10/06 OPECプラスは米国と決別、米国は中東での橋頭堡を失う...
5日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる『OPECプラス』は閣僚級会合で、11月の原油生産ペースを10月に比べて日量200万バレル減らすことを決めました。2020年3月以来、およそ2年半ぶりに対面での開催でした。 OPECプラス、日量200万バレル減産で合意-米大統領「... 続きをみる
10/06 OPECプラスは米国と決別、米国は中東での橋頭堡を失う...
5日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる『OPECプラス』は閣僚級会合で、11月の原油生産ペースを10月に比べて日量200万バレル減らすことを決めました。2020年3月以来、およそ2年半ぶりに対面での開催でした。 OPECプラス、日量200万バレル減産で合意-米大統領「... 続きをみる
10/05 米国市場は、依然として『株の買戻し』が続く...
株式市場を取り巻く「各種指標」が『売り株の買戻し』を促しています。市場からは『ひとまず、株式を買い戻せ!売りは中断せよ!』の指示が至る所に飛んでいるか如くです。 4日発表、8月の米雇用動態調査(JOLTS)... 非農業部門の求人件数が前月比で市場予想以上に減少しました。減少幅は2020年4月... 続きをみる
10/04 景気悪化の兆候を感じ、ひとまず株を買い戻し...
米国株は大きく反発して終了。こうなると、何故、米国株は値上がりしたのか? これがまだまだ続くのか? 個人投資家としては最も気になるところです。前月に遡ってチェックして見ます。なお、米10年債券利回りが大幅に低下したことで、ドル/円為替の145円台定着は先延ばしされました。 9月のダウ平均値が、下... 続きをみる
10/03【速報】ドル/円が再び145円超へ、今度は定着を狙う...
東京外国為替市場では、本日午後になって円安が加速しています。円相場は一時、1ドル=145円40銭まで値下がりし、政府・日銀が「ドル売り・円買いの市場介入」(9/22)に踏み切る前の水準へ迫っています。 為替介入は、1度目が最も効果が高い・・・ 為替介入を行う場合、1度目が最も効果が高いことは過... 続きをみる
10/03 2022年第1~第2四半期における配当金・分配金の受け取り状況(税引き)...
あくまでデータ的な記録を残す目的で次の「2022年第1~第2四半期における配当金・分配金の受け取り状況(税引き)」をブログにアップします。 年明けから、ポートフォリオの組み替えを始めて、未だ幾ばくも経過していない中ですから、特徴的な「配当金・分配金」の受け取り状況は一切見受けられません。あくま... 続きをみる
10/03 9月における配当金・分配金の受け取り状況(税引き)...
今年も第三四半期を経過したので、配当金・分配金を中心にまとめてみました。口座入金された「配当金・分配金」は、すぐさま再投資する事を基本にしていますので、数カ月もすると初期投資額が大きく増加するポートフォリオシステムを組んでいます。 9月単独の配当金・分配金の受け取り状況(税引き) 9月単独の入金... 続きをみる
10/02【番外編】FRBがインフレ退治で真に目指していること...
歳の若い方なら「インフレ」と聞かされても何のことやら分かり難い事でしょう。特に、この日本では、昭和・平成バブル崩壊後、厳しいインフレは一度たりとも起こっていませんから、当然のことです。 痩せた土地に地震が発生しないが如く、年老いた都市に【自発インフレ】は発生しない。インフレが発生しない代わりに経... 続きをみる
ダウ工業株30種平均(本日終値28,725.51)は、令和4年1月5日(水)の場中で記録した「36,952.65 ドル」が過去最高額です。終値ベースでは同年1月4日(火)に記録した「36,799.65 ドル」が過去最高額となります。 9月の月間では2784ドル(8.8%)安、2022年7~9月期... 続きをみる
9/30【番外編】一刻も早く、円資産をドル資産に替えて置くこと…
明日から、日本では値上げの10月入りです。昔から、日本人は我慢して我慢してキリの良い時を見計らって、一気呵成に値上げに踏み切ります。その都合の最も良い日が、会計年度の1/2を経過した10月1日、この日なのです。 明日から、値上げと容量減少の嵐がやって来る... 酒造メーカーやビールメーカは挙っ... 続きをみる
9/30 株価変動に耐えられないなら、早めに降りること...
昨日の貴重な株価上げ幅を、ものの数十分程度で消してしまう下げが、NY市場の寄り付きから見られました。この間、米新規失業保険申請の減少ぐらいしか、さしたる理由もなく、こりゃ、昨日の踏み上げで「無駄な出費を強要」させられた『売り方の意趣返し』でしょうか、と思う次第です。 米新規失業保険申請、前週から... 続きをみる
9/29 今回の株価上昇は『強気の罠』か? それは直に分かる…
イングランド銀行(英中央銀行)が自国の国債購入を表明したことを受け、金融市場はひとまず落ち着きを取り戻しました。但し、これは株式市場特有の【騙し】かもしれません。 ドル・円相場は下落し、144円台前半で推移しています。米金融当局が先週の会合で追加利上げを決定して、タカ派姿勢をさらに強めて以降で... 続きをみる
本日の午後4時頃に続き、午後6時過ぎにも「米国債10年利回り」が4%台へ到達しました(18時20分、4.005%)。 短時間に2度の4%台を突破したので、今後はこの水準を基準として推移することでしょう。下記の米国債10年利回りチャート図は、24時間推移です。 ドル・円相場の新たなる目安設定は?... 続きをみる
9/28 米住宅30年ローン利率(固定)、7%超へ上昇...
