米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

7/11 簿外銘柄 ポートフォリオ

 第二週の週末時点における『簿外銘柄 ポートフォリオ』の内訳は次のとおりです。簿外管理Bのドーナツ円グラフの色別の基は、同類項に近いETFを同色としています。

7/11 簿外銘柄 ポートフォリオ

7日、個別銘柄株を全て売却

 アリババ株、バークシャー株、ディズニー株の保有は1日の超短期で終えました。7日には中国政府による「滴滴出行(ディディ)事件」が勃発したことで、直ちに「アリババ株」からの撤退を決意して全株売却しました。
 次に、欧米における『デルタ株による経済復旧に黄色信号』の情報が出ていたので、値嵩株(私にとっては...)のバークシャー株とディズニー株も同時売却を決断して、簿外Aの個別銘柄株を全て売り払いました。立ち位置をフラットにした訳です。これが7日のNY市場の出来事です。


8日、スイス系銀行銘柄の新規購入

 ここまで「CS クレディ スイス グループ ADR」と「UBS UBSグループ」の株価が安値になってくると俄然、買い意欲が高まります。これら企業は配当払いも十分ですし、経営基盤も安定しています。裏・表の社会にも精通しているので、見向きもされていないこの時期の取り込みに妙味が高まっています。更に、両社の合併話も囁かれていますし...。

8日、「SPMD」「SPSM」「SPTM」を強く買い増し

 株価調整が舞い降りてきて、多数の銘柄が久しぶりの安値に沈んでいました。これを捉えて、SPDRポートフォリオS&P400中型株式ETF、SPDR Portfolio S&P600小型株式ETF、SPDR S&P1500 コンポジット ストックETF、の3ETFを強く買いに打って出ました。
 長期金利が下がると「小型銘柄株も値下がる」という訳が分からない後講釈(ラッセル2000のパフォーマンスがマイナス推移)がありますが、気にもせずに追加購入に勤しみました。

「SPEM」と「VWO」

 今、ホットな「新興国(中国企業を含む)を対象にしたETF」です。ファンド保有銘柄には中国企業のハイテク系銘柄がずらりと勢揃いしています。以下に、上位5位までを抜き出してみます。これらETFは「デルタ株の猛威が報道される」につれて基準価格が下がって(株安)来ています。
 狙い目としては面白いんですが、長期金利が上昇すれば『新興国の通貨危機がクローズアップ』され、猛烈な売りが生じるので十分な注意が必要です。これは、① 新興国からアメリカへ投下資金が引き上げられて資金不足に陥ること、② 当該国のドル建て債券の返済が不能になる危険性が現実問題となること、からです。なお、余談ですが、韓国企業は新興国への分類ではなく、先進国への部類に入っています。なぜだか、承知していません。

SPEMの上位5位

  1. Tencent Holdings Ltd. 4.75%
  2. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. 4.67%
  3. Alibaba Group Holding Ltd. Sponsored ADR 4.32%
  4. Meituan Class B 2,997,800 1.68%
  5. Reliance Industries Limited Sponsored GDR 144A 1.09%

VWOの上位5位

  1. Tencent Holdings Ltd 5.72%
  2. Alibaba Group Holding Ltd Ordinary Shares 4.59%
  3. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd 4.56%
  4. Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd ADR 1.81%
  5. Meituan 1.75%

ポートフォリオ外の『簿外管理』について

 今からスタートしたとして、超安値で購入していないので何が何でも持ち続けることはしません、高値圏で買った銘柄は損切りも厭わずにズバッと対応しないと、ズルズルと損失が膨らみ易いです。特に、個別株の場合、不穏な動きを察知すれば即座に売却・撤退します。これだけは躊躇しません。