米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

11/03 ダウ平均が3万6千ドルを突破・・・

定番の解説フレーズ

 今日も3大株価指数が過去最高額を更新しています。連日の株価上昇となり、次のようなフレーズの使いまわしが可能になっています。
「市場予想を上回る米企業決算の発表が相次ぎ、米景気の底堅さを意識した買いが優勢でした。引き続き、景気敏感株が買われ、幅広い銘柄が物色されました。」


11/03 3大株価指数が過去最高額

(日本時間)11/4 2:00頃 米連邦公開市場委員会(FOMC) 政策金利発表
(同)11/4 2:30頃 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

 一時的に、株価が大きく乱降下する事例も多いので要注意です。株式売買を予定されている方、希望価格の指値を入れておくのも一考です。

上がるから買う、買うから上がる

 株式市場から株式を購入するには、大別すると2種類の方法があります。気づかずとも、いずれかに分類することができてしまいます。

  1. 順張り
  2. 逆張り

順張り

 某銘柄の株価が上昇傾向にある時に購入する方法です。上昇傾向が始まった初期段階で購入すると瞬く間に評価益が生じて、順調に株式評価額が増加し始めます。
 しかし、株価の天井付近で買い入れてしまうと、後が大変ですから見極めが大事です。天井を付けた株価が下げ始めると、なかなか浮上し難い習性がありますから、損切りの検討も必要になることが多々あります。なお、短期売買を勝負する時は、この順張りで行うのが基本です。
 余談ですが、信用取引を行う(レバレッジを賭ける)時は「順張り」で行うのが基本ですし、ナンピン買いは厳禁、株価反落時の「損切りルール」を事前に決めておくが大事です。

逆張り

 株価が下落傾向にある時にお気に入りの銘柄を購入する手法です。下がり続ける株価の来たる反転期に賭ける売買手法です。暫くは、評価損が発生し続けますが、そこは辛抱しなくてはいけません。
 中期・長期に亘る保有を前提に大量の株式を購入する時は、株価下落が続いている安値時に行わなければいけません。底値で購入することはできませんが、安値で仕入れることは誰でも可能です。兎にも角にも、辛抱の上に辛抱する胆力が必要です。但し、短期の売買勝負には向かない投資手法です。


 『天井3日、底値100日』という格言は、江戸時代の堂島米相場から語り継がれているもので、株価が天井をつける本当に強く上昇する期間はほんの僅かで、残りは株価の動きが弱い調整期間が長いことを言い表したものです。

11/03 ダウ平均が3万6千ドルを突破・・・

Myポートフォリオ時価等

 株式評価総額は$1,003,645.68ドル(円貨換算額114,345,352円)、手許資金と合わせると$1,017,328.18ドル(円貨換算額115,904,200円)となり、ドル貨と円貨共に連日の過去最高額更新となりました。
 株式評価損益額は前週末から$3,873.68ドル増、前月末から$3,873.68ドル増、年始から$159,207.42ドル増の$185,670.99ドル(円貨換算額21,153,496円)こちらも過去最高額の更新となりました。なお、ポートフォリオ内のETF構成比率は81.19%でした。


11/03 Myポートフォリオ時価等

本日の主な取り引き

 他社が参入し難いマーケット(高い塀、深い堀)で、確実に成長・収益を稼いでる「マスターカード株」と「ベライゾン株」の株価が値下がりしているので、買い増しを積極的に行いました。ワクチン効果で第3四半期決算が良好であった「ファイザー株」と株価が強く反転した「スターバックス株」全株を利確売却、投資用資金の確保を行いました。


11/03 本日の主な取り引き

Myポートフォリオ構成比率分析グラフ

 本日付で2銘柄(ファイザー株とスターバックス株)を利確売却しました。構成比率一覧グラフ上で見ると、よりすっきりした感じです。株価下落の傾向が依然強い銘柄が多数ありますから、評価損益のマイナスがかなり広がってきています。

 まぁ、見方を変えれば、引き続き買い下がりし易い状況にあると言える事ですから、これも『よし』としなければいけません。

 ここ数週間に亘り、ETFは現状維持を貫いています。ほぼ完成されたポートフォリオ内の構成となっていますし、安値で買い増しできたメリットを充分に活かせて、今かなり収益がプラスになっています。よって、良い意味での『放置』を続けています。


11/03 個別銘柄構成比率グラフ

11/03 ETF銘柄構成比率グラフ

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