連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げを受けて、米国の住宅ローン金利は再び上昇しており、昨日時点の住宅ローン固定30年物金利は22年ぶりとなる「7%超え」となった模様です。このため、今後、米国内の住宅需要(米国では新築住宅の不動産住宅市場における利率が概ね15%程)が落ち込み、景気を抑制す... 続きをみる
9/27 英国の混乱が米国市場へ波及! 取り敢えず「株売り」...
今、英国の大型減税に端を発した「財政破綻の国家予算」が俎上に上って、ポンドも円貨同様に、世界の為替市場でメチャクチャ売られる展開になっています。 ポンド売り、債券売り、物価高騰… 減税を柱とする経済対策費用は5年間で1610億ポンド(約25兆5000億円)と巨額、発表を受けて英2年債利回りは4... 続きをみる
9/26【番外編】金利引き上げは、「借金のない資産家」が最も得をする...
2022年2月付近に最高値を更新した米国株は、同年9月23日(金)には株価代表指標のダウ平均値が再び3万ドルを下回るなど、投資家攻防の要である『マジノ線』を超えてきました。もちろん、株価が下落するのは「米FRBの金利引き上げによる副作用」です。 人気の米ETFも、垂直落下中・・・ 日本人にも人... 続きをみる
栄枯盛衰とはよく言ったもので、あれだけ騒がれ、未来はこのテクノロジーが覆い尽くすと言われたのも、今じゃ過去の話となってしまったようです。 「未来のGAFAM候補」 例えば、次の1~4の銘柄など赤字企業で企業決算など無きに等しいものです。結果として新型コロナ禍の特殊な時期が、これら銘柄の株価を持... 続きをみる
9/24 株安を利用して、ポートフォリオの組み替えを実施...
ウォールグリーン・ブーツアライアンス(WBA)、配当貴族(連続増配46年)で安定した経営を続けているドラッグストアチェーンの持ち株会社です。 2018年6月、ゼネラル・エレクトリック(GE)に替わりウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)がダウ平均採用銘柄となりました。(下図は、WBAの... 続きをみる
9/24 積極財政に転換?の英国、株安を世界市場へばら撒く...
「今日の株安の原因は、何か?」と問われれば、私は、間髪を入れずに『英国が25.5兆円経済対策と1972年以来の大型減税を実施すること』と返答します。 英国は、世界第2の対外純債務国… 何と言っても、イギリスはアメリカに次ぐ世界第2の対外純債務国(債務残高は2021年末時点で113兆7000億円... 続きをみる
9/23 日本企業、円安のデメリット拡大が現実化!トヨタも苦悩...
我々の世代は子供の時に「日本は加工貿易の国である」との教えを受けました。原油や地下資源を国内で確保できずに輸入に頼っているので、これら原材料を用いて加工し製品までを請け負って海外へ輸出する。その差益収入で「会社運営を行って国家財政を支える」と。 トヨタ社長、「対円安の施策の是非」を咆える... ... 続きをみる
9/23 円安阻止の為替介入、その効果は「風前のともしび」?...
私は、今回の円安阻止を狙った為替介入の目的を、実情の伴わない円売りを仕掛けている連中へ、制裁的な懲罰を与えることにあると解釈しています。所謂「損失の痛み、激痛を与える」という程度のものです。 何故なら、通貨当局にとって為替介入というのは、自分たちが嘗てばら撒いた通貨を「更にばら撒く(売り)」、... 続きをみる
9/22【速報】政府・日銀 急速な円安に市場介入、「ドル売り円買い」...
政府・日銀、為替介入を遂に決断・・・! どこまで市場に対してインパクトを与えられるのか...? 売り方、買い方が入り混じっての攻防戦。 為替市場は「最早、メチャクチャ」になっています。 最後、資金量に勝るものが勝利する...? あくまで、短期決戦の一時的な「円高」と割り切って下さい! 暫くすると、... 続きをみる
9/22【速報】ドルが145円台へ! 為替介入するなら「今」...
夕刻になって、日本の財務当局を小馬鹿にするかのように、ドル・円為替が1ドル145円台を我が物顔で練り歩いています。 報道によると、財務省の神田真人財務官が「いつでも必要ならやる」と断言した以上、この水準でやらないと・・・。明日は、日本は祝日であっても、欧米アジアでは週末の単なる金曜日ですから.... 続きをみる
9/22 MYポートフォリオ、初期投資額が100万ドル手前に...
年明け以降、FRBの利上げ宣言に伴う株安対策として、ポートフォリオ組み替えを実施するのと併せて、利が乗っていた個別銘柄とETFを逐次売却し、新たに高配当銘柄とディフェンシブ銘柄及び毎月分配のアーカイブ系ETFへシフト換えしながら、今日ここまで何とかやって来ました。 利上げに伴うポートフォリオ修正... 続きをみる
9/22 0.75%の利上げ決定後、市場は上げ下げの乱降下...
米国の連邦準備制度理事会(FRB)は、市場の大半の予想どおり、連邦公開市場委員会(FOMC)において0.75%の利上げを決め、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を3.00%-3.25%に設定しました。3会合連続の利上げとなります。 今後の更なる「追加利上げ」「インフレ亢進」「経済減... 続きをみる
9/21【速報】乱降下するドル/円! ポジショントークに騙されるな...
