ポートフォリオへの組み込み

　GAFAM銘柄をポートフォリオに取り込み始めたのは比較的最近です。『配当再投資』をポートフォリオの基本としていることもあり、無配あるいは配当率が低いGAFAM銘柄を避けていました。
　しかし、コロナ禍以降のGAFAMを取り巻く環境が明らかになるに連れ、GAFAM銘柄なしでは立ち行かないことを悟り、アップル株、マイクロソフト株、フェイスブック株のポートフォリオ追加を始めました。但し、アマゾン株、アルファベット株は値嵩株ゆえに個別銘柄の保有を断念しています。

個別銘柄とETF内の保有率を掛け合わせて管理する

　上図の上段図は、「GAFAM個別銘柄の構成比率グラフとデータ」です。３銘柄のみの保有で概ね1/3程となります。初期投資額は46,387.03ドル、評価額は53,479.02ドルです。個別銘柄におけるGAFAM銘柄の占有率は29.97％、最近とみに高くなって来ています。

　中段図は、「保有するETFにおけるGAFAM銘柄組込評価額とデータ」です。各ETFには定められた個別銘柄の組み込み比率があります。ETF評価額に組み込み比率を乗じて得た数値をまとめたものです。ここには、アマゾン株とアルファベット株も登場して、GAFAM勢揃いとなっています。
　左端の「推定株数」は、各銘柄が持つ評価額を現株価で除して得た数値を充ています。初期投資額は93,180.06ドル、評価額は122,278.54ドルです。ETF内におけるGAFAM銘柄の占有率は17.23％です。

　下段図は、上段と中段を合算したものです。初期投資額は139,567.09ドル、評価額は175,77.56ドルです。ポートフォリオにおけるGAFAM銘柄の占有率は19.79％、損益率は25.93％となっています。

今後の展開を予想する

　GAFAM銘柄の株価適正価格は誰れも分からないのです。株価が安いのか、高いのか。株価が上がるのか、下がるのか。各種・各方面の機関や団体が指標なるものをオープンにしていますが、ホントのところは誰にも断を下せません。唯一、言えるのは『GAFAMが存在しない世の中を、今や想像できなくなったこと』でしょうか。