1/12 利上げ幅 0.25%説が出始め、大型ハイテク株に買い...
12日、ボストン連銀総裁が『次回会合で0.25%の利上げ幅の可能性に言及』したことで、米国株の上昇に弾みがつきました。以下、ロイター電を引用します。 現在のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは4.25%-4.50%です。市場アナリスト達は、FRBの意向に反して市中金利が「実質的に5%... 続きをみる
1/12 利上げ幅 0.25%説が出始め、大型ハイテク株に買い...
12日、ボストン連銀総裁が『次回会合で0.25%の利上げ幅の可能性に言及』したことで、米国株の上昇に弾みがつきました。以下、ロイター電を引用します。 現在のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは4.25%-4.50%です。市場アナリスト達は、FRBの意向に反して市中金利が「実質的に5%... 続きをみる
1/11 FRBと市場の「せめぎ合い」の中、高金利政策は続く...
市場とFRBの「せめぎ合い」が続いています。米国内のインフレ亢進を止めるべく、米国金融の総本山である連邦準備制度理事会(FRB)は、ここ数カ月にわたり毎月0.75%の幅で政策金利を引き上げ続けています。 この副作用として起こるであろう「米国内のリセッション(景気後退)さえも辞さず」姿勢を強く堅... 続きをみる
1/10 米の政策金利は「5%以上となる可能性が本当に高い」...
前週の6日、発表された12月の雇用統計データを見る限り、平均時給の上昇率が縮小、賃金インフレを背景に米利上げが長引くとの観測が「後退」しました。FRBの利上げスケジュール(利上げ幅、回数)強行に「ちょっと待った」が掛かる雰囲気が出始めたのです。 デイリー総裁、FRBの利上げ姿勢は揺るぎないと断言... 続きをみる
1/9【番外編】株式が売られる時こそ、投資に最適な環境である...
【政策金利の引き上げ】・・・。前年から続くインフレ抑制策の継続で、2023年以降、如何に早い時期にインフレを抑え込めるのか否か。これに全てが掛かっています。 2022年からの金利引き上げに端を発して、絶好調であった米国経済も変調をジリジリと示し始め、米国株式市場の代表的な株価指数は「売り方の思... 続きをみる
1/8【番外編】失礼ながら、新旧王者の対決が始まっています...
2023年の年始最大の話題になっている「第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」が、将棋ファンが待ちに待った夢の対決の組み合わせ(令和最強の五冠王の藤井聡太王将 対 平成の覇者の前人未到の永世七冠有資格者である羽生善治九段)となって実現しました。 【無料生中継】【メイン映像】第72期 王将戦 七番勝... 続きをみる
1/7 米金利が下落、米株は上昇! ドル/円は急落から急騰へ...
株式市場オープン前に発表された『2022年12月の米雇用統計』で「賃金インフレの減速」が確認されました。このデータを見る限り、FRBが高水準の政策金利を長く維持するとの警戒が和らぐのです。 5週ぶりの株価上昇・・・ これを受けて、S&P500種株価指数は昨年11月以来の大幅高となり、週間ベース... 続きをみる
1/6 日本国債10年物、早くも「表面利率」が0.5%へ跳ね上がる...
5日、日本の財務省は「日本国債10年物の入札」を行い、毎年支払う利息を示す「表面利率」を0.5%と、これまでより2倍以上引き上げた(前回0.25%)模様です。 2014年12月以来、およそ8年ぶりの水準... 今回入札が行われた10年物国債(10兆4518億円)は1月6日に発行されるもので、「... 続きをみる
1/5 案の定、2023年中に「金利の引き下げ」は見込まれず...
米国時間の4日、連邦準備制度理事会(FRB)は12月に開催された「連邦公開市場委員会(FOMC)議事録」を公表しました。 議事録の要旨 インフレが容認できないほど高く、参加メンバーはインフレリスクが鍵を握る要因と見ていること。 「歴史は、時期尚早の緩和政策への転換を警告している」と強調しているこ... 続きをみる
1/4 年始の売り方は、アップル株とテスラ株に襲いかかる...
1月3日、年始の取引開始の日です。早速、スマートフォンのアップル株と電気自動車のテスラ株が大幅に下げまくって、投資家心理をメチャクチャ冷やしました。この2銘柄は、前年に大きく躍進した「華の米国優良銘柄」と称された企業です。 アップル株(出来高 : 111,569,660株) アップル株は4%強... 続きをみる
2023/01/01 賀正! 明けましておめでとうございます...
激動の令和4年、2022年もいつもの歳の如く、あっという間に私の回りから過ぎ去りました。今日、令和5年、2023年を迎えて皆様方へ、一言言上申し上げます。 2022年を言い表すキャッチコピー 例の如く、我流で2022年を体現するキャッチコピーを申し上げると、当ブログでは次の2点に絞りたいです。... 続きをみる
12/31 今年の最終日、130円/ドル台の「円高」が出現!
米国株の行方も気になる点ですが、日本の投資家であれば2023年初頭から「ドル・円の為替動向」が最大の焦点となりそうです。 何故なら、我々日本人は税務当局も含めて「円換算値」で税徴収する・されることが基本ですし、富裕層でもなければ「証券口座へ株式を預けっぱなしにすること」もできず、保有株式の一部... 続きをみる
12/30 薄商いの中で「下げ過ぎ銘柄」の買戻しによる反発...