日本時間の22日未明、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合による政策金利の改定が行われ、現時点では0.75%の引き上げ見込みが75%、同1.00%が25%ほどの確率で身構えられています。 FOMCは、9月最大の政治ショー 今月の最大の政治ショーであること、数時間後には結果が判明すること、当事者... 続きをみる
9/21 混乱の号砲が鳴る、あなたは「降りるのか? そこに残るのか?」...
いよいよ、日本時間の明日の未明には、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合でこれからの米国政策金利が改定が議論され、これに関するFRB議長の記者会見が行われます。さぁ、上がるのか? 下がるのか? 米国金融政策のおさらい... 「政策金利」の引き上げを継続的に実施している... 何が凄いのか... 続きをみる
9/20 中立ポジションで20・21日のFOMC会合を迎え撃つ...
喧々諤々の議論の末に、9月20・21日のFOMC会合を迎えることになりました。私などは、手持ちの保有資産を米ドルに換えて、米国株へ投資を行っているだけで、それ以上でも、それ以下でもありません。 企業を支配するのは、株主であることを再確認... 投資と云う長い道のりの中で「借入者や貸出者」に影響... 続きをみる
9/19【番外編】実は難しい「バイ・アンド・ホールド」...
短期・超短期の株売買を繰り返すのではなく、「一旦株式を購入すれば、長期に亘って持ち続ける」戦略を「バイ・アンド・ホールド(英語: Buy and hold)」と呼びます。簡単な投資手法のように見えますが、保有中は何かと雑念が生じやすいので、長期間継続するには、強い信念と忍耐力が必要です。積み立て... 続きをみる
9/18【番外編】政策金利1%引き上げ説が、決して消えない事由...
市場関係者は、来たる9月20、21両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、7月に続く0.75%の利上げが確実と捉えています。そして、9月13日に発表された「8月の米消費者物価指数(CPI)」が、予想を上回る伸びを示したことを受けて、さらに0.25%高い1%引き上げの可能性を公言し始めました。... 続きをみる
9/17【続】米国市場でのフェデックス(FDX)ショック...
週末の米国株式市場が終了となっても、フェデックス(FDX)の業績急変、それに伴う株価急落は市場スズメの格好の餌となっています。この辺りの分析記事が週末の学習テーマとなって来ることでしょう。過去の事例からも、示唆に富んだ格好のテーマですから・・・。 次期の四半期(9-11月)決算見込み... フ... 続きをみる
9/17 フェデックス(FDX)ショックが、株式市場を覆い尽くす...
米国の物流大手フェデックスの株価が20%超の急落(1980年以来、最大の下げ)を演じました。昨日、同社が景況悪化を理由に『2023年5月通期の利益見通しを撤回』したことに拠ります。早い話が、物流専業の多国籍企業が「自社の先行きさえも見通し難いので、一旦白紙に戻す...」としたわけですから・・・。... 続きをみる
9/16 あっぱれ!「財布の紐を締め過ぎない」米国の消費者たち...
日本では体験できない超インフレが続く米国都市部。15日、アメリカ商務省は「8月の小売業の売上高」を発表しました。その金額は6832億ドル、日本円でおよそ98兆円となりました。前月と比べて0.3%増加、ほぼ横ばいとしていた市場の予想を上回ったようです。 記録的なインフレが続くなかでも、米国の個人... 続きをみる
9/15【素人の呟き】円安阻止の「為替介入」はある? ない?...
朝方から「為替介入」に関する記事が頻繁に記事に現われています。 日銀が14日、為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したことが分かった。 為替介入を行う際の「為替相場の動向チェック」です。しかし、明らかに「問い合わせを行います、行いましたよ」的な見せる要素が強... 続きをみる
9/15 今や、レバレッジの仮想ゲームと化した「株式市場」...
昨日のダウ平均1200ドル強の下げ余韻が残る中でしたが、普通の人間心理であれば「本日は、買い優勢の内に進み、ダウ平均値は早や****ドルを回復!」といったタイトル記事が掲載される筈だったでしょう。 過去、何年も・何回もこなしてきたので、住み慣れた業界人なら「この種の口調」は、染みついています。... 続きをみる
9/14 押し目買い意欲は、依然「口を開けて待っている」...
いつもながら申し上げるのは、今回の株価下落が従来の傾向と異なる点は、次のようなものです。 基軸通貨ドルの信認が崩れていない事。むしろ他通貨と比べて強過ぎることです。 米国経済が好調過ぎる事。雇用情勢は、求人が2倍比で職探しを上回っています。 上記の2項目に併せる形で、物価上昇が1年近く続き、経済... 続きをみる
9/14 株価暴落! 市場は「一人芝居」の挙句に頓死する...
13日朝方発表の「8月の米消費者物価指数(CPI)」が、市場予想を上回る上昇率となり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの警戒が強まりました。長期金利はすぐさま上昇、一時3.46%と約3カ月ぶりの高水準を記録しました。そして、お決まりどおり『株価下落の祭典』が始まったのです。... 続きをみる
欧米における金利引き上げなどお構いなく、先陣を切った米国市場に続けとばかり、欧州各国の株式市場、極東の日本市場も押しなべて上昇気流に乗っています。株売りの買い戻し範囲を超える「新規投資」をカバーし始めた動きを感じるのです。 「悲惨な」欧州経済にも拘わらず... 欧州企業は、ガス危機とインフレ亢... 続きをみる
9/12【番外編】今の時期は、お金を生まない投資先を避けるべき...
