米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

9/22 MYポートフォリオ、初期投資額が100万ドル手前に...

 年明け以降、FRBの利上げ宣言に伴う株安対策として、ポートフォリオ組み替えを実施するのと併せて、利が乗っていた個別銘柄とETFを逐次売却し、新たに高配当銘柄とディフェンシブ銘柄及び毎月分配のアーカイブ系ETFへシフト換えしながら、今日ここまで何とかやって来ました。

利上げに伴うポートフォリオ修正は初めて、未だ経験なし…

 不況期と異なるのは、インフレ亢進が逐次進むので、従来のディフェンシブ銘柄や高配当銘柄の防波堤効用の効きが悪いことです。株価反転時の伸び率が高いと目される銘柄や取引高の多い銘柄が好まれています。まず、GAFAMは世間の高不況関係なく買われます。


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9カ月余りで、増加額が27万3千561ドル

 2021年末の初期投資額が72万1千544ドル、9カ月後の本日付で99万5千105ドルへ。増加額が27万3千561ドルになります。これは、売却資金と受け取った配当・分配の再投資によるものです。大台の100万ドルまで5千ドル余り...。年内達成は確実視されます。もっともこの陰で、評価損益額が大きく減少しているのは止むを得ないことですが...。

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初期投資は投資の主柱

 評価額はその時々の時世の株価に左右されますが、一旦決まった初期投資額が動くのは、追加投資を行った時だけです。このような事由から、初期投資額は最も変動率が少なく、投資の主柱として最も頼りになるものとなります。
 過去の例からも、米国株は株安時からの反発が早く・確実に超えていく習性もあり、景気活況時には「新高値更新」が頻繁に見られることになります。

昨年12月末時点と本日との対比・今年3月末時点と本日との対比

昨年12月末時点と本日との対比・今年3月末時点と本日との対比

今年6月末時点と本日との対比・今年8月末時点と本日との対比

今年6月末時点と本日との対比・今年8月末時点と本日との対比

昨日と本日との対比・先週末と本日との対比

昨日と本日との対比・先週末と本日との対比

 昨日は、計2481ドルの追加購入を入れました。事前に1ドル143円62銭で2600ドルを手配済みにしていたので、バタバタせずに3大株価指数が大きく下げていたタイミングで買いを入れています。今、お気に入りの3銘柄、ALLY、CWH、INTCを主に、JEPIやRYLDのETF、原油・地下資源の企業株を購入しています。結果、配当・分配の年間受取見込み額が最高額を更新中です。

配当金及び分配金の推移

 今年に入り、FRBの金利引き上げ宣言、更にテーパリング宣言を受けて、市場の転換を予測して、『値上がり幅より、配当・分配金の支給率』に矛先を変更して、ポートフォリオを組み替えています。その結果、次の2段目棒グラフのように如実に効果*1が表れています。
*1 今年度はエンジ色、昨年度はグリーン色、一昨年は紺色


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編集後記

0.75%の利上、政策金利が3.00%-3.25%...

 FRBは、現地時間の9月21日、連邦公開市場委員会(FOMC)において0.75%の利上げを決め、政策金利を3.00%-3.25%に設定しました。これによって、お決まりの売買が発生しています。

投資家心理に左右され、株式投資はまさに心理学

 株式市場を比較的長いスパンで眺めると、常にある一定の歴史が繰り返されているのを目にします。つまり、好景気時にはバブルが形成され、やがてそのバブルが崩壊、すると悲観・絶望相場に豹変することです。
 これら特徴として、どちらも「行き過ぎた」という形容詞がぴったりな強気相場か弱気相場になるという点です。もちろん、渦中に居る者たちは、それを知る由もありませんが...。
 実体に対して過剰あるいは過小に評価されてしまう、これが市場の習性です。そして、この現象の基になっているのは『投資家心理』に他なりません。株式投資は【心理学である】と言われる所以です。


9/22 0.75%の利上げ決定後、市場は上げ下げの乱降下...4