米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

6/23 NY市場、買いが再燃...

6/23 NY市場、買いが再燃...

 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受けて早期の利上げ観測がやや和らぎ、買い安心感につながったらしい。
 ダウ工業株30種平均は続伸、前日比68ドル61セント高の3万3945ドル58セント(速報値)。ナスダック総合株価指数は前日比111.788ポイント高い1万4253.268(速報値)と1週間ぶりに過去最高値を更新。

株式市場へ真水(まみず)注入

 株式市場に新規マネーが入り込めば、必然的に株価は上昇します。所謂『真水(まみず)』と呼ばれているもので、株価が高騰すればするほど市場に雪崩れ込んできます。昨日のブルームバーグに超ド級の記事が掲載されていました。

(ブルームバーグ): 米ゴールドマン・サックス・グループは米国株が最高値近辺で取引されているにもかかわらず、家計や企業が年末までにさらに5000億ドル(約55兆円)相当購入するとみている。

 デービッド・コスティン氏率いるゴールドマンのストラテジストはリポートで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中に投資されないまま眠る資金が増大し、その規模は5兆5000億ドルと記録的な水準に膨れあがったとし、株式の大規模購入が生じるとの見通しを示した。

 年内は企業からの株式需要が最も大きいと予想。自社株買いが加速する一方で、社債発行は1ー3月(第1四半期)のピーク水準からは減速するとの見通しを明らかにした。

 ゴールドマンによれば、今年第1四半期の家計による米株式の純購入額は1720億ドル。増加した手持ち資金に加えて、いわゆるミーム株に見られたような急激な相場の変動をもたらしたリテール投資家の市場参加が増大しており、需要はさらに増える可能性が高い。

 米国や欧州の株式相場が最高値付近で取引され、米金融政策当局者が緩和策の縮小を視野に入れ始めていることを示唆しているにもかかわらず、株式への投資家の意欲が衰える兆しは一切ない。2021/06/22 00:36

崩れないのは根雪

 煽り記事の可能性もありますので、真偽半分で聞き流すことも必要ですが、この2日間のNY市場をみる限りでも、ある所にはお金があるようで、待機資金は想像以上に眠っているものと思われます。
 そして、株式市場にとって最も大事なのは「真水」から「根雪」に変換された資金量であることは時代を超えて、今も変わりありません。