5/26 私事ながら、せっせと「高配当株」の囲い込み中…
先般、MYポートフォリオから株資金5千5百万円を引き出して、不動産の購入費用に充当させました。このこともあって、より安全志向の投資姿勢(成長株から高配当株)へ鞍替えしています。
嘗て、GAFAM銘柄へ集中投資…
半年程前、「成長重視のGAFAM銘柄」投資でポートフォリオを一部修正し資本を投下、これらGAFAM銘柄の株価戻りタイミングが合致、安値購入から株価が急上昇して所期の目的を達成しました。
今月初め、不動産資金確保のために、これら1/2程を売却・現金化しました。これ以降、元の「高配当株」を軸にしたポートフォリオ構築に再び軌道を修正中です。
今は、安値に沈んでいる高配当株へ資金を投下…
具体的な修正とは、高騰しているGAFAM銘柄を売却して、値下がりしている高配当株へ資金を分散することに他なりません。なお、高配当株といっても、この金利高の時代、当該株価は安値に沈ずんで低迷中ですから、配当利回りが更に高騰している恩恵もあります。
「他人と同じことをしていたら、他人と同じにしかならない」
今週はズバリ、PERがメチャクチャ低下している「煙草銘柄」と「資源銘柄」のADRにターゲットを絞って買い増しています。これら銘柄は好き嫌いの厳しいところですが、「人と同じことをしていたら、その人と同じにしかならない」ことは理解しましょう…。
5月26日のトピックス
ダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比35ドル27セント(0.1%)安の3万2764ドル65セントで終えています。3月29日以来、およそ2カ月ぶりの安値に沈んでいます。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発、前日比213.932ポイント(1.7%)高の1万2698.094で終えました。
ダウ平均が軟調なのは、「米連邦政府の債務上限問題を巡る不透明感」をマスコミたちが煽りまくり、株式が売られているだけなのですが、『需給動向の重石・重荷』とけたたましく騒ぎ過ぎなのです。
人工知能(AI)における真の勝者は、半導体製造企業?・・・
市場参加者は、値動きのよい「ハイテク関連銘柄」に買いを集めています。先行きの不透明感が強いにもかかわらず、「画像処理半導体(GPU)の雄、エヌビディア株」が急騰するなど、ナスダック総合指数が元気一杯です。今まで散々「利上げはハイテク株に不利益だ」等、一体、何処の誰が、どの口が言ったのでしょか?
ハイテク装備の寡占化が進みそう...
人工知能(AI)を進めれば進める程、強力な半導体やサーバ機器類が必要になります。この勝負の勝ち組は、半導体製造企業でしょう。業界の占有化が進んで来ているので、寡占化できれば圧勝です。次に、自前のデータセンターにネットワーク回線をも備えたアマゾンやグーグル、マイクロソフトといったGAFAM銘柄の一角も利益を誰にも渡さない体制を敷いていて磐石です。
では逆に、不利な企業を敢えて探すと、個人ユーザーが見境もなく契約ネットワーク回線を使いまくり、「通信回線の品質強化を求められる」通信企業でしょうか? 単なる土管屋に成り下がるかも知れません^^。
話題の人工知能(AI)が、各種のリソースを喰いちぎる・・・
マイクロソフト社が人工知能(AI)を自社製ソフトに標準装備とする意向であることを表明しました。MS社だけではなく、自称ソフト製作企業と胸を張る社は、レンタルや自前の人工知能(AI)をきっと装備することでしょう。すると、どうなるのか・・・。
5Gの話題性が吹っ飛んで、何処に行ったのやら・・・
サーバー機器の負荷が増大するので、1世代前の機器や装備品では時代遅れとなって対処できないのです。刷新するには、最新機器の導入費用はもちろんの事、ネットワーク回線の充実が何よりも求められるので、新設費や維持費が湯水のごとく社外流出します。今回のエヌビディア株高騰も、まさにこれの賜物です。
これから、半導体製造企業が「電力」を喰いちぎる・・・
最先端チップの製造には莫大な電力が必要となるので、原発稼働が予定されている日本に世界の半導体製造企業が押し寄せてきている理由がここにあります。他国では、電力消費量に難癖を付けられるので、お人好しの日本が選ばれているだけです。
今後、人工知能(AI)を提供して、どのように利益を、何処から得るのか、が焦点です。現時短で、私はこの回答を持ち合わせていません。
MYポートフォリオ
冒頭にもお知らせしたとおり、GAFAM銘柄を売却し始めています。幸いにも利が乗っているので、手放すタイミングと判断しました。何事も「持ち過ぎは良くない」ですから...。
編集後記
「亀の甲より年の功」
毎日、米国株式市場の動向チェックを行っていると「あの時、**株の売買を行うのではなかった」という反省の弁を自問する時が都度あります。このような時、「反省日記」的な覚書を認めて、機会ある毎に読み返しています。
著名な投資家に老人が多いのは...
海外の著名な投資家達は大方、歳を経た老人の方々が多いことに驚きます。これも「株式取引は、再現性のある投資」である証しなのでしょう。
株式投資に少しでも再現性があるなら、見つけられるならば、いつの時代の・どの取引と似通っていることが判ると「かなりの確率」で勝利に近づくことができます。すると、「亀の甲より年の功」となり、「記憶力の優れた、鋭い感性を持った」老人が尊ばれます。
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