今日の株式市場には、これといった出来事もなく、最近下げ過ぎていた銘柄を中心に買戻しが行われ、平均株価が反発しています。泣いても笑っても、既に2023年度入りしているのです。著名なハイテク系銘柄など、ピーク時の高値から半値以下へ凋落しています。 「新規失業保険申請、前週比で若干増加-なお歴史的低水... 続きをみる
朝、ブルムバーグ紙の記事に接して「2023年度の悪い予感」が急速に頭を擡げました。それは、古くて新しい【新型コロナ禍】です。 中国発ミラノ便、乗客の半数がコロナ陽性-伊政府は全乗客検査へ - Bloomberg まず、体裁を繕う中国が「恥も外聞もかなぐり捨てて」コロナ抑え込みを放棄・諦めたとい... 続きをみる
12/28 今年最後の「米国株取引」の長い一日が終わる...
株式取引には、「引き渡し日」なるものがあります。12月30日が日本における令和4年の最終日なので、ここから2日営業日を遡ると12月28日になります。 米株取引(冬季時間)は、日を跨いで午後11時30分~午前6時00分の取り引き時間帯なのでややっこしいですが、「終了時刻の属する日付で約定する」と... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その3
今回が最終回です。もう暫く、お付き合い下さい。過去3年以内に支払った株式の譲渡益にかかる税金(国税と住民税)と配当に掛かる税金(国税と住民税)を、取り戻す為に確定申告の「譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理」を自己申告することで、損失分に相当する支払い済みの税額を取り戻すことが出来ます。 譲渡... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その2
前回の「その1」では、ざっくりと「制度自体の説明」と「秘められた仕掛け」を呟きました。今回の「その2」では、住民税にまつわるワナと令和5年度税制改正の概要について、ちょこっとだけ話させていただきます。 12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1 - 米国株 -『正しい... 続きをみる
12/27【番外編】譲渡損失の繰越控除、損益通算の税務処理...その1
株式取引では、これ以上の損失を食い止めるため止むを得ず「損切」を行う時があります。見方によっては『あります』という生易しい言葉ではなく、損切行為を『常に頭の片隅に置いて株取引を行うべき』と説く、株式指南役も多数いらっしゃるのです。 損切りすると「必ず金銭的な損失額が発生」します。無事に他の銘柄... 続きをみる
多民族、多宗教国家である米国で「キリストのクリスマス」を祝日に設定していて、よくぞ暴動が起きないもんだと、毎年、この日を迎えると改めて思います。自然現象は今や最悪で、ニューヨークは極寒の地に様変わりして、とても人間が暮らせそうにもない程の気温低下が生じている始末です。 「株は下がる、気温も下が... 続きをみる
12/24 材料難の株式市場、「大量の資金流出」が判明する...
週末の株式市場では、ダウ工業株30種平均がどうにか反発で終了。前日比176ドル44セント(0.5%)高の3万3203ドル93セントで終えました。ナスダック総合株価指数も反発して、前日比21.744ポイント(0.2%)高の1万0497.863で終えています。 クリスマス前で休暇を取得する市場関係... 続きをみる
12/23 これこそがクリスマス・ラリー(買い相場)の渦中にある...
売りが売りを呼ぶ展開になり、ダウ平均株価は一時、800ドルを超える大幅な値下がりとなっています。前日、ダウ平均株価が500ドルを超える大幅な値上がりとなっていたこともあって、ひとまず利益を確定しようと売り注文を出す投資家が多かったようです。 今日の下落は、クリスマス前で市場参加者が少なく、値動... 続きをみる
12/22 NIKE(ナイキ)米国決算を受け、株価上昇が加速...
前日の夕刻、米国スポーツ用品のNIKE(ナイキ)が四半期決算を発表、売上高と1株利益が市場予想を上回り、積み上がった製品在庫のピークは越えたとの認識を示しました。 アナリストは目標株価を相次いで引き上げ、買い戻しを巻き込んで株価は一時15%超の上昇となりました。消費者銘柄の好調さが投資家心理を... 続きをみる
12/21 日銀の不埒な悪行で「ヘッジ誘発」による円高の可能性が高まる...
日本銀行は、20日の「金融政策決定会合」で長期金利の上限引き上げを決め、日米金利差縮小の思惑から実質金利の上昇に先んじて、外国為替市場で「円貨が急騰」する緊迫した状況が生まれました。何にも増して、ドル・円等の「円高」や「円安」は、我々の家計や企業活動に大きな影響を及ぼすのです。 実需のドル・円需... 続きをみる
12/21 日銀による不意打ち、騙し討ちの『金融政策の変更』...
報道によると、日本銀行は「金融政策変更は、事前通達等を行うことなく突然行う」旨を表明していたとあります。米FRBが懇切丁寧に根回しを行う『市場との対話』等をすっ飛ばして(決別して)、日銀は『関係者による密室の決めごと』で「政策変更をやりますよ、と伝えていた。」とあるのですが、一体全体、誰に・・・... 続きをみる
日本銀行が現状の大規模緩和を修正すると発表しました。これは、日銀による事実上の「金利引き上げ」となります。 この発表を受けて、日経平均は後場で大幅に下落しています。前場引けに比べて、一時600円超の下落となりました。めちゃくちゃ、投資家にとって迷惑な突然の決議です。株式、FX、債券取引で自殺者... 続きをみる
12/20 今日も何だかんだで、しつこい『株売り』が続く米国市場...
