銘柄も売り対象に陥っていました。もう、あたり一面、売り物を探し歩いている感じです...。
地下資源、穀物等でインフレ対策...
ここはシンプルに地下資源に投資先を絞ることです。失敗を回避する最も簡単な道筋になります。バフェット氏の投資手法を眺めても、彼らは原油企業を丸ごと飲み込む投資スタイルをとっています。まるで、地下資源を保有する企業への投資に留まらず、一企業の地下資源占有を着実に進めているが如きスタンスを感じます。
【脱炭素を蹴散らす勢い】は、持つ者と持たざる者を峻別し、結局は持たざる者の遠吠えに変えてしまうのではないか、と思えてしまう程です。
小麦等穀物が戦略兵器に...
差し迫った課題が、穀物等の流通阻害です。ウクライナ騒動で【小麦等穀物の戦略的位置付け】が露わになって、西側諸国等に跳ね返って来ます。これら食料が旧東側諸国に握られている実態が公になってしまったのです。今後は、土壌を不用とする【遺伝子組み換え種子類】が再びクローズアップされることでしょう。
- 「世界の数百万人人質に」 米国務長官、食料危機でロシア非難 - 産経ニュース
- ロシア、略奪疑惑で〝世界食糧危機〟 組織的にウクライナ産穀物の転売画策か 2月下旬以降40万トン盗難、小麦価格が急騰(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
- 「世界的な食料不足に」 ウクライナの穀物輸出停滞、ロシアを非難 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
編集後記
天然痘に似た症状の感染症「サル痘」の患者がイギリスやアメリカなどで報告される中、カナダでも感染した疑いのある人が17人報告されたと発表されました。
ポルトガルやスペインでも複数の感染者が確認されていて、欧米を中心に感染が拡大する懸念が強まっています。(2022年5月20日 6時21分 NHK)
大きな感染にはならないと思いますが、近年、動物界と人間界との境目が曖昧になりつつ、急速に交わり近づいて来ているのが不安です。
米国がウクライナ争乱へ傾斜姿勢を強める...
ウクライナ形勢が米国に不利になるに連れ、バイデン政権は傾斜角度を強めて始めています。プーチン大統領の戦略かも知れませんので、抜き差しならない状況に陥ることは投資家として警告します。決して、スーツを着ない大統領の口車に乗せられないよう・・・・。
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