9/28【速報】米国債10年利回り、4%超へ...
本日の午後4時頃に続き、午後6時過ぎにも「米国債10年利回り」が4%台へ到達しました(18時20分、4.005%)。
短時間に2度の4%台を突破したので、今後はこの水準を基準として推移することでしょう。下記の米国債10年利回りチャート図は、24時間推移です。
ドル・円相場の新たなる目安設定は?
4%台は、3.8%台と異なり【新たな次元の出現】となりますので、日銀による円安阻止の為替介入の効果(暗黙の140円~145円ライン維持)は、既に破棄されたのも同様と考えことが自然でしょう。
今夜のNY市場の攻防は?
今夜のNY市場は、「投機筋による145円台突入のある・なし」と「日銀主導による為替介入のある・なし」に焦点が映ることでしょう。なお、下記のドル・円為替チャート図は、1週間推移です。
3大株価株価指数ともに下落?と予測します...
注目の今夜の米国株式市場の動向は、何事もシンプルに考えて、長期金利上昇が止まらない限り、代表指数の「ダウ平均値」は下ることでしょう。そして、今や最も軟調に推移している「S&P500種別総合」は更に輪を掛けるようにして値下がることでしょう。
昨日、若干反発を見せたナスダック総合指数ですが、『長期金利4%台のカルチャーショック』と『アップルの増産製造の撤回ショック』のダブルで、大きく平均株価が下がることを予測しますが・・・?
米10年国債利回り、一時4%に上昇-2010年以降で初めて
28日のアジア時間帯の取引で、米国の10年国債利回りが一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、2010年以降で初めて4%に達した。
インフレ抑制の決意を示す米連邦準備制度当局者のタカ派的発言に反応し、米国債相場の下げが拡大した。
(ブルムバーグ 2022年9月28日 11:33 JST)
編集後記
今日の日本株は3月期決算企業における中間配当の権利取得最終日(明日、権利落ち日)でした。例年、午後3時の引き間際から急激に株価上昇する銘柄と平均株価を見るのが季節ものなのですが、今日は一切『そのようなカケラさえ、見せなかった』です。
私も長いこと日本株の取り引きを見ていますが、今日のような日は「ホント珍しい」です。と、なると明日、権利落ち日における日本株の行く末は・・・。
弱り目に祟り目
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- 銅はあと数年で深刻な不足の恐れ-最近の相場低迷で一段と事態悪化も - Bloomberg
- 英住宅市場崩壊も、ローン取り扱い中止や金利上げ相次ぐ-金融動揺で - Bloomberg
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