米利上げの継続が「米国景気を冷やす」との懸念から、しつこい「株売り」が続いている米国株式市場です。市場オープン前のプレ市場では、対前日終値を上回る株価推移が見られる状況下であっても、本市場が開くと「力ずく」で下げに向かわせています。まぁ、このようなことをするのは、超短期狙いの欧米ファインド以外、... 続きをみる
12/17 下らない物価水準、高インフレ率に苛立つFRB首脳...
米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合が開かれるたび、0.75%の金利引き上げが実施されました。これなど尋常の処置ではなく『異常』であることは論を待ちません。12月のFOMCでも、引き上げ幅が下がったとはいえ0.5%の金利引き上げが発表されました。 しかし、過去から米国を知る人は、この程度の金... 続きをみる
12/16【番外編】株価が下がるだけ、市場が崩壊する訳ではない...
今月、ダウ平均値が3万4千ドルまで上り詰めた後、12月13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げが決定されると、上げ基調の潮目が漸く激変したようです。 ダウ平均値は、いまだ、3万4千ドルを下回った程度・・・ 昨日、大きく世界の株式市場で株価が下落、今日もプレ市場において欧... 続きをみる
12/16 一日遅れの「米株売り」と「ドル買い」、欧州も利上げへ...
やっとまともな反応(金利引き上げによる株売り)が現われました。FRBが米国金利を0.50%引き上げると公表したにもかかわらず、各市場ではさしたる反応を見せず、パウエル議長会見に対して「酢の蒟蒻的な講釈を垂れる報道だけ」が目に付く程度でした。 欧州中央銀行も「主要政策金利を2.50%」へ引き上げ・... 続きをみる
12/15【番外編】投資家は、パウエル議長見解に『半信半疑』?...
米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.5%引き上げを決めてからも、米国10年物債券の利回りが上昇せず、ドル・円為替もほぼ平行線をたどっている状況です。これって変です、当然、日米金利差が拡大するので「ドル高、円安」にならなきゃ?・・・。 何か変な感触を感じていたんですが、本日、ブルムバ... 続きをみる
12/15 全く想定どおり、米連邦公開市場委員会の公表結果...
今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月13日-14日に開かれ、終了後、政策金利などが公表されました。発表内容に関しては、何も驚くことなどはなく、これ程予想と違わない「FOMCの結果」は、滅多にないことです。しかし、想定内で済まされては堪らない投資家、市場が荒れなくては困ってしまう投資... 続きをみる
12/14 一瞬で、アダ花と消え去った米国消費者物価指数『CPI』...
日本時間13日の午後10時30分過ぎ、さっそうと登場した「11月分の米国消費者物価指数(CPI)」。市場予測を下回る数値で、投資家はこの結果に飛び乗ったのです。ちなみに、発表された米国の11月消費者物価指数は前年同月比+7.1%(予想:+7.3%、10月:+7.7%)でした。 米コアCPI、過去... 続きをみる
12/13【番外編】今夜22時30分、11月米国消費者物価指数(CPI)の公表...
毎月公表される「前月分の米国消費者物価指数(CPI)」ですが、今年で最もホットなタイミングとなりそうなのが、日本時間の今夜22時30分に公表される「11月の米国消費者物価指数(CPI)」でしょう。 公表されるや否や米国株式のみならず、債券価格、ドル・円為替など、広範囲に亘って影響を及ぼし、しか... 続きをみる
12/13 今年も『サンタクロース・ラリー』がやって来る...
サンタクロースラリー(Santa Claus rally)は、「クリスマスラリー(Christmas rally)」とも呼ばれ、クリスマス(12月)から新年の1月にかけて米国株式市場の株価が上昇するというアノマリー【はっきりとした理論的な根拠を持つ訳ではないが、よく当たるかもしれないとされる経験... 続きをみる
12/10 何をやっても、直ぐには『物価高騰』が止まらない米国...
朝方発表された11月の米国生産者物価指数(PPI)が、投資家の期待空しく、当然のように市場予想を上回る上昇率となりました。結果、猛威を振るう「物価高騰、インフレ亢進」が米連邦準備理事会(FRB)に対して、利上げ継続を促すとの見方が固まったのです。 もっと、平均株価が下がってもいい筈・・・ する... 続きをみる
12/09 米株は自律反発! 金利引き上げ前、カリスマの上昇...
今週に入ってからの米株ダウ平均は、830ドル余り下げ続けています。少し冷静になって考えると、「短期間で売られ過ぎている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声も聞かれる程、ヒステリックに優良銘柄への売りが続いている状況です。 米失業保険の継続受給者数の増加が、相場を支える? 8日発表の... 続きをみる
12/08 未だ混乱が収まらず、迷走を続ける米国株式市場...
今日も冴えない米国株式市場の一日が終わりました。ダウ平均は対前日比△1.58ドルで形を繕いましたが、ナスダック総合指数は対前日比▼56.34、S&P500種別は対前日比▼7.34で終了しています。 対前日比のプラス圏に一瞬でも浮上すると、すかさず「売り」が入る展開です。今週に入って打ち続く「波... 続きをみる
12/07 今頃になって、FRBの本気度に身震いする投資家たち...
