米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/22 ダウ平均、早くも株価下落幅を埋め切る...

 代表指数のダウ平均は続伸、既に7/17(金)の終値を超え、早くも7/20(月)の株価下落を帳消しにしました。ドル/円が110円台を回復、連れて原油先物価格は大きく70ドル台を回復、米国債10年利回りも急上昇して1.3%に近づく等、株式市場への追い風が投資家の背中を押したようです。
 新規買いと売り方の買戻しの『ダブル効果』で、3大株価指数が寄り付き後から堅調に続伸、月曜日のことなど忘れちまったかのようです。この勢いのまま週末を乗り越えできるか否かが、7月の試金石になります。

  • ダウ平均は、前日比286.01ドル(0.83%)高の3万4798.00ドル。
  • ナスダックは、前日比133.08(0.92%)高の1万4631.95。
  • S&P500種は、前日比35.63(0.82%)高の4358.69。
  • 米国債10年利回りは、前日比0.086(7.12%)高の1.295。7/22 05:30現在
  • WTI原油先物は、前日比3.07(4.57%)高の70.27。7/22 05:30現在

7/22 ダウ平均、株価下げ幅を埋め切る...

四半期決算が好調

 米国企業の四半期決算内容が好調で、発表済みの企業では8割を超える比率でアナリスト予測値を上回っているとの報道が出ています。こうなると、経済をめぐる外部要因で米国株価が大きく崩れる可能性が消えています。

東京オリンピック中止の可能性報道

 昨日あたりから、海外有力メディア(米放送局「CNN」、英メディア「ブリーチャーリポート」等)が『新型コロナウイルス感染拡大の影響から、東京五輪開幕後の中止の可能性』を大きく報道し始めました。日本で生活する限りは、有り得ない事と思いますが、今や東京オリンピックは嫌われっ子の代名詞になっていますから、さもありなんってな具合でしょう。
 『オリンピックが開催中に中止』ともなれば一時的な株価下落が発生しますが、スグサマ海外株式市場は反発・上昇することでしょう。但し、日本株に関しては、菅政権崩壊』が叫ばれて、海外から猛烈な売り対象となるやもしれません。しかし、数日もすれば『次期政権に期待・・・』てな報道が出て株価は浮揚。とどめは、衆議院選挙に向けて自公過半数割れの懸念・現実で東京市場は再び大荒れとなり、ドル/円は120円台に下落する・・・。こんな最悪なストーリーを考えなきゃならないこと自体が異常です。万が一、10円以上の円安が生じたなら、私は保有する米国株式を全売却して一旦円貨に戻し、得た利益で早期リタイヤでも考えます。
 この暑い中にも拘わらず、コロナウィルスの頑強さに唯々ビックリしますし、11月から始まる冬の日本を考えると、ホント気分がブルーになります。

保有する日本株

 過去から取り引き実績のある、何が起こっても潰れない、配当金狙いの銘柄選定ですが、株価が下がればコツコツと1株単位で買い増ししています。

WHY ドル価表記?

 日本株なのにドル価表記にしているのは、米国株式と比較し易くするためです。見比べると株価だけではなく、PER値なども低位のまま放置されている現状が見て取れます。いっそのこと、NY市場へ東京市場の全銘柄を移管して、東京市場を閉鎖してしまったら、楽に日経平均3万5千円は超えると思っています。何故なら、

  • 国民は日本企業の株式を騙される思いから買わなかった
  • 日本企業は株式を買う国民の期待を常に裏切ってきた
  • 株式売買の業者が株式を買う国民を常に捨て駒の如く扱ってきた

 これら事由で、株価上げ下げで利益を得る『海外ハゲタカ』や『扇動者』しか残らず、平均株価が上昇出来なかったのです。


7/22 保有する日本株

銀行店内の対応と印象度

 投資する銀行を選好する際、当該企業の中型・大型店舗に半年に1回は足を運びます。損保の店舗へ出向いても得るところは少ないですが、メガバンクの場合は「銀行が目指すところの息吹」を感じることができます。その結果、三井住友バンクを投資先のメインバンクと位置付けて進めています。
 三井住友銀行が店内展開で目指しているのは、「如何に窓口以降にルーチン業務を回さないか」の一言で言いあらわせます。認証が必要なので店舗へ訪問しても、ATMで作業が完結できるものは、行員補助者(スマートな女性が多い)が傍についてATM操作を要請します。事実、その方が作業のスピードが速く、顧客が店内に留まる時間を節約できるからです。

待合ロビーで作業完結

 また、他の銀行では窓口対応や書類作成が必要な要件であっても、三井住友銀行では行員補助者が銀行端末と連結した『タブレット』を操作して、待合ロビーでソファに掛けながら作業が完結してしまうことです。併せて、スマホを保有している顧客であれば、顧客と二人三脚で進められるので、更にスピードアップすることができてしまいます。この店舗内対応は三菱UFJ銀行等の追随を許さず、三井住友バンクの独断場となっている感がします。極論すれば、「店舗不要」「行員激減」「作業のネット完結」を目指したものであることは論を待ちません。

三住トラストと三菱UFJは・・・ 

 三井住友は更なる収益性向上に期待して、三住トラストは高齢社会の信託需要の高まりに期待して、三菱UFJはバブル期に不動産投資にのめり込まなかった消極性を好感して、それぞれ銘柄選考しています。

iシェアーズMSCIシンガポールETF(EWS)の新規買い

 株価が23ドルを下回ったこともあり、以前から気になっていた「iシェアーズMSCIシンガポールETF」を新規購入しました。iシェアーズMSCIシンガポールETFはシンガポール株式市場の指数を組み込んだETFです。中国共産党へ行ってしまった『香港』に代わり、アジアのハブとして今後の『シンガポール』に期待を寄せています。