米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

8/1 米国株式市場、今まさに『上げ潮の適温相場』なり...

 前週末に発表された「6月の米個人消費支出(PCE)物価指数」が、インフレ圧力の高まりを示さず、まさに『FRBによる現在の利上げサイクルが終了するとの期待』を強めることになりました。株式市場へのアゲンストが減少し続けています。


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週内に「7月の雇用統計」の通過を控えている・・・

 今週末に発表される「7月の雇用統計」において、各種データが『労働需給の逼迫度合いの軽減を示す』との見方も根強く、投資家が先回りして『株式買いを入れている』ことにあります。

更に、大手ハイテク企業の決算発表も控えている・・・

 週内、アマゾン、アップルといった大手ハイテク企業の決算(2023年4~6月期)発表を控えていますが、期待外れとなる確率も少なく、ここを難なく通過すると『米株高への支障が暫くない』状況へと進みます。

左右を見渡しても「株高への支障なし」・・・

 今日の株式市場、ダウ平均値は先週まで3週連続で上昇しているため、ここら辺りが天井と疑心暗鬼になる投資家も多く、小幅に下げる場面もあって「利益確定売りが出やすい状況」でした。しかし、株式を売却した投資家も引き続く上昇局面を目の前にしては、再度の買いへと投資行動を取るしかなく、ジリジリと値上げが続く株式相場になっています。これぞ、上げ潮の『適温相場』の最たるものです。

8月1日のトピックス

  • ダウ工業株30種平均は続伸。前週末比100ドル24セント(0.3%)高の3万5559ドル53セントと、2022年2月以来の高値で終えています。
  • ナスダック総合株価指数も続伸。前週末比29.366ポイント(0.2%)高の1万4346.024で終えました。
  • S&P500種株価指数は前週末比6.73ポイント(0.1%)高の4588.96と2022年3月以来の高値で終えました。7月の月間では3.1%高と『5カ月連続で上昇』しました。

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MYポートフォリオ

 142円台の円安へ戻っています。米国株高と為替安との相乗効果もあって、ポートフォリオの円貨時価総額が8167万円へ急上昇しています。円貨換算にかかる損益額は1522万円ですから、叩き打って円貨に戻した時の手取り額が7860万円(税引き)となります。不動産購入のため6千万円相当の株式を売却した以降、これはポートフォリオ最高を更新する額になります。


編集後記

 このような「適温相場」なる時は、『素人投資家は静観するのがベスト』と云われています。株式市場が急変することも数多く、ひょんなことで『梯子を外される』ことも枚挙にいとまない程です。よって、高配当銘柄で且つ安値に放置された銘柄のコツコツ買い程度に留めることがベターでしょう。昔なら、タバコに火をつけてプカプカ一服するパターンです。


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