12月13日-14日に開催される「FRBの金融政策を決める会合(米国連邦公開市場委員会)」を前にして、ようやく投資家達はFRBの本気度を深刻に捉え『引き続く、金利引き上げに身震い』し始めたようです。 『ひとまず売り』『取り敢えず売り』が続く・・・ いつもの如く、金利高に比較的弱いとされる「ハイ... 続きをみる
12/06 FRBの対インフレ策は『利上げ継続』に落ち着く...
11月30日に行われた「パウエル議長の講演」後、『過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ舵を切るFRB』との市中解釈が幅を利かせ、投資家が万歳三唱する活況の中で、「① 米国株式の高騰・② ドル安・③ 債券利回りの低下」が瞬時に見られました。 12/01「過剰な引き締めは望ま... 続きをみる
12/03 論語にある『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』...
『論語・学而』に「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。(過失を犯したことに気づいたら、すぐに改めなければならない。)」とあります。過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに改めるべきだという戒めです。 リッチモンド連銀総裁、長期的な労働力供給の制約で高インフレ継続も - B... 続きをみる
12/02 今や、投資家の関心は「ドル安の外国為替」にあり...
ドル安が止まらず、ドル・円の外国為替は135円/ドル台に突入する始末です。巷云われているのは、米国10年物債券利回りの低下に伴う『日米の金利差の縮小』によるものです。ほんの数週間前まで、日本政府が「円安進行の阻止」を掲げて為替介入する程、円貨の下落に頭を悩ませていましたが、今では状況が反転...... 続きをみる
12/01【番外編】パウエル議長の講演内容、真逆の解釈が出始める...
ブルムバーグ紙に次のような米国時間11月30日に行われた「パウエル議長講演」の主な解釈と異なる論調記事(2022年12月1日 12:13 JST発)が出始めています。一般的な解釈は、当ブログでも書き綴ったような「過剰な金融引き締めは望まず、早ければ12月にでも利上げ減速へ舵を切るFRB」ですが・... 続きをみる
12/01「過剰な引き締めは望まず、利上げ減速へ」これが株高へ誘う...
米国株式市場は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて、12月会合での利上げ縮小観測が強まり、ハイテク株などへの買いが優勢となりました。特に、月末特有のお化粧買いも巻き込んで、取引終了にかけて株価の上げ幅を更に広げてこの日の高値で終えたことは特記ものです。 パウエル氏が発した数分... 続きをみる
11/30「タカ派姿勢のFRB議長」講演前、されど米国株は高値を維持...
本日、連邦準備制度理事会(FRB)パウエル議長は、ブルッキング研究所主催の「経済と労働市場に関する討論会」で、基調講演が予定されています。12月FOMC前のブラックアウト期間入り前では、最後の議長発言になることでしょう。昨今、講演要旨を紙ベースで報道に公開する事が流行っています。 パウエル議長は... 続きをみる
11/29 FRB高官が「利上げは継続」の強烈パンチを放つ...
セントルイス地区連銀ブラード総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、従来からの主張の繰り返しになるコメントをダメ押し的に次々と発しています。これは、あまりにも「急激な米国債券利回りの低下」、「米国株価高騰」、「ドル安進展」などが現われているので、投資家への戒める目的である。と、私は捉えていま... 続きをみる
11/26 「利上げペースが減速する」との期待が相場を支える...
「株式市場では『まもなく利上げペースが鈍化し、来年の早い段階で利上げが停止するとの期待を強めた。』との声が強まっている」と煽っています。しかし、私などは『過大過ぎる期待感』との認識でいるので、随分と異なります。 利下げではなく、利上げ幅の縮小が期待されるだけ・・・ 単に『利下げではなく、利上げ... 続きをみる
11/24 「近々、利上げ幅が減速」 FOMC要旨(11月)で判明...
23日、米連邦準備理事会(FRB)は11月1日~2日に開催した「米連邦公開市場委員会(FOMC)」の議事要旨を公開しました。予想されたとおり、高インフレ収束には懐疑的な意見が多数を占めた一方、大多数の参加者が「近いうちに、利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い」に賛同したとあります。... 続きをみる
11/23 米国「S&P500種株価指数」が4千台を回復(4,003.58)...
『遂に』というべきか、『漸く』というべきか、米国株式市場の代表的株価指標であるS&P500種株価指数が、9月12日以来となる4千台を回復(4,003.58)しました。 3大株価の上昇は、米国の政策金利が一直線で大幅に上昇している最中の出来事で、これぞ教科書には解説されていない『美人投票と評され... 続きをみる
今日は「金利引き上げ談義」が一服、中国での「新型コロナウイルスの感染拡大」が再び注目を浴び、世界経済が一段と減速するとの懸念が増幅して各方面に伝播したたようです。 中国と経済的な結びつきが強い「欧州経済の減速」につながるとの観測が再浮上、ドル買い・ユーロ売りが強まりました。そして、お決まりの「... 続きをみる
11/19 動意に乏しい「米国株」、年末に向けて仕込みが続く?...
過去から米国株式市場をデータ分析すると、例年11月から翌年1月の3カ月間は、1年の内で最も強くて、そして高値の時期であることが知られています。そのため、目ざとい個人投資家などは、10月末までに米国株式へフルインベストして、目一杯株式を買っておくことが意気盛んでした。 今、年末の株式売却→利確に向... 続きをみる
11/18「利上げペースを落とす」等、一言も発していない(FRB高官)...
