7/29 市場の上昇機運は途切れず、中国株ADRは一旦反発...
フロリダやテキサスなど経済規模の大きい州でデルタ株の新規感染者増加が鮮明となり、上場来高値を連日更新している米アルファベット傘下のグーグルは、従業員の出社再開の時期を9月から10月18日に延期し、ワクチン接種を出社の条件とすることを明らかにした。このようなむず痒い風潮が市場へデメリットに作用したようです。
ダウ平均は続落、ナスダック総合指数は反発、S&P500種株価指数はほぼ変わらずで引けました。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利をゼロ近辺で据え置きました。
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は会合後の記者会見で、景気の進展にもかかわらず、利上げは「ずっと先だ」との考えを示しました。
- ダウ平均は、前日比127.59ドル(▼0.36%)安の3万4930.93ドル。
- ナスダックは、前日比102.01(0.70%)高の1万4762.58。
- S&P500種は、前日比0.82(▼0.02%)安の4,400.64。
- 米国債10年利回りは、前日比0.004(0.30%)高の1.238%。7/29 06:50現在
- WTI原油先物は、前日比0.73(1.02%)高の72.38ドル。7/29 06:50現在
中国株ADR株価は一旦反発する
値ごろ感から中国株ADRは一旦反発したようです。大方の銘柄は買い戻されて、株価が上昇する状況でした。「中国政府が金融機関と協議・・・」の報道も流れ始め、方針の撤回・変更はないにしても、スピード感と事実公表に工夫してくるのではないでしょうか。
但し、根は何も変わっていないので、一般投資家が手をだすと大火傷する可能性が高いです。しかし、『一発当てたい』方は、ここは絶好のチャンス到来です。
今後の株価変動について
四半期決算発表で判明した企業業績は、アナリストの見込みから売上と利益が増加したもようです。しかし、次期決算見通しを慎重にする企業が多く、決算発表後、アップルやフェイスブックのように売られるケースが出て来ています。
機関投資家は既に売買ポジジョンを中立にしていて、米国市場は個人投資家の『買い』が続伸を支えている状況です。もちろん、これは現物取引と併せてレバレッジを効かせた「コール・ブットのデリバティブ取引」を中心に据えたもので、一度崩れると収拾がつき難い恐れがあります。まぁ、どの時期でも似たり寄ったり、今回だけの特徴ではありませんが...。
ブルムバーグの記事を次に引用します。海外投資家の気分や懐具合に左右される日本市場と異なり、米国の個人投資家層はスケールが違う。パチンコや競馬に現を抜かしていては駄目です。
(ブルームバーグ): 中国政府による同国企業に対する締め付け強化を受けてウォール街が動揺する中、打たれ強い個人投資家は再び押し目買いを入れた。
バンダ・リサーチによれば、数日前に記録的な株式購入で米国株を支えた個人投資家は、27日にも市場に17億ドル(約1870億円)近くをつぎ込んだ。ロビンフッド・マーケッツの株式取引アプリを原動力としたデイトレーダー軍団は、テクノロジー株を含め、上場投資信託(ETF)に数百万ドルを投じたもようだ。
世界最大のETF、3830億ドル規模の「SPDR・S&P500ETFトラスト(SPY)」には27日、3月以降で最大となる35億5000万ドルが流入。1820億ドルの「インベスコQQQトラスト・シリーズ1(QQQ)」 には4億7400万ドルが流入し、4日間の流入額は32億ドルを超えた。
バンダのベン・オナティビア、ジャコモ・ピエラントーニ両氏は週間リポートで、「中国を巡る波及懸念で米国株が下げた途端に、押し目買い軍団が再び現れた」と記述した。(2021/07/29 02:16)
簿外・枠外ETF管理銘柄
今さらポートフォリオに追加設定できないが、今後の展開次第では将来の大化けも考えられる企業群を組み込んだETFの保有を始めました。ちょっと刺激も欲しいので…。
簿外ETF管理銘柄
主に、1銘柄あたり5千ドル~1万ドル以下の時価総額を想定しています。
- PF先進国株式(除く米国)ETF SPDW
- ポートフォリオ 新興国株式 ETF SPEM
- ポートフォリオS&P400中型株式ETF SPMD
- Portfolio S&P600小型株式ETF SPSM
- ポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYD
- ポートフォリオS&P 500バリュー株式ETF SPYV
- スーパーディビィデンド 世界リート ETF SRET
- FTSE先進国市場(除く米国) ETF VEA
- FTSEエマージングマーケッツETF VWO
枠外ETF管理銘柄
主に、1銘柄あたり3千ドル~5千ドル以下の時価総額を想定しています。
- サイバーセキュリティETF BUG
- ゲノム&バイオテクノロジーETF GNOM
- ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF HERO
- Globalクリーンエナジー ETF ICLN
- Drx ムーンショットイノベーターズ ETF MOON
- NASDAQ100 カバード コールETF QYLD
共に、個別銘柄を排除してETF銘柄に特化したのが特徴です。最大10銘柄までの保有を想定しています。今年中に時価総額まで到達出来れば、御の字です^^。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。