今ほど、米連邦準備制度理事会(FRB)の経済見通しに難癖が付いている時はありません。昨年度半ば、FRBは『米国のインフレは一時的な現象、数か月後には鎮静化する』を繰り返し言及して放置、今のインフレ全盛を迎えたことが大きなトラウマとなっています。 少なくとも、周りの関係者は「このように」見ている... 続きをみる
9/11【番外編】損害を与えた販売企業は「悪代官」なのか?...
先日、急激な円安に伴って、デリバティブが組み込まれた「仕組債」を購入した一般人に損害が発生している、との記事を紹介したところ、案の定と言いますか、「どうしてくれるんだ」クレームを、金融庁に向けて発信する輩が多数いるようです。 損された方は大事な有権者・年金生活者ですから、お上は販売先のメガバン... 続きをみる
9/10 「反インフレ政策」に対する根強い反発を見せる投資家達...
事の発端は9日の正午前。黒田日銀総裁が首相官邸へ出向いたところから始まります。岸田首相への相談事項・報告内容は、「昨今の急激な為替(ドル/円の為替)変動」を含む諸案件だったことでしょう。ここから、円価は対ドルで強烈な円高基調となって2円高の141円台まで昇りつめます。久々の『口先介入』が成功した... 続きをみる
9/09 欧米とも、金利引き上げ幅は0.75%に落ち着く...
エリザベス女王が死去・・・ 欧州中銀、『景気の伸長よりインフレの抑制』を鮮明にする ヨーロッパ中央銀行は金融政策を決める理事会を開き、急速に進む域内インフレを抑え込むため、設立以来初めてとなる0.75%の大幅な利上げを決めました。通常の3倍に相当する大幅利上げに踏み切ることで、『景気の伸長より、... 続きをみる
9/08【思う処】日本流の『あらゆる措置を排除せず』は、世界に通用せず...
8日の午後、財務省で「臨時の会合」が開かれ、財務省の神田財務官、金融庁の中島長官、日銀の内田理事らが出席しました。 外国為替市場では、およそ24年ぶりのドル高/円安水準が続く中、対応を協議した模様です。終了後、財務省の神田財務官は「あらゆる措置を排除しない」と述べ、急速に円安が進む市場の動きを... 続きをみる
9/08 FRB公表の米地区連銀経済報告(ベージュブック)に注目?...
米国株においては、久し振りの株価反発となりました。7日、連邦準備制度理事会(FRB)は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表しました。その中で、8月29日までの経済状況を「7月以降の経済活動は横ばい」と【下方修正】したのです。 これに意をよくした投資家は「株買い推奨」に動き、売り方の買戻... 続きをみる
9/07【速報】連日の最安値更新、1ドル=144円台突入...
現在、東京外国為替市場の円相場は、対ドルで1ドル=144円台に突入するなど、24年振りの安値に沈んでいます。性根の入っていない「政府高官の談話」では止めようもなく、投機筋の好き放題が続いています。よってたかって、お祭り状態です。 円下落幅、プラザ合意後最大に 150円台射程圏 - 産経ニュース ... 続きをみる
9/07 止まらない『独歩の円安』と『米株の値下がり』...
5日の米国祝日「Labor Day」明けの金融市場では、ドル買い・円売り(ユーロ売り)、米10年物債券売り(利回り上昇)が強く見られ、まさに、トレンドの始まりでした。 【NY外為】円が一段安、対ドル一時143円台-米債利回り上昇 - Bloomberg ドル買い・円売り(ユーロ売り) 昨日、午... 続きをみる
9/06【速報】円相場 1ドル=142円台へ、値下がり・・・
止まるところを知らず、刻一刻と下がり続ける「ドル/円相場」。何と、祝日明けの米国市場が本格的に開く前にも拘わらず、早くも142円台/ドルへ下落中です。1998年以来、およそ24年ぶりの円安水準となりました。巷では、「145円台までは下落も...」との意見も出始めています。 1ドル=142円台まで... 続きをみる
9/06【番外編】天然ガスがウクライナ侵攻の最大理由に俎上する...
遂にというか、やはりと言えばよいのか。9月5日、ロシアのペスコフ大統領報道官は、ロシアがドイツ経由で欧州に天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」について、欧米の経済制裁が解除されるまで、供給停止を継続する可能性に言及しました。 更に、ロシア大統領府は「ロシア産原油価格に上限設定のG... 続きをみる
9/05【番外編】短期で見ると、これから何処まで下がる「ドル/円為替」...
昭和60年代後期、私が初めて米国へ友人と出掛けた際の「ドル/円為替」は、1ドル168円でした。これでもかなり「円高」になっていて驚いたものです。トラベラーズチェック、クレジットカード、ドル紙幣に得した気分で意気揚々と交換したことを思い出します。 昭和のJTBパック旅行(ロスとシスコ)、25万円を... 続きをみる
9/04【番外編】JEPI を VOO と VTI で比較・検討すると...