17日朝、セントルイス連銀のブラード総裁が講演で、今の政策金利について次のように「まだ十分に景気に制限的な水準に達していない」「インフレを鈍化させるため金融当局は政策金利を最低でも5.00-5.25%に引き上げるべきだ。」と言及しました。 前日には、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が、「利上... 続きをみる
11/17 米国、インフレ「鎮静化」Or「亢進化」の見方が交錯する?...
16日、米労働省が発表した「10月の輸入物価」は前月比で0.2%下落しました。石油製品の価格下落と外国為替市場での『ドル高』が押し下げ、4カ月連続の下げとなった模様です。しかし、意に反して「10月の米小売売上高」は、前月比1.3%増となっていました。 米輸入物価、10月は4カ月連続で下落 インフ... 続きをみる
11/16 ロシア、ミサイル発射! 着弾は噂の地点(ポーランド・ウクライナ国境)...
ポーランドのラジオ局Zetは、国内へミサイル着弾の報道。ウクライナとの国境から約6キロメートル地点にロケット弾が落下したと伝えています。 ロシアのミサイルは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドを襲い2人が死亡したと、AP通信が報道しています。「ポーランドは臨時国家安全保障会議を... 続きをみる
11/15 先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったのか?...
寄り付き前の「ブレ市場」の動向をチェックしていたら、3大株価指数は下落していたので、案の定、先週は『弱気相場の一時的な上昇』だったと思える程でした。しかし、本市場がオープンするとジリジリと平均株価が上昇、そのままで押し切るかと思いきや、終了間際、一気に「急落」しています。 弱気相場の中での「一時... 続きをみる
11/12 ハイテク株に資金流入、米国株が続伸! 暗号資産は壊滅状態...
前日約1200ドル上昇した反動から、利益確定のために株を売る動きもあった一方、米国のインフレ(物価上昇)が和らぐとの期待が相場を支えた模様です。 株式に限ると、利上げ開始時から激しく売り込まれていた、ナスダック市場の「ハイテク系銘柄」への資金流入が顕著で、踏み上げを喰らった「売り方の買戻しが加... 続きをみる
11/11【番外編】また、国民から離れてしまった岸田首相・・・
颯爽と登場した岸田さん。自民党カラー最後の人となるであろうと見ていましたが、何の何の、故安倍元首相さえ足元にも及ばない「出来損ない」の【からくり人形】でした。 今回は日刊スポーツの紙面をお借りして再度取り上げ、任命者の岸田首相も「同じ穴の狢」であることを公にします。前もって言いますが、私は保守... 続きをみる
11/11 米国株式市場、溜まりに溜まったマグマが噴火する...
現地10日に発表された「10月の消費者物価指数」が市場予想を下回ったことで、『利上げのペースが減速する』との見方(株式市場は好感)が強まり、3大株価指数は大きく上昇しました。ダウ平均株価は1200ドルを超える強烈な値上がりとなった他、外国為替市場では1ドル=140円台前半まで円高が進みました。 ... 続きをみる
11/10 待ち切れず、米国株式市場は『総売りの暴走へ』...
米国中間選挙の結果・発表が遅々として進まない中で、米国株式市場は待ち切れずに『総売りの暴走』の挙に出ました。チンタラしているから、良からぬ噂を立てられるんです。何ごとも取り組む早さ、処理する速さが大事です。これ、小学校で習わなかったかな? ダウ平均株価の終値は、前日に比べて646ドル89セント... 続きをみる
11/09 中間選挙後、米国株上昇の歴史は繰り返すのか?...
昨日と本日、米国株式市場は寄り付き後から売り買いが交錯、それぞれの思惑を内に秘めて取引が進んで行きました。長期金利が幾分下がったとはいえ、10年債券は4%を優に超える程の利回りで推移しています。しかし、ここ2日程は急激に利回りが下がり始め、ドル安が目立ってきています。 関係者は「特に今回の中間... 続きをみる
11/08 米・中間選挙後の『ねじれ議会』好感で、米株が続伸...
いよいよ明日に迫った米国中間選挙の投票日。事前予測では、下院においては共和党の過半数を抑えて完全勝利、上院においても共和党優勢が伝えられる中、バイデン大統領・政権の政党(民主党)と議会の多数党(共和党?)が異なる『ねじれ議会』となる可能性が高まっています。 『ねじれ議会』は、投資家の願ったり叶っ... 続きをみる
11/07【番外編】ここ一年における、GAFAMの株価推移(その2)...
GAFAMとは、世界で圧倒的な存在感を見せる多国籍IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。全て米国企業で、今やこれら企業が提供するサービスは、社会インフラとまで言えるほどに私たちの生活に根付いてしまっ... 続きをみる
11/06【番外編】ここ一年における、GAFAMの株価推移(その1)...
GAFAM、IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。世界市場で圧倒的な存在感を見せるGAFAM。今や、これら企業のそれぞれのサービスは、社会インフラとまで言えるほどに私たちの生活に根付いています。 G... 続きをみる
11/05 次は「米中間選挙(11/8)」、既に底打ち?『米国株』...
4日、恒例の『前月分米雇用統計』の発表が行われ、強弱入り交じる内容でした。数ヵ月前までなら、発表されたデータでは「大幅利上げ確定」のコメント発出と共に、株売り・債券売りが見られたのですが、今では落ち着いたものです。 様変わりとは、このことを言うのでしょう。しかし、底辺で「経済堅調、再利上げ」の... 続きをみる
11/04 FOMC後2日目、長期金利が一時4.216%まで上昇...
