米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/24 株安を利用して、ポートフォリオの組み替えを実施...

 ウォールグリーン・ブーツアライアンス(WBA)、配当貴族(連続増配46年)で安定した経営を続けているドラッグストアチェーンの持ち株会社です。
 2018年6月、ゼネラル・エレクトリック(GE)に替わりウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)がダウ平均採用銘柄となりました。(下図は、WBAの地域別売上構成比)

WBAは、配当貴族・低PER銘柄・ダウ平均構成銘柄...

 この時以来の付き合いなのですが、配当支払いが安定している老舗銘柄にも拘わらず、PERが低い状況が続き株価が上昇せずに低迷、外部要因に打たれ弱さがあるようです。
 嘗て、某ファンドがこの現状に不満を表明、株式買い取りで上場廃止を画策したことがあったのですが、新型コロナ禍騒動で立ち消えとなった経緯があります。

医療用麻薬「オピオイド」の「まん延に加担」罪で、賠償命令を受ける...

 最近では、2020年8月17日、医療用麻薬「オピオイド」の乱用による薬物中毒を巡る訴訟で、オハイオ州クリーブランドの連邦地裁から、米薬局チェーンを運営するCVSとウォルグリーン、小売り大手ウォルマートの3社は、総額6億5060万ドルを原告の同州レイク郡とトランブル郡へ支払うよう命じた判決を受け、只今控訴中です。

 ウォールグリーン・ブーツアライアンス等の薬局運営会社側は、医師の出した法的に問題のない処方箋の提出に対して責任を負うことはできないと主張しています。こんな話、日本では到底考えられない事、偏った思考、判決だと感じます。

250株のウォールグリーン・ブーツアライアンス(WBA)を売却...

 昨今の株価下落で、買値平均値から下落率が28%を超えたことと、ここまで株価が下落すると「ドラッグストア Or 小売り業」であるが故に、買値まで株価が挽回することが難しくなってくるので、今回の株価下落に併せる形で250株を売却しました。
 売却で得た資金は他銘柄の追加購入に充当しています。『ポートフォリオ組み替え』を実施したのです。更に株安が続くようであれば、全株売却し撤退までを想定しています。

その他、3銘柄も売却し撤退を決断...

 更に、寄り付きで「ALLY アライ フィナンシャル42株」「CWH キャンピング ワールド ホールディングス A32株」「INTC インテル32株」を売却。この売却資金も再投資に向けました。これらは、お気に入り銘柄群ですが、何せ時期が悪いです。他に欲する銘柄があるので止むを得ず・・・。

本日付の銘柄別購入状況です...

 景気減速懸念で原油及び地下資源銘柄が急落していました。これも不思議な現象で、ロシアの動き次第で急転直下、激変が考えられるのにです。
 英国は資源取引の大国なので、大型減税、英国債増発の影響が出ているのか、分析し難い状況ですね。
 なお、下図の左が本日付の取り引き、右が週間の取り引きです。人気のETFと原油系及び鉱物系の個別銘柄を蒐集しています。これらは共に、高配当・高分配の銘柄です。


MYポートフォリオ

 ぶっちゃけて米国株式市場を見ていても、ここまでなぜ株式が売られなきゃいけないのか、私は不思議な印象を持っています。下がってくれるなら、買い下がりたいのがホンネなのですが、何せ先立つモノが乏しいのが実情です。
 『株価が値上がらない趨勢であれば、下がるのが市場である』と言い切ってしまうと元も子もないですが、『株式市場は、ジッとしていることを嫌がる習性がある』と自らを落ち着かせるしか手がないです。
 なお、ここまで株価が下がってくれると買い易くなっているのでありがたいです。次週には、配当金と分配金が入金予定なので、一角の軍資金を手に入れることが出来ます。


9/24 株安を利用して、ポートフォリオの組み替えを実施...2

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9/24 株安を利用して、ポートフォリオの組み替えを実施...4

 配当等の年間見込み額が8万ドルを超えました。日銀の「為替介入」はアリガタ迷惑の最たるものですが、 配当等の年間見込み額(円貨換算)は11,476,617円の過去最高額となっています。これら銘柄へ、集中投資を仕掛けました。順調に進むと、3年継続で初期投資額が10万ドル強増加する見込みです。

編集後記

 世の趨勢で保有銘柄の株価の上げ下げを嘆いても、悔やんでも仕方ありません。無力である故、どうにもならない事に時間を費やすのは無駄です。少しばかりの小技を繰り出してみても、長い投資生活の中では、歳月の彼方に埋没してしまいます。それよりも、週末の限りある時間を楽しみましょう。


無配銘柄をお持ちの方、保有継続し続けられますか?

 いつも申し上げるように、株価が軟調な時期は、無配当銘柄を保有し続けるのが難しく感じる時があります。このような時は、市場が安値に落ち込んだ時、思い切って保有銘柄を入れ替える英断も必要です。
 何故、このような時なのかは、欲しい銘柄の株価も値下がり、損切であれば売却した銘柄から税の還付を受けられるからです。

「安値狙いの大量買い」は、神経をすり減らして疲れます...

 『欲しい時が買い時である』の譬えもあるように、「安値狙いの大量い」が、長い投資家生活の中でハマるのは楽しいものです。しかし、時々のベストなタイミングまで、積み上がった資金を保管し続けられる方なら、それも良しでしょうが、大概の方にとってはマネーを形あるものに変えておかないと、気の緩みで手元から直ぐに飛び出てしまうのです。この点、要注意です。


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