8/13 (成長株から割安株へ資金移動)の巻き戻し
3大株価指数は続伸しました。現在、株式市場ではデルタ株の感染拡大への懸念がくすぶっている状況なので、常に利益確定の売買が活発になっています。
本日、ここ数日間続いたハイテク系銘柄への売りは影を潜めて、景気敏感銘柄(割安株)からハイテク系銘柄(成長株)への揺り戻しが生じました。しかし、NY市場には売り物を吸収するだけの買いパワー(厚み)が存在するので、本日もダウ平均とS&P500種は過去最高額を更新しています。
- ダウ平均は、前日比14.88ドル(0.04%)高の3万5499.85ドル。
- ナスダックは、前日比51.13(0.35%)高の1万4816.26。
- S&P500種は、前日比13.13(0.30%)高の4460.83。
- 米国債10年利回りは、前日比0.002(0.13%)高の1.361%。8/13 6:25現在
- WTI原油先物は、前日比0.33ドル(▼0.48%)安の68.92ドル。8/13 6:25現在
ポートフォリオ時価他
評価損益額が162,305.38ドル、ETF構成比率が88.47%となり、過去最高額(値)を更新しました。連日、ダウ平均やS&P500種が過去最高額を更新していることもあり、本日もアップル株、マイクロソフト株、フェイスブック株等の一部を売却しています。そして、安値となっていたETFへ資金を振り向け、買い増しを実行しました。
簿外管理と枠外管理
保有銘柄の構成バランスの調整を行いました。ここ数日間、簿外管理の評価額が上がれば、枠外管理の評価額が下がる「連動性」が見られます。
バイデン氏、薬価引き下げへ法改正を議会に要請
遂に、バイデン政権は高騰する薬価へメスを入れ始めました。紆余曲折が予想され、スンナリとはいかないでしよう。これは政権側の『ポーズ』の可能性もあり、ガチャガチャとなりそうです。
バイデン氏はホワイトハウスで演説し「米国人は薬にお金を払いすぎている一方で、多くの製薬会社は利益を自社株買いにあてている」と批判した。医療は「党派的な問題ではない」と述べ、野党・共和党にも協力を呼びかけた。
米国の薬価は先進国の中でも飛び抜けて高い。経済協力開発機構(OECD)によると、薬への出費は1人当たり年1376ドル(約15万円)と加盟国で最も高く、日本の1.7倍に上る。(日経新聞 2021年8月13日 5:41)
途切れぬ循環物色、資金は新興ハイテクにも
本日付の日本経済新聞に、「過去最高額の平均株価更新が連日続く背景」を分析した内容です。
・・・このところ成長株から景気敏感など割安株への資金移動が目立っていたが、12日は巻き戻す動きが出た。ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏は「グロースとバリューの間でのローテーション(資金移動)は今後も続きそうで、どちらが優位とは言えない。両方にバランス良く投資し、2カ月ごとに比率を見直すことを奨める」と話す。
投資資金はバリューとグロースの間を行き来すると同時に、新興ハイテクにも流れ込み、マネーが米国の株式市場内にとどまっているといえる。株式相場の先高観が崩れていないことの表れだろう。(日経新聞 2021年8月13日 7:17)
習氏に訪れた「絶好の機会」、企業締め付けの背景に2つの思惑
昨日、興味を引くブルマバーグ記事を見つけましたので紹介します。この記事で気になった点は次の3点です。
- 規制強化が何故、今なのか?
- 投資家は国営メディアの批判を受けたあらゆる業界の株を手放しつつある。
- 今のところ、習氏の動きは大部分で世論の後押しを受けている。
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