11月1日~2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了して今日で2日目。今回の利上げで、フェデラルファンド(FF)金利の「誘導目標レンジは3.75-4.00%」となりました。これは2008年以来の高水準な数値です。 投資家が懸念した、FRBパウエル議長の発言... 投資家が期待していたF... 続きをみる
11/03 4会合連続0.75%の引き上げで、市場は疲労困憊...
日本時間、11月3日の午前3時過ぎから米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、11月1日~2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の検討内容を公表しました。予測どおりの内容でしたので、金融市場が騒ぐこと自体、ちゃんちゃら可笑しいです。 パウエル議長、ピーク金利は従来想定から上昇-利上げ... 続きをみる
月替わりが無事に行われました。一応の区切りなので、次のとおり「2022年10月の配当・分配状況」を取りまとめました。 MO アルトリア グループ 1,011ドル PM フィリップ モリス インターナショナル 587ドル JEPI JPモルガン エクイティ プレミアム ETF 1,157ドル JP... 続きをみる
11/02 「雇用指標」が堅調で、高PER銘柄への売りが続く...
『風が吹けば桶屋が儲かる』の例え話と同様、『雇用指標が堅調で、高PER銘柄への売りが続く』が、易々と成り立ってしまうことにビックリします。 11月1日発表の9月の雇用動態調査(JOLTS)では、非農業部門の求人件数が前月比で2カ月ぶりに増加、市場予想を大幅に上回った模様です。米国の雇用状況は「... 続きをみる
11/01 米国で連邦公開市場委員会(FOMC)が始まる...
いよいよ、世界の投資家が注目する11月の連邦公開市場委員会(FOMC)が、米国で開かれます。 4会合連続で0.75%の利上げ実施は、既に織り込み済み? 米連邦準備制度理事会(FRB)は、11月1日から11月2日にかけて開催する「連邦公開市場委員会(FOMC)」で、4会合連続で0.75%の利上げ... 続きをみる
10/30【番外編】GAFAMを再評価! 一株でも保有すべき?...
今年の春以降、3大株価指数(平均株価)が同年1月のピーク時から20%近く下落しています。このような時こそ「苦しい時の神頼み」の如く、投資家達は『GAFAM』に頼って、これらの保有比率を上げているのが普通です。先週、それを狙い撃ちするように、決算データの悪化を煽った、半端ない程の『売り方の絨毯爆撃... 続きをみる
今日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が膨らむ展開となりました。敢えて、このような市場を表現するなら、下段のようなフレーズがお似合いでしょう。 株マニアにとっては、今日が週末であろうがなかろうが、翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、連続して0.75%の金利引... 続きをみる
10/28 次の標的(売り)は、アマゾン・ドット・コム【AMZN】?...
アマゾン・ドット・コム【AMZN】ファンの方に朗報?です。GAFAMの四半期決算発表後の株価急落ツアーに【AMZN】も仲間入りとなりそうです。同社株は、第3四半期決算受け時間外取引において、株価は15%の大幅安で推移しています。但し、徐々に株価は回復に向かって(株価上昇して)います。(日本時間2... 続きをみる
10/27 米メタ、四半期決算と今後の見通しが「メタメタ冴えず」...
米国時間26日の午後5時過ぎ頃、フェイスブックを運営する「米メタ・プラットフォームズ」は、第3・四半期決算を発表しました。 目を引く、最大SNSの銘柄・・・ 特に注目したのは、17時に発表後、時間外取引で市場終値の株価から「20%近く急落したこと」。そして、「年始からの株価急落が半端じゃないこ... 続きをみる
10/27 「米金利低下」+「ドル安(円高)」+「米株続伸」...
昨日発表された「10月の消費者信頼感指数」が前月から大幅に低下(102.5、▼5.3)したことで、売り込まれていた米10年物国債が買い戻されて大きく利回りが低下しました。 こうなると、買われていたドルに強い売り圧力が掛かかって「ドル安・円高」へ転換、1ドル146円台が出現しています。 10/2... 続きをみる
10/26【速報】米ハイテク銘柄が「時間外取引で軒並み安」状態...
3日営業日連続で上昇したダウ平均値ですが、26日の取引終了後に第3四半期決算を公表した「米ハイテク・半導体」銘柄の決算内容が『今イチ』と解釈されて、市場終了後の時間外取引では「軒並み売られて」大きく株価を下げています。が、しかし・・・! 米ハイテク・半導体株、時間外で軒並み安-大手決算が期待外れ... 続きをみる
米国株式市場は、週明けから比較的強気の上昇を記録しています。根底に横たわっているのは『FRBの利上げは想定している程に続かない』というもので、年明け以降は金利水準の維持が図られ、景気減速の兆しが見られれば『利下げも期待できる』とい理屈に、株式市場が支配されつつあります。 10月の「消費者信頼感指... 続きをみる
10/25『利上げペースが緩む』との観測気球が上り始める...
週を跨いでも、ここ一週間の市場における話題は「米連邦準備理事会(FRB)は、年内に利上げペースを緩める」との見方が幅を効かせていることに尽きます。 報道記事を「金科玉条」として崇め奉る... 先週末、米紙のウォール・ストリート・ジャーナルは、「FRBが11月初旬に開催される金融政策会合で、0.... 続きをみる
10/24【速報】ドル・円は、149円後半から145円後半に急騰...
