米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

11/14 週別の投資状況分析リスト他...

 今週は、米国10年債券の利回りが1.4%~1.5%台を激しく推移して、ドル安・ドル高が随所に現れた週間でした。金利動向によって株式市場、特にハイテク系銘柄と景気敏感銘柄の上げ下げが厳しかったです。個人投資家の皆さん方は、投機家の株価操作に左右されにくい姿勢で進まれることをお勧めします。

週別の投資状況分析リスト

ETFの週間動向

 トータルで5万5千ドル程減少しています。これは、「XLP」の撤退売却による恣意的な保有高の引き下げによるものです。年齢と共に「そろそろ、消費にマネーを使いましょう」的な発想が後押ししました。
 屋移り資金もしくは自宅リフォームへの資金投下の原資確保の一環、且つ、長年に亘り某積立金からの借り入れている融資額(4百50万円、年率1.5%)を返済・清算する目的でもあります。
 週間の損益増減でナスダック100指数の「QQQ」の減少額が最大、逆に金融ETFの「XLF」が増減額が最大となっています。トータルでは3千ドル強の減少で終結となっています。

個別の週間動向

 保有銘柄の入れ替えが激しい週間でした。前週末の評価額が20万1千ドル強、今週末が同12万2千ドル、アップダウンの大きさが見て取れます。月次、週次共に評価損益がマイナスに沈んでいます。その代わりに保有資金が大きく増加しています。

11/14 週別の投資状況分析リスト

週間の売買状況

 下図の左辺が週間売買状況、右辺が月間売買状況のリストです。例の如く、全株を売却した銘柄はリストから除外しています。


11/14 週間の売買状況

売買状況

 生活必需品ETFの「XLP」が73ドル台まで上昇していたこともあり、全742株を利確利確しました。そして、値下がっていたエネルギーETFの「XLE」を30株、買い増ししています。
 個別銘柄は、ロッキード株、マスターカード株、ビザ株、ブリストルマイヤーズ株、メルク株、アリババ株、ファイザー株全株を利確売却しています。更に、全くリストには載っていませんがペイパル株の購入、翌日の利確売却もありました。

ビザ株

 クレジットカード業界の雄である「ビザ株」。第三四半期決算の発表を機に株価が右方下がりが続いています。業績には全く不安は無し。報道には、「コロナ禍の戻りが芳しくなく、成長性に陰りが見られる」との内容がありますが、さして利益水需に曇りがあることはありません。多少、PERが高いので成長性に停滞の兆しが現れれば、それが「売りのサイン」となる懸念はありますが、一時的なものと考えます。
 一旦、高値が出現して全株売却した「ビザ株」ですが、またまた値下がり始めたことで『買戻し』を行いました。結果、平均買値を引き下げることに成功、現在63株を保有しています。

ディズニー株

 長い伝統と格式のある娯楽銘柄の雄「ディズニー株」。コロナ禍の直撃で苦しい行政となっていますが、今までの版権で辛うじて食い繋いでいます。このようなコロナ禍でもないと、ここまで株価が下がることも無く、今や適正株価の基準が曖昧となってしまっているのが難点です。暫くは保有してみます。

米国株セクター別の構成比率グラフ

S&P500のETFである「SPLG」等の売却検討

 次に売却対象とするのは、最も損益額の低いETFを選ぶべきとの考えです。すると、「SPLG」、次に「SPYG」が候補に上ります。共に買い入れた時期が若いETFです。

  1. 「SPLG」の評価額が、3万3千910ドル(11/12 終値)
  2. 「SPYG」の評価額が、4万2千311ドル(11/12 終値)

 合わせて7万6千211ドル、今週もNY市場は続伸するので、売り手数料を差し引かれても7万6千ドルは堅いことでしょう。早急に実施するわけではありませんが、これも出口戦略の一環と捉えています。

個別株はリアルタイムの売却体制

 米国産の個別株は取り組みの日も浅いので、売却手数料を差し引いて『益』が生じているなら躊躇することなく、利確売却を進めていきます。少量の日本株を第一優先として売却します。そして、日本株の売却資金は、一旦手元資金として、次は米国株へと向かことになるでしょう。
 なお、私のお気に入りの三井住友フィナンシャルグループの四半期決算に関する参考情報です。「11/12の夕刻、三井住友フィナンシャルグループが四半期決算を発表し、年間配当額を10円増の210円とすることを公表しました。」しかし、頑なに『自社株買い』を行いません。株式市場は資金を吸い上げる場所で還元する場所ではない。逆流させるのは丸損との認識なのでしょう。株主対策、株主還元などカケラも感じませんね。しかし、週明けは株価が上昇すること、間違いないです。

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