恒例の土日祝を利用した「番外編」を書き記します。今回は、MYポートフォリオの現主力に置いているETF「JEPI」(9/2現在、3024株・時価164,657ドルを保有)を、世間で人気が高いETF「VOO」及び「VTI」と比較・検討します。 『酢の蒟蒻』だというより先に、少しでも多くの株数を所有... 続きをみる
9/03 8月の雇用統計を脇に置いて、資金退避が続く米国市場...
日本時間の午後10時30分、米国株式市場がオープンしました。これに先立つこと、凡そ1時間前には毎月恒例の「8月の雇用統計」が公表されています。比較的すんなりと同統計内容が株式市場に受け入れられ、平均株価は全て上昇で始まりました。 しかし、これといった理由もなく、時間の経過と共に株価が下落し始め... 続きをみる
9/02 欧州中央銀行(ECB)も利上げ貫徹、9月は0.75%か?...
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事(ドイツ出身)は、7月の利上げ以降ユーロ圏のインフレ見通しは改善していない(インフレ率の低下が見られない)として、9月の大幅な利上げを示唆しました。ECBは7月の理事会で、政策金利0.5%を引き上げています。利上げは何と11年ぶり...。これで丁半、駒... 続きをみる
9/01 バフェット氏、BYD株を4700万ドルで一部売却する...
ロイター電の報道によると、『ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の香港上場株式133万株を約3億7000万香港ドル(4715万ドル)で売却した。』とあります。 バフェット氏のバークシャー、BYD株133万株を4700万... 続きをみる
今日も今日とて米国株は下落・・・。これから益々、昨日・今日のように「株が売られて、株価が落ちて来る」ことでしょう。優良銘柄でも「右肩下がりベクトル」から、金利上昇局面では逃れる術はありません。まぁ、「赤信号、皆で渡れば・・・」は、暫く脇に置いといて、渡った後の事を考えましょう...。 本日、事前... 続きをみる
8/30 暫くは、米国株以上に「日本株」を注視すべし?...
アメリカの小説家であったマーク・トウェインが述べた言葉である、「History doesn’t repeat itself, but it does rhyme.」。この日本語訳は、「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」となります。意味するところは、人によって受ける印象は異なりますが、概ね次のような... 続きをみる
8/29【番外編】株を買わないと、落ち着いて眠れない人へ...
8月26日、米国株式市場の「ダラダラ下落する、自棄(ヤケ)下がり」を目の当たりにした投資家の憤懣や葛藤は、土日の2連休を挟んで幾分、落ち着いたでしょうか? 1980年前後の米国、インフレ退治に多大な苦労... 私などは、1980年前後に米国で起こった高インフレに対するFRBの対応からして、イ... 続きをみる
8/28 最新の半導体製造には、映画「デジャブ」で描かれているような大電力が必要...
『デジャヴ』(原題: Déjà Vu)は、2006年に公開されたアメリカのSF・サスペンス映画です。公開から10年後ぐらいに「レンタル落ちDVD」を購入したことで、私は一気にこの映画のファンになりました。主演はATF捜査官役のデンゼル・ワシントン。 ATFのダグ・カーリンは、「スノーホワイト」... 続きをみる
8/27 高金利の継続でインフレ抑制 -「早過ぎる緩和を歴史は戒める」...
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「インフレを根絶するために利上げを継続し、金利を高い水準でしばらく維持する可能性が高いことを示唆」しました。わずか8分40秒の短い講演でしたが、市場の株高期待を打ち砕くには十分でした。 「米国の金融当局が近々に方針を転換するとの見方を強く牽制」し... 続きをみる
8/26 パウエル議長の講演後、ドル/円は140円を目指すか?…
この8月のドル/円チャート図を見ると、7月後半から8月初旬にかけて円安から円高への反転が著しく、7円近く為替が動きました。しかし、この動きなどは所詮市場の気まぐれで済まされ、秋以降の日本のインフレ率上昇と相まって、中期的には1ドル140円台を超えて突き進んでいくと見ています。 2022年度のジャ... 続きをみる
8/25 対ロシア制裁が、「欧米日」へ倍返しで戻って来た?...
8月26日に開催される世界経済の親睦的な集まりである「ジャクソンホール会議」。今年の基調は、正面から取り上げないまでも、ロシアのウクライナ侵攻に伴う米欧日が始めた『ロシアへの経済・金融制裁の効用・効果の程』になる事でしょう。 日本向けのイジメ、縛りも始まったか?... 日本を締め上げるに刃物は... 続きをみる
報道によると、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、「先物市場の流動性の乏しさとマクロ経済への懸念を背景とする直近の原油価格の下げに対応するために石油輸出国機構(OPEC)には減産する用意がある」と述べました。 更に、「OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する『OPECプラス』には... 続きをみる
案の定と言うのか、やはりと言うべきなのか、米国株式市場では寒暖の差(強気派と弱気派)が激しくなっていて、今日は「表層付近で中程度の雪崩」が発生した模様です。 このキッカケとなったのは、アナリスト達から出ている「26日のジャクソンホール会議でFRBパウエル議長の講演内容の主旨が、『FRBの金利引... 続きをみる
経験を積んだ投資家は、株価が不況を予測したり、インフレの見通しから下がることがあっても、それはどちらも誤った一時的な動きであることを知っています。 何故なら、経済情勢は誰にとっても予測不能であることを心得ているからです。インフレはいずれ鎮静化するし、不況からいつか脱出できるという堅い信念を長年... 続きをみる
8/21【番外編】確実に利益が出る「(コール/ブット)オプション取引」...