何があったのか?円が急騰を演じています。 取り引きなさっている方々、くれぐれも爆死して成仏とならないように・・・。 これで、本日午前9時からの市場開始が楽しみになって来ました! 日銀による『為替介入』があったのか否か? 一時145円56銭まで下落。 単に、為替介入を装った取引であったのか否か? 午... 続きをみる
10/24【番外編】「円安・原油・米国選挙」が、今週の重要項目...
米長期金利が上昇しているにもかかわらず、米国株式市場は「戻し始め」ています。ダウ平均で云うと、3万ドルが「壁」となって大きく立ち塞がっているが如くです。 何度でも申し上げますが、『売り飽き』機運が投資家や投機家に蔓延し始めて来ているので、ここいらで「大きく、株価の上げ下げをぶちかまして・・・」... 続きをみる
10/23【番外編】必然的に『ドル高・円安』は、再加速する...
日本銀行は、為替トレーダーや投機家どもを出し抜いた形で、日本時間10月21日(金)午後11時45分過ぎ頃に、『円買い・ドル売り』をNY市場で実行したようです。 「ようです」と申し上げたのは、日銀が公的に「為替介入を行いました」とのアナウンスを行っていないので、「推測の域をでない」からです。 1... 続きをみる
10/22 ダウ平均3日ぶり反発748ドル高、3大株価指数上昇...
ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発、前日比748ドル97セント(2.5%)高の3万1082ドル56セントとほぼ1カ月ぶりの高値で終えています。ナスダック総合株価指数も3日ぶり反発し、前日比244.872ポイント(2.3%)高の1万0859.716で終了しました。 株式ファンドへの資金流入続く、... 続きをみる
日本時間の21日(金)23時台、ニューヨーク市場で円相場は一時、1ドル=151円94銭まで値下がりしていましたが、この直後に円相場は一転して円高方向に大きく値上がりしました。日本時間の22日(土)2時過ぎ、ニューヨーク市場で円相場は、147円台前半で取り引きされています。 ドル円が乱高下、一時1... 続きをみる
10/21【速報】円安になるのは、円紙幣を持ちたくないから...
朝や昼、夕刻の報道番組でも「円安」を取り上げ始めました。当然ですが、見通しを掴むのが遅すぎるのが『各社報道ステーション』です。 生活必需品の値上げ、低所得者の生活困難という『定番』から、新聞社の嫌がる「消費税の税率引き下げ」を言及するコメンテーターも現れ始めています。今、1日で1円近くも円が売... 続きをみる
10/21『4.21% 対 0.25%』、米国と日本の10年国債利回り...
節目とされた150円/ドルを突破しました。円相場は、日本時間20日の午後4時40分頃、1ドル=150円台へ値下がり突入し、1990年8月以来およそ「32年ぶり」の円安水準を更新しました。日本時間の21日午前7時を過ぎても、150円台を何とかキープできています。頑張れ、投機野郎共!! 円安へ転がり... 続きをみる
10/20 米経済「需要減速で先行きに不安」、地区連銀報告...
報道によると、米連邦準備理事会(FRB)は、19日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表し、8月末以降、米経済は「穏やかに拡大したが、需要の減速を受け今後の見通しへの不安が広がった」と総括した。 人手不足や賃上げ圧力が続く一方、一部の地区では景気後退を懸念し人員採用の見送りを検討していると... 続きをみる
10/19 NY株式市場は続伸・・・。決算好調?で株買い...
米国の主要企業における2022年7~9月期決算が相次いで市場予想を上回り、業績懸念が和らいだ模様です。金融のゴールドマン・サックスは売上高と1株利益が市場予想を上り、同業のJPモルガン・チェースへの買いも続いています。 WHY? 何故、今のこの時期に株価が上がるのか? 一言で申し上げると「10... 続きをみる
10/18 そろそろ限界? 株式市場に「売り飽き気分」が充満...
金利を引き上げても、下がり難い「インフレ」「物価高」に対して『業を煮やし始めた米国株式市場...』といったタイトル記事が、難なく書けそうな一日の動きでした。 「銀行決算が好調」の株高事由を挙げた市場論理... 株価が上がった事由は、「銀行決算が好調であった」とあります。FRBに歩調を合わせて貸... 続きをみる
10/17 私の「AT&T のスピンオフ」確定申告対応(参考例)...
現地2022年4月8日、保有していた特定口座のAT&T銘柄3210株が「AT&T : WBD = 1 : 0.241917」の割り当て比率でT株とWBD株に分割されました。両株共に一般証券口座へ入庫・移行されたのです。 なお、WBDの端数株については、自動的に売却が行われてドルで入金がありまし... 続きをみる
10/17【番外編】これから来るであろう、米国の景気後退は怖くない…
今が「労働者使い捨ての時代」なのか否かは分かりませんが、今後とも大企業は「株主と経営者」に自社利益を厚く還元します。この傾向は強くなることはあっても弱まることはありません。 「労働者は使い捨て」時代を前にして… 別な意味で、西側先進国が拠り所とした「近代経済学は廃れ」、低賃金労働者のバイブルで... 続きをみる
10/16 米銀の7~9月期決算、利ザヤが景気減速より勝る...
