米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/28 米住宅30年ローン利率(固定)、7%超へ上昇...

 連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げを受けて、米国の住宅ローン金利は再び上昇しており、昨日時点の住宅ローン固定30年物金利は22年ぶりとなる「7%超え」となった模様です。このため、今後、米国内の住宅需要(米国では新築住宅の不動産住宅市場における利率が概ね15%程)が落ち込み、景気を抑制する可能性が警戒されています。


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日本でなら、国会で大騒ぎ...

 住宅と自動車関連は産業構造の裾野が広いと解釈され、打撃を与える施策を日本では最も嫌われる政治対応ですが、輸入大国の米国ではそうでもないのでしょう。日米の考え方、対応のスピードが桁違いで異なっているところなど、今さらながら驚きです。


10年物米国債券価格も続落、金利上昇...

 長期金利の指標となる表面利率2.750%の10年物国債利回りは前日比0.02%高い(価格は安い)3.94%で取引を終えています。一時は3.99%と2010年4月以来、12年ぶりの高水準を付けました。4%突破も時間の問題です。

9月28のトピックス

 ダウ工業株30種平均は6日続落し、前日比125ドル82セント(0.4%)安の2万9134ドル99セントで終えています。年初来安値を3営業日連続で更新、2020年11月以来の安値でした。
 世界的な金融引き締め観測から米長期金利が4%に迫り、相対的な割高感を意識した売りが出た模様です。

執拗に下げたい流れを断ち切れず...

 ダウ平均は前日までの5日続落で1800ドル近く下げた後とあって、ハイテク株の一角などが買い直され、短期的に「売られすぎ」とみた買いも入り、午前中は上昇する場面もありました。
 しかし、いつもの如く続かず、ダウ平均は午前に一時398ドル高まで上げ後、売りが優勢になり昼ごろに下げに転じました。下げ幅は302ドルに達し、2万9000ドルを割り込む場面もありました。

ナスダック総合株価指数のみ反発...

 ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発、前日比26.582ポイント(0.2%)高の1万0829.504で終えています。また、S&P500種株価指数は6日続落、前日比7.75ポイント(0.2%)安の3647.29と連日で年初来安値を再び更新しました。

株価は企業経営の通信簿?

 殊更、リアクション高く株価が上下に跳ねるのは『企業経営に眼を光らせています』的な圧力にはなるでしょう。経営者に気を抜かせ過ぎると、悪さする奴も出てくるのでね…。

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