米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

8/9 全保有銘柄評価額とセクター別一覧他...

 ポートフォリオの体裁も整い始めて来ているので、このブログのタイトルを『米国株 - 南国の彼方から・・・』を『米国株 - 正しいことは美しい』に改名しました。当分、これを地で行けるように鋭意努力していきます。

全保有銘柄評価額一覧グラフ(セクター別一覧)

 棒グラフの色付けを「セクター別色わけ」に合わせて見ました。パステルカラー色は苦手ですが、明るいことは気持ちをハッピーにするので『結果良ければ全て良し』です。
 ここから何を読み取るかといいますと、手持ち資金をどのセクターに投じて行くのかを瞬時に判別するためです。私自身の備忘録として、考え方を次に記載しておきます。


8/9 全保有銘柄評価額とセクター別一覧他...

  • 「INDEX」「S&P500」「ナスダック」で構成比率が50%近くまで来ていますから、今後ここを大きく伸ばすことは考えていません。現在、「INDEX」=SPTM、「S&P500」=SPLG、「ナスダック」=SPYGで買い増しを行っています。
  • 「必益系」は生活必需品セクターと公益企業体セクターを合わせてもので、それぞれXLU、XLPの買い増しで対応しています。XLPの更なる増加を目指しています。
  • 「GAFAM」はGAFAM銘柄の構成比率の高いETFを集合したものです。「XLY」(アマゾン株22.90%)、「VKY」(アップル株21.51%、マイクロソフト株20.438%)、「VOX」(フェイスブック株16.95%、アルファベット株22.48%)です。GAFAM個別銘柄の売却タイミングに合わせて買い増しを行います。
  • 「製薬系」の主力はVHT、副としてXLVを据えています。個別銘柄を全て売却してETFへ特化した2番目セクター(1番目は金融セクター)です。最近の創薬ブームでETF価格が高騰しているので『静観状態』が続いています。
  • 「金融系」はXLF一本に絞っています。全体をとおしてみても、VTI、QQQに次ぐ3番目まで評価額が増加、ここから更に2%~3%の上積みを考えています。これからも米国経済の担い手は『銀行』と考えていますので...。
  • 「原油系」は、以前、複数のETFを保有していましたが、今はXLE一本に絞っています。『腐っても鯛』であることに変わりはなく、戦略的な面からも米国覇権の雄であり、個別銘柄を加えて構成比率10%を基準に買い増しします。
  • 「簿枠」はETFの集合体となっています。簿外に10銘柄、枠外にも10銘柄のETFを割り当てています。① 「簿外」は米国の中規模企業、小規模企業、高配当、グロース系、不動産リート、米国を除く世界市場を対象にした2本、新興国市場を対象にした2本、最後は「VOX」を補充する意味合いで「XLC」(フェイスブック株23.75%、アルファベット株22.65%)を据えました。② 「枠外」は多彩なETFで組成しました。ロボットとAI、サイバーセキュリティ、クラウド、クリーンテック、遠隔地医療、ゲノム解析、オンラインゲーム、クリーンエネルギー、米国の次世代イノベーション企業、ナスダック100カバードコールの10銘柄です。市場平均株価の動向にも拠りますが、構成比率8%前後で落ち着くと思います。拡大しても現状の2倍程度です。
  • 「情通」は個別銘柄のGAFAMです。現在、アップル株、マイクロソフト株、フェイスブック株の3銘柄です。適時、売却方針に変更はありません。『GAFAM銘柄はETFで保有する』がモットーです。
  • 「煙草」は個別銘柄のフィリップ・モーリス株、アルトリア株の2銘柄で構成しています。個別銘柄の時価総額を生活必需品ETFのXLPに置き換えることができれば全面撤退を考えています。
  • 「原油」は個別銘柄のエクソンモービル株とシェブロン株の2銘柄で構成しています。過去には、BP株とロイヤルダッチシェル株も保有していましたが、昨年の今頃、減配の発表と併せる形で、全て損切・撤退しました。エネルギーETFである「XLE」と無事に置き換えることができるならば、全面撤退を考えています。
 以上の事柄よりも更に重要なことは、『投下資金の捻出』にあるかと思います。しかし、生きる術として生活消費もとても大事ですから、市場へ資本投下ばかり続けることはナンセンスです。「今の日本に必要なことは、生産性の向上ではなく、消費の拡大である。」と某経済評論家さんも力説するほど消費が落ち込んでいますので、『持っているお金を使う』ことが今求められています。