一般的に株取り引きは、現金取引と先物取引があります。日本のネット証券では米国株取り引きは「現金取引」のみであったところ、この8月からはSBI証券で米国株の信用取引が開始されたとのこと。私自身は現金取引に固守しているので未だ無縁ですが、取り引きの幅が広がることには賛成です。 *なお、本文中に個別... 続きをみる
嘗てのFⅠレースは「マールボロ」等のたばこ広告がレーシングマシンにペイントされていて、タバコ企業がレース後援企業として幅を利かせていました。次のような車体広告をポスター等で、ご覧になった方が多数いらっしゃることでしょう。 現在、タバコ広告は厳禁... 今や、日本を含めて世界中で「反喫煙」がWH... 続きをみる
8月19日(金)の「読売新聞」で、次のような記事が配信されています。気になるのは、同記事内にある 『(中略)・・・ウクライナ側の発表によると、同原発に常駐していた露国営原子力企業ロスアトムの代表者が緊急退避しており、(中略)・・・』 の箇所です。何故、この時期に唐突な原発記事が出るのか?争いの... 続きをみる
8/19 暴落相場に買い向えるのは『奇人・変人』だけ?...
暴落相場に関する特集も3日目となりました。何事においても事前の「傾向と対策」は大事です。さすがに、最も肝心な資金繰りはその時の対応、投資家の力量次第という事になりますが…。 頭では分かっている、「株買いは暴落時」に限る... 『米国株買いは、株式市場の暴落時に限る』この言葉ほど投資家に力強く響... 続きをみる
株価暴落時に株式を買い込むことは、あたかも強引に引き下げられたスタートラインから飛び出せるので、プロ・アマを問わず断然有利に事が運びます。「負け難いレース」と形容できるでしょう。 特に「ここ10~15年程、米国株へ投資されている方」は、暴落に際して果敢にも買い向かい、恰もばねの如くその反発力を... 続きをみる
8/17 「株式は暴落時に購入すべし」と、言うは容易いが...
株を取り扱うブログや一攫千金のつぶやきサイトで決まって言われるのは「株式は暴落時に購入すべし」というフレーズです。 株式の暴落時に株式を購入すると、① 得る利益が極端に多い事、② 損する確率が極端に低い事、③ 単に売買するだけで済む事、④ 気苦労いらずで資産形成ができる事が、株式市場の過去を遡... 続きをみる
8/16 物価高で世界経済がマイナス成長(4月~6月)へ...
本日の日本経済新聞の報道によると、4月~6月第2四半期の世界経済がマイナス成長に陥った模様です。これは、新型コロナウイルス禍以降、各国が経済成長を取り戻すべくアクセルを踏んで急発進した世界経済が、上り詰め飽和状態から立ち止まってしまったことになります。更に、転げ落ちるように「マイナス」との形容詞... 続きをみる
8/15【番外編】日米における驚愕の「最低賃金」が判明...
日本の最低賃金、過去最大31円引き上げ目安示す... 時給で平均31円の引き上げ、8時間労働で換算すると1日当たり248円です。1カ月22日の実稼働として換算すると5,456円、12カ月稼働すると年額で65,472円の増額となります。 ここから税金を徴収され、社会保険料の増額、10%の消費税ま... 続きをみる
8/14【番外編】20万円以下の「その他所得」なら、確定申告は不要...
今日は休日の日曜日ですから「簡単な税法」をご紹介します。今年度からサラリーマンの副業が300万円の収入額以下であれば、『雑所得』に分類される動きがあることをお知らせしましたが、極々少額の所得額(20万円以下の所得金額。収入金額ではない。)であれば「確定申告さえをスルー」できることをご存じでしょう... 続きをみる
コロナ禍でサプライチェーンが寸断された中、エネルギー価格上昇に端を発した「高インフレ時代の幕開け」が始まりました。 直ぐにはインフレ収束めどが立たない中で、懐疑的な株価戻りを続けている米国株。株価上昇への肯定派と拒否派が入り混じり、今日までの所では肯定派が勢いよく先陣を切ったような印象を周りに... 続きをみる
8/12 米30年物債券入札が低調、米金利が(再)上昇へ...
米財務省は210億ドル規模の30年債入札を実施しました。最高落札利回りは3.106%。応札倍率は2.31倍、過去6回(2022年)入札平均の2.44倍を下回り、需要は弱含みでした。 米30年債入札は思いのほか、低調... 外国中銀を含む間接入札者の落札比率は70.6%、6回(2022年)入札平... 続きをみる
8/11 宿敵を倒すには、いつの世も「検察権力」が利用される...
2009年、民主党小沢一郎衆議院議員は市民団体から東京都世田谷区の「土地購入に関する政治資金規正法違反で告発」されたため、刑事捜査に発展。2010年に東京地検特捜部によって秘書3人が起訴され、2011年に検察審査会の起訴議決によって小沢自身も起訴(最終的に不起訴)されました。もう古い話ですが、こ... 続きをみる
8/10【速報】ソフトバンクG、アリババ株の先渡し売買契約を一部決済...
