米国株 -『正しいものは美しい』

米国市場で「フルインベスト投資」を目指します。

5/19 広島サミットに向けて、日本株高・円安が加速中...

 5月19日-21日開催の広島サミットに向けて、日本株(日経平均)が1日数百円単位の爆上げ、それに連動して1日1円単位でドル高・円安が進行中です。好き・嫌いに拘らず、手持ちマネーを増やすためにも慣れ親しむことです^^。

安倍元首相との訣別・・・

 相場は一寸先であっても、確実性が高まれば大負けしないものです。それが今、昨日や今日なのです。何処からも・誰からも、横槍が入ることはありませんし、株高は自分達への信任と解釈して、ご満悦な日本政府首脳たちでしょう。善悪を超えて、これが安倍元首相を記憶の彼方へ押しやる最善の方策なのですから…。


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岸田・自民党政権を強くバックアップ支援する海外の動き...

 共に、岸田・自民党政権を強くバックアップする『海外勢の包括支援』が続いています。5月19日(金)の週末には、日経平均3万1千円へのタッチを目指して進行することでしょう。ここで躓くと、週明けに「潮が引くような不穏な事態」が想定できるので、踏ん張りを期待します。

「ドル・円が140円、日経平均が3万3千円」を囃す者たち...

 何故、日本株が上がるのかと問われれば『値上がるマグマが蓄積しているから...』としか答えられません。市場スズメ達が屯する巷では、ドル・円が140円へ、日経平均が3万3千円へ「キリの良い数値」を目指して進行すると、超強気の発言まで飛び出す始末です。
 広島サミット後の動向が『強気相場の継続』となるのか、『宴の終焉』となるのか、その見極めだけが『勝負の一手』です。


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ひとえに「出遅れ者たち」の存在があってこそ...

 毎度のことながら、株式市場は「出遅れ者たち」の存在があってこそ、一気苛性に駆け上っていくのです。その者たちに「まだまだ株価が上がる」と思わせ続けられれば、『この勝負は勝ち』です。
 古今東西、上がり続ける相場はありません。株式市場の場合、燃えさかる炎の中であっても、退場(売買)する際には、必ず自席に誰かを座らせる必要があります。

忘れてはいけない、米国の長短金利が上昇中であること...

 円安が日本株の上げを側面支援しているのは紛れもない事実です。ドル高・円安の背中を押しているのは『米における利上げ継続観測』の真偽です。
 「6月FOMCで利上げ継続の可能性が出始めている」と囃し立てられて、日米金利差が拡大しています。このため『ドル高・円安』が出現し、これに便乗する形で『日本株へ買い向かう海外ファンド』が大挙して日本へ上陸しているのです。


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再び、米国で「預金引き出し」がクローズアップされる・・・

 格好のネタである「広島サミット」の最中、国際会議を前に自国の株価が爆上げして、困惑する政府首脳など居ませんから、投機筋は安心して資金投下できます。
 但し、米国の長短金利が上がり続けると、再び預金の引き出し・流失がクローズアップされ、米国の金融界を騒がせることでしょう。暫くは、堂々巡りが続きそうです...。

5月19日のトピックス

 ダウ工業株30種平均は続伸、前日比115ドル14セント(0.3%)高の3万3535ドル91セントで終えています。ナスダック総合株価指数も続伸して、前日比188.272ポイント(1.5%)高の1万2688.838と2022年8月以来、およそ9カ月ぶりの高値で終えています。


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「バスに乗り遅れるな」状態の株式市場・・・

 米債務上限問題への懸念が後退しつつあり、ハイテク株などへの買いが広がっています。半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化が米景気を冷やすとの見方は重荷で、ダウ平均は下げる場面も都度現われています。しかし、一同共に『バスに乗り遅れるな』状態にものの見事になっています。高金利であるにも拘わらず・・・。

再び、FRB高官の「利上げ継続」の遠吠え・・・

 ダラス連銀のローガン総裁が18日の講演で「ここ数週間の指標は、まだ利上げ見送りが適切だとは示していない。」と述べました。
 更に、タカ派で知られるセントルイス連銀のブラード総裁も18日のインタビューで、「インフレ抑制を確実にするための保険として、いくらかの追加利上げが正当化されるかもしれない。」との持論を示しました。利上げを続ける可能性が強く意識されています。

MYポートフォリオ

 ドル・円が138円台突入という事もあって、私事ながら米国投資枠を縮小する意向を持っています。確固たる事由はないですが、最後の『円安局面ではないか?』の印象を強く持っていて、一旦、円貨に換えておきたい気持ちです。


編集後記

 しかしながら、何か変だぞ・・・。『市場心理は理屈ではない』とは承知していますが、この日本株の動きは『何か裏がありそうで...』変でしょう? 日経平均をドルベースに置き換えると、円安進行もあってドル基軸国にとっては左程変わっていません。投下資金も然りです。

「1粒で2度も美味しい蜜の味」を堪能・・・

 近い将来、確実に米国で「利上げ見送り」が行われるので、この時の「ドルの反騰(反落)」はキツイものがあるでしょう。その時、円貨で日本株を保有している欧米投資家達は、株高と円高(先物の円売りを含む)の恩恵で、「1粒で2度も美味しい蜜の味」をたんまり堪能することになるのでしょうか?

ウクライナ終戦は、米共和党の次期大統領に期待するしかないのか?

 (中略)もう一つ「米国が関わる戦争」を特徴づけるのは、米国が支援する相手国がほぼ例外なく「腐敗国家」であり、さらには多くの場合(軍事)独裁の非民主的政権であることだ。


 これは、米国の裏庭(表玄関)ともいえる中・南米の「米国介入案件」で典型的だが、イラク・アフガンの復興政府も例外なく腐敗しており、国民の支持を得ることができなかった。その結果、米国が介入することによって「市民の生活がメチャクチャになる」という「大失敗」に終わったのだ。

 もちろん、ベトナム戦争で南ベトナム側が破れたのも、「私腹を肥やすために解放戦線側に武器を売却する」者までいたとされる政府の腐敗のひどさに、市民が愛想をつかしたという側面が大きい。


 ウクライナも、腐敗国家ランキングではイランと同率に並ぶ。また、「ゼレンスキー大統領が(欧米などによる制裁対象である)ロシアから安くディーゼル燃料を購入する一方、米国が燃料購入代金として送った数億ドルの支援を側近とともに着服している」こともスクープされている。

 これが事実であれば、南ベトナムで解放戦線に武器を売却したことに匹敵する背信行為だ。

従業員4割をカットして、まともに日常業務が成り立つのか?

 正直な感想として、これほどの人員を削除して、企業として成り立つのなら、投資家達は「丸儲けで肥え太り」、資金のない貧困層たちは泥水を啜る以外に生活が成り立たない...。


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