7/19 ETF組込比率に応じた銘柄の評価額と保有個別銘柄の評価額との合算(ベスト30位)
ETF(「上場投資信託」。具体的には投資信託が証券取引所に上場されており、株式のようにリアルタイムで売買が可能。)への投資を主テーマにしている場合でも、ETFを構成しているのは「個別銘柄」であることは自明の理です。
ポートフォリオ内個別銘柄の占有率を確認
最悪、構成している個別銘柄が全て消滅すればETFも消えてなくなるのです。よって、各ETFの構成銘柄を精査することも時には必要かと思いますので、運営会社から公表されている個別銘柄別の構成比率を基にした『時価総額を把握・確認』します。これは、週間単位で掲載しています。前回データが必要な場合は、次のURLから参照して下さい。
ETFの種別
ETFの種別を大別すると「インデックス系」と「セクター系」に分類することができます。
- 「インデックス系」 : 株式市場の平均値を算出し続けるインデックス指数(ナスダックス100、S&P500種など)に連動するETF。インデックスと同等比率で個別銘柄の売買を行って均衡を取っている。代表的なものは、QQQ、VTI、IVV、VTなど...。
- 「セクター系」 : 特定業種(セクター)の個別銘柄を対象に投資するETF。特定業種の銘柄だけに投資することで、その業種全体の株価動向に連動する指数に合致するように均衡を取っている。
インデックス系ETFではGAFAMが時価総額の上位に...
一目見て気づくのは「GAFAM銘柄」の上位独占です。株式の時価総額降順に並べると当然なことなので異論ありません。但し、これらはグロース株ですから、極論すると『儲けた純利益を配当等で投資家に支払うのではなく、新たな成長に向けて設備投資に注ぎ込む、あるいは自社株買いに投じる』のです。投資家にとっては当該企業から金銭を受け取ることは微少(アップル、マイクロソフトは配当支払いあり)で、株式分割がなければ『保有株を減らして(売却)利益を得る』しか儲ける手立てがありません。
GAFAM及びハイテク系銘柄を保有するベストな方法は...
万が一、平均買値値が現株価を下回っていれば万事休す、撃沈されたも同じです。よって、GAFAM及びハイテク系銘柄を保有するベストな方法は『広く薄く、万遍に幅広く
』になります。適材はGAFAMをたっぷりと内包する『ETF』以外にありません。
私は、個人投資家にGAFAMの個別銘柄を保有する事をお勧めしません。何故なら、
個人には『寿命』があるからです。その事由は上記の記載内容でご理解いただけると思います。株式の保有は、半永久的にをモットーにすべきです。
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