8月10日、ソフトバンクグループは8月中旬以降、保有するアリババグループ・ホールディングの「株式を利用した先渡し売買契約」の内、最大約2億4200万ADR(米預託証券)を現物決済すると発表しました。 アリババ株の含み益が顕在化する... これに伴い、アリババ株の保有比率が低下して『持分法適用会... 続きをみる
8/10 6カ月で約5兆円の赤字を計上、ソフトバンクグループの苦悩...
8月8日、ソフトバンクグループ(SBG)は2023年3月期第1四半期の決算会見を開きました。孫正義会長兼社長は、苦渋の表情を浮かべながら、「ソフトバンク創業以来、最大の赤字を2四半期連続で出した。しっかりと反省し戒めとして覚えておく。今日はわれわれの実態を赤裸々に語りたい」と切り出しました。 ソ... 続きをみる
米議会上院は、歳出総額4300億ドル(約60兆円)規模の「インフレ抑制法案」を可決しました。賛否50票ずつで同数でしたが、議長を務めるハリス副大統領の賛成で可決されたのです。 予てから成立を急いでいた米国民主党は、同法案には「気候変動対策」や「医療費負担軽減」などが盛り込まれており、記録的な物... 続きをみる
今回、皆さん方にお伝えするのは、平成20年度の税制改革で導入された確定申告における株式取引の「損益通算と繰越控除」システムです。巷であまり知られていない事柄も含めてお伝えできればと思います。 株式譲渡損益の損益通算と繰越控除 「損益通算」とは利益と損失を相殺し、本来支払わなくていけない金額より... 続きをみる
資産形成の最も基本である『配当金・分配金の再投資』。掻い摘んで申し上げると、苦労して得た「株主として得た利益を、再び投資する」ことに尽きます。言葉を替えると、手許に引き寄せた【税引き後の利益】を、再び【投資へ旅立させる】ことです。 言うは易く行うは難しく、退屈の極み... この背景には「大きく... 続きをみる
8/06 7月雇用統計、投資家の見立て違いが露わになる...
株式市場が開かれる前に公表された「7月の雇用統計」は、『ここ一カ月間、色メガネで世間を見過ぎていた』との声が聞かれる程、関係者に衝撃が走った内容でした。 7月の米雇用統計... 非農業部門雇用者数は、何と前月比+52.8万人増でした。この数値は、アナリスト達の予測から外れて大幅に拡大(市場予想... 続きをみる
8/05 今年から、副業収入300万円以下は「雑所得」で確定申告を...
興味のない方には全く影響ないですが、コツコツと副業に勤しみ、国民の義務を果たす納税を済ませて、給与所得と損益通算による「所得税還付を楽しみ」にされている方にとっては、由々しき問題が生じました。それが『国税庁がパブリックコメントを募集中の「所得税基本通達の制定について」(法令解釈通達)の改正案』で... 続きをみる
一時、ダウ平均が500ドルの上昇をみせる等、米国株式市場は『一過性の過熱状態?』と見られています。これは市場によくあることで、空売りの買戻しを巻き込んで「棒上げ」を演出することになります。 読者へ裏・奥の事情説明もなく、業界紙面には「平均株価***上昇!」の文字が処狭しと並ぶだけです。こうなる... 続きをみる
8/03 市場では「ドル/円」投機で、ひと儲けを企んでいる?...
『FRBの大幅利上げ観測再燃!!』とばかり、NY市場では米10年債利回りが2.76%台まで上げ幅を拡大して「ドル買いが再び継続」しました。ドル/円は133.12円まで上値を伸ばしています。 台湾を巡る米中情勢の緊迫が外国為替市場を揺らしている。円相場は2日の東京市場で、一時1ドル=130円台半... 続きをみる
8/02 フィリップモーリス配当金とJEPI分配金について...
一般的に、米国株を取り扱う日本の証券会社は、米国企業から配当金や分配金の支払いを受けると、契約者(個人投資家)の証券口座へ直ちにこれらを入金するとは限りません。入金反映まで最大1カ月を要した「PM株」、ほぼ同日払いであった「ETFのJEPI」を取り上げました。何故、このような差異が発生するのか不... 続きをみる
8/01【番外編】株式投資は「稀有な他人の真似」をしても儲からない...
公開されているブログや書店で並べてある株式投資書籍には、読者の射幸心を煽るようなタイトル名が所狭しと並んでいます。一例を挙げるだけで、次のようなものです。 「無敗の株式投資」 「5億円稼いだ勝つ極意」 「貯金30万円が株式投資で1億円」 「株で10万円を1年で1000万円に!」 真っ当な方なら... 続きをみる
7/31【番外編】米国株価上昇。今、買いなのか? 見送りなのか?...
そのものズバリ、過去最高値へ到達(年始)してから20%程下落した「S&P500種」の株価回復も顕著です。これが「株価の底打ち」と判断するなら、買い再開を待ち望んでいる方にとっては朗報であり、下落中の一時的な反発と判断するなら、見送りが正解です。 12カ月チャートを眺めてみると... 青色はS&... 続きをみる
7/30 アリババ株ADRが急落、米国で「上場廃止リスト」入り...
株価回復が顕著に進んでいた「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)株ADR」ですが、89.36ドルへ急落、対前日比▼11.19 ドル (▼11.13%)で終えています。出来高は58,722,924株の大商いでした。急落事由は「29日、米証券取引委員会(SEC)がアリババ株を米国市場から『上場廃止を警... 続きをみる
7/29 米国の利上げによる「不況風」が、株価上昇を後押しする...
