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10/13【速報】ドル/円が、147円台へ急伸...

 9月米消費者物価指数(CPI)が、コア指数ともに市場予想を上回る結果となったことを受けて、 ドル/円は147.42円 まで急速に値を上げています。更に、米国ダウ平均先物は、400ドル安と急落しています。

 13日の外国為替市場では円相場が1ドル=147円台まで値下がりし1998年以来、およそ24年ぶりの円安水準を更新しました。

 13日、アメリカの先月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて8.2%の上昇と、市場予想をわずかに上回りました。

 このため、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が大幅な利上げを続け、日米の金利差がさらに拡大するという見方から円を売ってドルを買う動きが強まりました。

 政府・日銀は先月22日に1ドル145円台後半まで円安が進んだ際に、ドル売り円買いの市場介入を行いましたが、円相場はその水準よりもさらに値下がりし、市場には介入に対する警戒感も広がっています。

(2022年10月13日 21時46分 NHK)

編集後記

 何もかも想定外で、且つ「無茶苦茶」な数値、データが次々と現われ、公にされます。英国の「トラス首相の減税案」も大幅に軌道修正となりそうです。但し、トラス首相は、堅持する腹積もりですが・・・。

 英国の年金基金はマージンコール(追証)に対応するため、資産を売却しており、その影響は世界に広がっている。

 英年金基金は金利変動の中でも年金支払いを続けられるようにデリバティブ(金融派生商品)を活用する年金負債対応投資(LDI)という手法を採用している。(2022年10月13日 13:54 JST Bloomberg)

年金原資の破綻、毀損の可能性...

 何せ、英国の年金原資が大きく影響を受けてドエライことになりそうな雲行きです。英国年金の運用には、金融爆弾とも称されるデリバティブ(金融派生商品)が組み込まれているのです。
 英国債券の買い入れを決めた「英国中銀(イングランド銀行)の行動」が引き金となり、英国の債券市場で激震が生じた今、英国の年金基金へ何とマージンコール(追証)が発生【年金原資の破綻】の可能性すら俎上に上って来ています。30年債の利回りは今年に入り、1.1%から約4.9%に跳ね上がるなど、もう、どの市場でも滅茶苦茶です。

弱り目に祟り目


10/13【速報】ドル/円が、147円台へ急伸...