7/17 NY市場は、総売り状態で週を終える...
オープン前の「プレ市場」では、3大株価指数共に上昇傾向を示していました。寄り付き後の動向も前週に続いて今週もプラス圏を維持、あるいは過去最高値の更新も想起させる動きだったのですが、暫くすると『いち抜けた症候群』が市場内にジリジリと広がり、原油銘柄への下押しが強まるに連れて多数の銘柄に売り物が殺到、収拾がつかなくなった感がしました。投資家に『新型コロナ禍の再来』の不安心理が高まっています。
- ダウ平均は、前日比299.17ドル(▼0.86%)安の3万3487.85ドル。
- ナスダックは、前日比115.90(▼0.80%)安の1万4427.24。
- S&P500種は、前日比32.87(▼0.75%)安の4327.16。
当初どおり、ファイザー株を残り全株売却
本日はヘルスケアセクターは堅調に推移していましたが、予定どおりに「ファイザー株」の残株を全て売却して撤退しました。これでヘルスケア個別銘柄は全て消滅、「VHT」と「XLV」のETFで執り進めていくことになります。
今後、新型コロナのワクチンや治療薬を他社が開発、販売した場合でも、全て網羅できる体制を整えました。なお、これら2ETFの時価総額は6万7千183ドル(本日終値)、日本円では739万円程となっています。
原油銘柄の買い増し
ここ数日、売り対象となっている『原油銘柄』の買い増しを実行しました。この追加購入も予定の範囲内で、次のとおり粛々と実行しました。これでも保有していたピーク時と比べて1/2程度に過ぎません。目指すところは、ヘルスケアと同じく個別銘柄を全株売却して「XLE」に一本化することだと考えています。直ぐにはできませんが...。
- エクソン・モービル株を53株
- シェブロン株を4株
- 「XLE」を36株
煙草銘柄の買い増し
構成比率的に最小銘柄になっていた『煙草銘柄』の買い増しを実行しました。不穏な世情になりつつあることを考えての「ディフェンス的な対応」でもあります。
- フィリップ・モーリス株を3株
- アルトリア株を22株
ETFの買い増し
- 「SPLG」はS&P500種をベースにしたETF、18株を追加購入。
- 「SPYG」はGAFAM等のナスダックをベースにしたETF、16株を追加購入。
- 「SPTM」は米国の時価上位1500銘柄をベースにしたETF、34株を追加購入。
「QQQ」「VTI」の買い増し
一カ月以上も傍観していた「QQQ」と「VTI」を、各1株ですが久々に買い増ししました。2銘柄共に結構な株価となっているので、購入し難くなっています。しかし、今日のように大きな株価調整があると割と決断し易くなります。
ツィツター株とスナップ株の新規購入
大分以前に数十株単位で保有していたことがあるだけで、とんとご無沙汰でしたが、簿外管理Aで保有することになりました。1年前への『先祖返り』があれば面白そうです。
簿外管理銘柄
主に「SPTM」「SPMD」「SPSM」の3ETFに照準を絞った購入を行っています。この3銘柄で米国株式市場をまとめて保有できるシロモノです。評価損が日々増加していますが、こんなものは時が解決してくれるので気にしていません。いつも『買い場の最中は苦々しい』ものなのです。
本日の取り引き売買
下表から売却したファイザー株は除外しています。結果としては、個別銘柄の購入が多くなってしまいました。ETF構成比率は過去最高の84.02%まで上昇しています。
ETF保有のメリット
ETFを保有すればポートフォリオが安泰ということではなく、米国株式市場の上げ下げに対応し易くなることが利点です。米国経済は日本と異なり、株価の足踏みはあったとしても、将来的に発展・拡大し続ける可能性が俄然高く、あれこれと銘柄選びに神経をすり減らすことなく、拡大路線の恩恵に与かれると考えての行動です。
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