7月25-26日開催のFOMCで、0.25%の利上げが実施される。 FOMC終了後、会見(コメント)で「年内2回の利上げから最後の利上げ」示唆がFRBから示される。 本日発表された「7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)」は49.0と、前月分から2.7ポイント上昇し、市場予想(46.7)をも上回る堅調さ(金融引き締めが続くなかでも景気が底堅い)を示す。 米国経済は「景気後退に陥ることなく」、…
利益確定の売りが続く米国市場ですが、7月25-26日に開催が予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、「相場上昇の波に乗り遅れたくないと考える米株投資家」がオプション取引を含め、広範囲に買いを入れている状況です。既に高い株価のダウ平均が10営業日連続して上昇するなど、『静かな狂乱』が巻き起こっています。 米株へ買いが続くのは、今年7月が最後の利上げとなる見方に拠る・・・ 今回の…
ウクライナ軍へ殺傷能力の強く残忍な「クラスター(集束)弾」の提供を始めた米国バイデン政権。混迷するウクライナ紛争などお構いなし、世界マネーを飲み込んで離さない貪欲なウォール街では、米国多国籍企業の「見込みを上回る安定した四半期決算」が相次いでいます。このような圧倒的状況を、米国の一人勝ちと称します。勝てば官軍です...。 物色対象の買い銘柄が広がる・・・ 欧米投資家達は、これまで今年の相場を…
止まるところを知らず、投資家はとにかくリスク資産である株式を買い続けています。米国株は勢いを取り戻して、各国から投資資金を集め捲っているのです。低迷していた商品市場、特に原油市場へも徐々に資金が戻りつつある状況ですが、株式市場一極集中ともなっていて、資金流入が際立っています。あぶれた資金が「中国株ショート、日本株ロング」で動いているのです。 大手ハイテク銘柄をはじめ、まんべんなく幅広い銘柄へ…
7月12日に発表された「6月の米消費者物価指数(CPI)」、同月13日に発表された「6月の米卸売物価指数(PPI)」が米インフレ鎮静化の道筋を示したと捉えられたことが【ホップ】です。 これまでに発表された第2四半期(23年4~6月期)決算では市場予想を上回る内容が相次いでいることが【ステップ】です。 3弾跳びの第2段階までは順調に歩んでいるので、米国株は大きく伸張、長期金利が低下、ドル為替…