米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

6/28 番外編 - 私の出口戦略について

 「出口戦略」とは、日銀が株式市場から買いまくっている株式を売却する施策のことではなく、NY株式市場で私が保有する米国株式とETFを売却・撤退する時に『経済的な損失を最小限に抑える戦略』のことを指します。この辺りで、自分自身の考えを一旦整理しておきます。

出口戦略(でぐちせんりゃく、exit strategy)とは、軍事的もしくは経済的な損害が続く状況から損失・被害を最小限にして撤退する戦略である。「出口戦略」(exit strategy)という用語はベトナム戦争時にアメリカ国防総省内で使用されたのが始まりである。投資において投下した資本を最大限に回収することも出口戦略と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 結論から申し上げると、私はポートフォリオで構築している米国株式・ETFの売却・撤退を考えていません。評価損益額が上がろうが下がろうが、保有し続けるのが本意です。株式市場へ長く資金供給が続くように、個別銘柄より倒産の憂き目の少ないETFに重きを置いているのも、その事由の内の一つです。

インターネットから得た恩恵

 私は、米国が軍事用に開発したインターネット技術を民生に開放し、LinuxOSが無料公開された恩恵を最大限に活用させていただきました。これをベースにした副業が時流に乗って、サラリーマンでは手にできない一角の財を成すことができたのです。今の投資資金はこれを礎にしています。
 このような経緯もあり、2年ほどの生活資金を確保した後、得られた資金を産業界(株式市場)にフルインベストしています。そして、この資金を再利用していただければ、それはそれで結構なのです。

「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半」

 「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半」は、たいへん蘊蓄のある好きな言葉です。天下人の豊臣秀吉でさえ、永遠の生命を保つことができなかったように、いずれ骨となる生身の人間は資産を持ち続けることはできません。いつかは『相続』という2文字が発生します。
 被相続人から相続人へ資産継承がなされ、被相続人の意思で「30年間等の証券口座凍結」の信託ができないものか思案中でもあります。家族間で「この株式は、あなたの(曽)祖父が残したもの」と語り継いでくれるだけでOKなのです。
 それと、数十年後のポートフォリオ株式時価額と円相場がどうなっているのかにも大変興味があります。バフェット氏が述べた「NYダウ平均が100年後には100万ドルを超える(2017年9月)」予言が的中するのかも然りです。誇大過ぎる思いですが、今はこのように考えています。
 よって、私は「出口戦略構想を持ち合わせていない」が当ブログの回答になります。