注目の米国主要銀行決算が10月14日から始まっています。対象期間は2022年7月~9月です。総じて発表後、当該金融機関の株価は上昇していますが・・・。 米金融大手、大幅減益 景気後退を警戒―7~9月期:時事ドットコム JPモルガン17%減益 7~9月: 日本経済新聞 米国は銀行の決算発表が先陣を... 続きをみる
10/15 ドル・円は148円台、『円安という黒船』は我が道を行く...
日本の金融政策にいる政府高官たちは、一様に「急激なドル・円の為替変動は許容しない」とクギを刺します。あくまでも『急激な...』という形容詞付きであることを、我々は理解する必要があります。 次の為替介入ライン、10月中は150円台/ドル?... 9月に行われた日銀の為替介入は、短期に6円/ドル以... 続きをみる
10/14 来年1月、早くも『0.75%幅の利上げ』説がくすぶる...
9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.2%上昇... 9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.2%上昇しました。伸び率は約40年半ぶりの大きさとなった6月の9.1%から「3カ月連続で縮小」しましたが、依然として高い水準にあります。市場予想を上回ったことで、驚きをもって迎えられた米国... 続きをみる
9月米消費者物価指数(CPI)が、コア指数ともに市場予想を上回る結果となったことを受けて、 ドル/円は147.42円 まで急速に値を上げています。更に、米国ダウ平均先物は、400ドル安と急落しています。 円は1ドル=160円に下落も、日銀ではなく米当局の姿勢次第-シティ - Bloomberg ... 続きをみる
10/13 世界で積み上がる現預金、運用は『MMF(短期証券)』で...
経済や金融情報の配信・通信社であるブルムバーグによると、「米金融当局のタカ派姿勢は至る所で嵐を誘発し、あらゆる資産クラスで吹き荒れる中、株式や債券、クレジットや暗号資産(仮想通貨)に至るまで、各市場に参加する投資家は誘発された嵐から逃れる場所として、今や現預金化に向かっている。」とあります。 現... 続きをみる
10/12 世界は米国主導で、脱グローバル化・閉鎖化へ向かう...
今ほど『半導体に逆風』が吹き荒れている時はありません。つい数カ月前には「半導体不足」が叫ばれていたのが嘘のようです。 需要は激減の様相を示す・・・ メモリーチップブームが止まり、ここ数カ月の価格下落を受け、サムスン電子やマイクロン・テクノロジーをはじめとする「半導体メモリーの世界大手」は厳しい... 続きをみる
10/11 週始まりは、お決まりの『株価下落でお出迎え』...
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が強烈な一手を放ちました。米CNBCが「リセッションの可能性を示す指標」として、次のように報道しています。 暴走するインフレ昂進 FRBによる大幅な利上げ ロシアのウクライナ侵攻 FRBによる量的緩和(QE)政策の逆戻... 続きをみる
10/10【番外編】ここからの株取引は、投資家の性格に依存する...
著名アナリスト達や名だたる投資家達は、一様に「長い不況のトンネルに入り込む可能性が高まっている。」と警告を発しています。米国企業の経営者に景気後退の質疑を投げると「1年以内に米国経済はリセッション入りする。」と90%以上が答えています。 右も左も真っ暗闇です。もっとも、彼ら・彼女らは「体裁を繕... 続きをみる
10/09【番外編】いつの間にか、ドルが貴重な通貨になっちゃた⁉︎…
こう毎日、ドル高だ、円安だと騒ぎ立てられると、臨時収入を得て「円からドル転する」にしても「140円台に高騰した円貨に気が引ける」ばかりで、皆さん方も、なかなかドル買いに踏ん切りがつかない事でしょう。 住信SBIネット銀行で円をドルに交換する方法 - たぶろぐ 私の実体験では86円の円/ドルを経... 続きをみる
10/08 雇用統計の発表後、少し間があって、株価は下ったような...
恒例の「前月分の雇用統計」が発表されて、失業率や就業者数が予測値より(経済活動から判断して)良好であったために、『株(価格)安、債券(価格)安、ドル(円安)高』が発生しています。残念ながら、FRBの「大幅利上げ継続」の見方が勝利した模様です。 瞬く間に、世界の投資家へ伝播... 誰も旗を振った... 続きをみる
10/07【速報】9月雇用統計の公表を受け、ドル/円は145円台へ...
9月非農業部門雇用者数は予想を上回り+26.3万人(予想:+26.0万人、8月:+31.5万人)となりました。 9月失業率は予想を下回り3.5%(予想:3.7%、8月:3.7%)となりました。 ナカナカ微妙なデータです。なお、米雇用統計発表後、本日は「ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁」、「カシ... 続きをみる
10/07【速報】バイデン大統領、「核兵器使用の脅威」に直面すると警告...
昨日、バイデン米大統領が次のとおり発言しました。 今の状況が続けば、キューバ危機以来で初めて核兵器使用の脅威に直面する。 ロシアの核攻撃が現実味を帯びてきていることに要警戒です。 今年2月にロシア軍がウクライナ侵攻を開始した時、米国は敢えてロシア軍の進行範囲や時間帯の予想をオープン化して公... 続きをみる
10/07 米国債利回り急上昇、円安(145円)が再熱した...
案の定、米国時間の7日に発表が予定されている「9月の雇用統計」を前にして警戒感が強まり、日本時間7日午前5時過ぎには、次のように投資家は手持ちのポートフォリオを修正して、組み替えた模様です。 『米国債10年利回り』が対前日比+1.72%の3.824%まで上昇(債券売り) 『ドル/円為替』が145... 続きをみる