一気に134円台の円高へ趣旨換えしたのかと思いきや、米10年物債券利回りも急落して2.7%割れとなり、更に下がる(債券買い)気配を見せています。これが昨日からの米国市場で発生している「為替と債券市場」の動向です。 アングル:FRB議長、9月利上げで手の内明かさず 市場では様々な見方 | ロイター... 続きをみる
7/28 2カ月連続0.75%の利上げ決定、米国FRB...
米連邦準備制度理事会(FRB)は27日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開きました。6月会合に続き、0・75%幅の利上げを決めています。これは通常の3倍にあたる上げ幅で、2カ月連続の大幅利上げとなりました。米国は、40年半ぶりの物価高(インフレ)を強力な金融引き締めで抑え込みたい考えを前面に出し... 続きをみる
隣国の中国では、新型コロナウイルス対策で「厳しい隔離やPCR検査を駆使する『ゼロコロナ』政策」を引き続き実行中です。我々は、マスコミ報道でしか状況が伝わってこないので、一体全体、中国では何が行われているのか、さっぱり分からないのがホンネです。 少なくとも、世界のサプライチェーンの中心である中国... 続きをみる
7/26 今週は「米の金利引き上げ」と「ハイテク決算」に尽きる...
7月26~27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されて、7月も0.75%の10年物債券利回りを引き上げる事は確実になっています。市場の関心は、会合終了後に行われる「パウエル議長の記者会見内容」に集まっています。 パウエル議長の言い回しに注視... 彼(パウエル議長)が『どのような事を、... 続きをみる
7/25【番外編】株では「億り人」へ届かず、副業が必要...
正社員であっても、単なる会社帰属のサラリーマン・サラリーウーマンで終わってしまったら、資産形成はできません。正業で生活に必要な最低限の収入を確保、副業で資産形成に必要な余力を貯め込む。この事は、副業で今の資産を築いた張本人だから言い切れるのです。今回は、嘗て私が体験した『副業』について回顧録的に... 続きをみる
7/24【番外編】金融資産が「億」を超えると、考え方も変えなきゃなるまい...
このようなブログを公開されている方が、「資産1億円を目指す」的なタイトルで頑張っておられるのをチョクチョクお見掛けします。 運よく『資産1億円を達成した』場合、次の目標設定を何処に置いたらいいのか、到達する前にザックリと「さわり」だけでも決めておいた方がいいでしょう。 今、円安進行で嘗ての『... 続きをみる
21日に米通信大手AT&T、22日には 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズがそれぞれ第2四半期決算報告と2022年通期見通しを公表しました。 共に、米国の高いインフレ率と物価高による影響が大きく、通年の収益見込みを引き下げたことから、両社の株価は昨日今日と大きく下落しています。特にベラ... 続きをみる
7/22 米大統領がコロナ陽性にも拘わらず、株価底打ち説が相次ぐ...
21日、米国ホワイトハウスはバイデン大統領(79)が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表しました。バイデン氏は2回のワクチン追加接種(ブースター)を受けており、「症状はごく軽微」だとしている。 疾病対策センター(CDC)の指針に沿ってホワイトハウス内で隔離措置をとった上で、大統領としての... 続きをみる
6月半ば頃の株安時に記録した最安値の株価から、高PER・人気銘柄の株価が大分と戻って来ているようです。市況を取り巻く環境は何も変わっていないにもかかわらず、先進国の株式市場から逃げ去った資金は少なく、逆に流入が見られると米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)からショッキングな報告がありました... 続きをみる
7/20 債券利回り3%で、「買いそびれ、乗り遅れ」を警戒?...
ブルムバーグでは、米国10年物債券利回り3%付近になると、投資家から「債券買いが入る」との記事(米国債で「乗り遅れ恐怖症」の買い、10年物利回り3%に抑制)が掲載されていました。その事由は以下のとおりです。 米国が景気後退する懸念が強くあり、そのような利回り(3%超)が過去のものになることを、投... 続きをみる
7/19 超短期の売買へ、レバレッジ傾倒するウォール街...
週始め月曜日のウォール街、寄り付き前のプレ市場から前週末終値を上回る勢いで株式取り引きが行われ、全面高のアジア市場(日本市場は祝日休場)、欧州市場を従えて、さすがにプラス圏維持で終了すると見られていました。が、中盤以降、ジリジリと平均株価が先物から売られてマイナス圏へ沈没、再びプラス圏に戻ること... 続きをみる
週明けの月曜日、気合よく世界の株式市場が活況となればダッシュも効いてくるのですが、大概の投資家にとって「土日の48時間の休息は、金曜日の振り返り回想に費やされることが多く、はしゃぎ過ぎ・やり過ぎの思いが強くなる」ものです。この結果、明けの月曜日市場では株価が不安定になることが多いです。 前編で... 続きをみる
米国株の代表的な株価指数である「S&P500」は、既に年初来で20%近くも下がっています。よって、これ以上の株価暴落が来ないと思うアナリスト達もいますが、私などは巷から流れて来る題材に、何一つ株価上昇のプラス面を感じなくなっているので、株価が上がる気がしません。 株価下落からの株価戻し... ... 続きをみる