米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/1 2021年6月の市場取引を振り返って...

2021年6月の市場取引を振り返って

 7月入りとなりました。米国株式市場も年明けから6カ月を経過して、想定どおりの動きで収まっています。『暴落』アナウンスは数年前から繰り返し流されているので、耳にタコできた方もいらっしゃることでしょう。
 7月は夏台風の時期でもあり、来れば亡くなる方も出るほどに激しい降水を伴います。同じく、金融市場への落雷・雷雨は、晴天の裏返しで必ずやって来ますので、心構えは忘れずに...。敢えて、事前避難を目的とした売却を行う必要はないと思いますが、株式投資に絡む借入(借金)を行っているなら、メチャクチャ気が滅入るので、『資金管理』をしっかりやっておきましょう。

2021年6月末と5月末を比べてみると...

 上図の黄色囲みデータを眺めると、個別銘柄の評価額の減少が27,500ドル以上発生しています。ジリジリとETFへの振り替えを進めている最中、個別銘柄の評価額のプラス転換が大分とありましたので、実質的には3万ドル以上個別銘柄を売却したものと推測されます。
 6月における新規投資額は5月末と比べると実質11,177ドル増加(個別銘柄からETFへのシフト相当額を除外)となりました。「真水注入額」とでも言えば分かり易く響くでしょうか。

2021年5月末と4月末の振り返り...

 上図の灰色囲みデータを眺めると、4月は新年度入りでを積極的に新規の資本投入行った結果、増加額が顕著です。個別銘柄では「GAFAM銘柄の取り扱い(アップル、フェイスブック、マイクロソフト)」を開始したこと、ETFではGAFAM銘柄を上位に含むセクター別ETFへの投資額を増加させたこと等、GAFAM絡みの投資が大きく、これらがポートフォリオ評価額を底上げさせました。

2021年6月末時点の評価額と評価損益額

 上図の水色囲みデータを眺めると、評価額が34,750.94ドル増加(日本株含む)、評価損益額(利益剰余金)は21,173.77ドル増加となりました。
 足を引っ張ったのはヘルスケア銘柄のギリアド株ですが、この銘柄は「癌領域への進出に期待を込めて」買い込みました。元々、HIV等ウィルス系の創薬に強く、軍・政府とも繋がりがあり、増配を躊躇なく行う企業なので、買い下がり対象銘柄の一つにしています。
 エクソン・モービル株も然り。買値株価に戻るまで1年以上の月日がまだ掛かっています。しかし、この企業は配当を減額しない『頑張り屋さん』ですから、いずれ超えて来るものと甘く期待しながら待っています。
 最後に、ドル/円相場ですが、年末に向けて「円安」あるいは「円高」の見通し予測が拮抗しています。アナリスト毎に見方が異なるので、どのタイミングで円からドルへの転換を行ったらベターなのか難しいです。私は、9月末までに108円を切ってくる円高が現れたなら、『ドル買い』に邁進する腹積もりです。